何故、今この「シンドラーのリスト」を取り上げるのか。
少し前に観た「ホテル・ルワンダ」の事を書いた記事の中で、
”アフリカ版シンドラーのリストみたいだ”と書いたんですが、
それから、なんか無性にこの映画を観たくなったんですね。
もちろん、一度は観ているので”アフリカ版~…”と書いたんですが、
でも、その”一度”も思えば十数年前…、
この映画が公開されて、ビデオ(当時)がレンタルされ始めた時に観たはずなので、
公開年からすると、恐らく自分が中学生時分の話だと思います。
そして、観た記憶があるのも、その”一度”っきり…(爆)
まして、今思えば、
「こういう時代のこういう事をした人の話」という位の記憶はあるんですが、
その当時、どれだけ本当にこの映画を理解して観てたのかなぁという
自分自身への疑問も沸いてきちゃいましたので、
これはもう、もう一度観るしかないな、っと。
そう思ったわけなんであります。
はい、やっぱり観てよかったです、凄く。
年が経つと、これほど見方も変わるもんなんだなぁというか、
やっぱり記憶にないシーンの方が多いくらいでした…(汗)
そういう意味では、一度観た映画とはいえ凄く新鮮な気分で観れましたし、
公開から14年程経つ作品ですけど、今ある新作の映画なんかと比べても
全く見劣りする事なく観れる、映画自体の質の高さにも驚きました。
というわけで、点数を付けるのもなんなんですが、
当然の如く10.0。
映画って面白いなぁと。
改めてそんな風に思わされる凄い映画でしたね。
というわけで、また来週。御機嫌よう_(._.)_
……って、違った違った。
では…もういらないとは思うんですけど…
一応貼っておきます、これ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88
(”ホロコースト” Wikipedia)
子供のころから、基本的に勉強とかが嫌いな性分ではありますが、
何故か社会科…とりわけ歴史に関しては妙に興味があって、
社会の教科書だけは熱心に読んでた記憶があります。
その中にも当然、第2次世界大戦…
この”ホロコースト”に関する記述もあるわけです。
そして、その流れでNHKなんかの特集番組も結構見てきて…、
ま、所詮興味程度の知識しか持ってないんですけど、
それでも、いつもこの件に対して思うことがあるんですね。
なんで、あのキ○ガイのチョビ髭のおっさんを撃ち殺す
ドイツ人はいなかったの?って。
ユダヤ人が可哀想とかより、ドイツ人に対しての怒り。
これです。
なんで、あのキチ○イ………(略)………の?って。
だって、弾一発で済む話ですし。
600万人も殺害する手間かけるなら、
そっちの方が断然手っ取り早いじゃないですか。
そんっっなに無理な事だったんですかね、奴に銃を向けるのは。
それっっくらい怖かったんですかね、その行為を実際に行うのは。
それとも、そんっっなけ心酔してたんですかね、あのチョビ髭のおっさんに。
?………いえいえ、自分なんかにはとても無理なのはわかってますよ。
というか、側近にすらなれませんよ、あの時代に生きてても…(笑)
でも、そんな風に思うドイツ人が本当に一人もいなかったのかなぁと、
怒りと同時にいつも不思議にも思うんです。
とはいえ、上に書いたような知識しかない自分にでも、
この”弾一発”で終わってしまう時代に、
”ナチス”に反して人一人殺すのも、人一人救うのも、
どれだけ大変……なんてもんじゃないくらい大変なのかはわかります。
なので、そんな中で1100人以上もの人の命を救った、
このオスカー・シンドラーという人は、物凄く大変素晴らしい人だと思うんです。
もう、ほんと、できる・できないで言ったら、
あんなキチガ○の分身がウヨウヨいる所でこんな事できないですよ…(笑)
”命を懸けて…”なんて言葉も軽々しく聞こえるくらい、
まさに自分のすべてを懸ける覚悟がないとできないこんな事を、
実際に行動として起こす勇気があるだけでも凄い人だと思いますね。
”そういう人が実際にいた”という事を、多くの人が知るきっかけになっただけでも、
スピルバーグ監督がこの映画を撮った意味があると思いますし、
自分もこの映画を観た甲斐があったと本当に思います。
DVDの特典として収録されていた、
実際にシンドラーに救われたユダヤ人の人達へのインタビューで聞いた、
”絶対に人を憎むことはしたくない”というこの言葉も凄く印象に残りました。
この映画の好きな所は、本来は当たり前なんですが、
”一人の命の重さ”を凄く重要に扱ってるところですね。
映画の終盤でもシンドラーが実際に口にして泣き崩れていましたが、
「この金のバッチで、あと一人の命が救えた…」。
他にも、時計、ライター、タバコ、酒、金…あらゆる物を差し出し、
惜しげもなく”ユダヤ人の命を買っていた”場面を敢えて強調していたのは、
シンドラーにとって”これほど安い買い物はない”という事だと思いますし、
その逆の立場のナチスの人間が、どれほどユダヤ人の命を軽んじていたかという
対比にもなっているシーンだと思います。
あと、”映画”を観ている人間、
画面の(スクリーンの)中でしかこういう状況を見ない自分のような人間にとっては、
あまりに大量の人間が殺害されていくシーンを続けて見ていると、
少し冷めた…残酷な言い方をしてしまえば、
(また誰かエキストラが撃たれた)というような見方をしてしまいがち…
だと思うんですね…(苦笑)
さすがにちょっとひどい言い方ですけど…。(フォロー)
でも、そこでスピルバーグ監督が、
(そんな人間、どうでもいい人間なんていないんだ)という想いで…、
そんな風に”簡単に死んでいく人達”をそう思わせない為に登場させたのが、
あの”赤い服を着た女の子”だと。
勝手にそう思い込んでるんですけど。
うん、そこが、この映画の”好き”なところですね。
これを見ると世界が変わる…とかは全く思いませんが、
世界中の人が一度は観てもいい映画なんじゃないかな、
とは思わせてくれる映画だと自分には思えました。
あと、これ余談というわけでもないんですが。
いつも、映画を観てこのブログを書くまでは、
なるべく観た映画のレビューとかは読まないようにしてるんですね。
まぁ、それを見たから自分の感想が変わるとも思わないんですけど、
できるだけ、自分が映画を観て感じた感想を書きたいなと思ってのことでして。
でも、この映画に関しては、もうだいぶ前の一度は観た作品ですし、
実際に観ていたく感銘を受けましたので、ちょっと覗いてみたんです。
こう、コーヒーなんかを片手に持ちながら。
これも映画を観たあとの密かな楽しみなんですな。
投稿者:渚のバルコニーさん ★★★★★
…………なのである。
したがって、この作品は老若男女問わず
是非、一度は観てほしい映画だと小生はおもうところである。
_、_ ふむ、いいねぇ、渚のバルコニーさん。
( ,_ノ` )
ζ 全くもって言い得て妙だ。
[ ̄]'E
投稿者:ラララ・LOVE SONGさん ★★★★☆
……だと思いました。
そういう部分で私はちょっとどうかなと感じましたが、
でも、それ以外の部分はとても感じる事の多い映画だと思います。
_、_ なるほどね、そういう見方もできるわけか。
( ,_ノ` )
[ ̄]'E ズズ ラララ・LOVE SONGさんの意見、しかと心にブックマーク。
投稿者:赤い三連星さん ★★★☆☆
………だったかなぁ。
でも、最初「シンドラーのリスト」ていうから、
サラ金のブラックリストの話かと思ってたら、なんか違ってびっくりした。
_、_ あるあ……ねーよwww
( ,_ノ` )
[ ̄]'E ブーッ って、赤い三連星もねーよww (注:HNは全て架空のHNです)
_、_ いやぁ、しかしみんな色々な意見で面白いなぁ。
( ,_ノ` )
[ ̄]'E ズズ 十人十色と言いますか、ね。
じゃ、次のレビューを。ポチッと…。
投稿者:映画大好き!^^さん ★☆☆☆☆
……でした^^
でも、ちょっと私には主人公のシンドラーが、
いつユダヤ人救出に目覚めたのかがわかりづらくてイマイチでした^^;
_、_
( ,_ノ` ) ・・・・。
[ ̄]'E
いつユダヤ人救出に目覚めたのかが……
_、_
(; ,_ノ` ) ・・・・・・・・・。
[ ̄]'E

_、_
(;; ,_ノ`;)
iiiiii E
[ ̄]',, ガチャーンッ!
いやいやいやいやいやいやいや…
いやーーーーーん、も、いやーーーーーん(;´д`)
いやいやいや、最初から最後まで全編通して描かれてませんでした…??
全編通して描かれてたし、もうはっきりとわかる、
丘の上からゲットー退去時の惨状を見るシーンまで、わざわざあったじゃないですか?
いやーーーーーん、も、いやーーーーーん(;;´д`)
いや、というかもう、わざわざどのシーンがとか言わなくても、
あなたの胸に聞いてみるのが一番早いじゃないっ、と。
それが、シンドラーがユダヤ人を救う十分な動機じゃないっ、と…。
もう、この人がこの映画を観ても何も思わない人だと言うなら仕方ないですけど…。
ま、この人がっていうか、こういう意見を書いてる人が結構いるんですね…。
これは、一体どこを見てたらこういう意見がでてくるのかと…。
ほんっっっとっ、不思議でしょうがないんですね…。
もちろん、感想は人それぞれあっていいと思うんですけど、
これはもう、感想以前の問題で、漫画でも見ながら観てたとしか思えないですよね…。
パーマン見てたんですけど、
いつドラえもんが出てくるのかわかりませんでした^^;
っていうくらい素っ頓狂な意見だと思うんですよ。
違いますかね、この例え。
たぶん違いますね、いや、すみませんホント。
いやぁ、それにしても……アンビリバボーアンビリバボー…。
…というわけで、
今回はこの辺でお開きにさせていただきたいと思います_(._.)_
それでは_(._.)_ツカレタ…
※前回と今回、Wikipediaへのリンクを貼らせていただきましたが、
手違いで正常に開いてない事にさっき気がつきました(爆)
どちらも修正&別窓で開くようにしましたので、是非ご利用下さい。
ご迷惑をおかけしました、あしからず_(._.)_
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