2008年5月31日 (土)

マンデラの名もなき看守 [映画]

Mandera1

★★★★★★★★★

http://mandela.gyao.jp/ (マンデラの名もなき看守 公式サイト)



「マンデラの名もなき看守」

観てまいりました。




原題「GOODBYE BAFANA」



たまにありますよねぇ。


こう、これ、ず~っと観てたいなぁ…っていう映画。



ありますねぇ。


この映画を観てる最中に、まさにこう思いましたねぇ。



ああ、これ、8時間くらいないかなぁ…って。



ほんとにそう思いました。


いや、なんでしょうねぇ、これは。



別に、そんなにほのぼのした映画でもないんですけどね。


そんな、ほのぼのロードムービーみたいな。



そんな映画じゃないんですけど、何故か心地良い



何故か心地良かったんですねぇ。


これはなんでしょうね、ほんとに。



ほんとに、8時間くらいあっても全然観れましたね。


これは。




Mandera2















アパルトヘイト政策により、黒人が差別されている1968年の南アフリカ


白人看守のグレゴリー(ジョセフ・ファインズ)は、

ネルソン・マンデラ(デニス・ヘイスバート)が収監されているロベン島の刑務所に赴任。


マンデラの故郷の言葉であるコーサ語を操ることができるグレゴリーは、

マンデラらの秘密の会話をスパイするよう命じられる。”




南アフリカ初の黒人大統領であるネルソン・マンデラがですね、

政治犯として刑務所内で過ごした”27年間”にスポットを当てた。


そんな映画なのですね、この映画は。



そして、そのマンデラらを監視するために赴任してきた、

黒人を劣等な人種と決め付け、アパルトヘイト(人種隔離政策)にも賛同している、

ジェームズ・グレゴリーという男がです。


このマンデラと出会った事によって自らの人生を見つめ直し、

そして、マンデラとの間に芽生える”友情”をも描きだしてみましたよ、と。



そういう事なんです。




しかし、一体、これは何が良いんだろうな。


何かしらんけど、妙に良かったんですよ。



観心地が。


これ、なんなんだろうな。



取り立ててこう、他の映画にはない何か、

特殊な撮り方、工夫をしている映画…っていう映画ではないんですけどね。



別に、特に目新しい何かがあるってわけではないんですけど、

…何故か良いんですよねぇ。



観心地が。



だから、逆に言うと”王道”なんですかね。


かもしれませんね。



古きよき時代の”映画の王道”みたいな事なのかもしれませんね。


なんや、うがった観方をせんでもいいような。



やれ、この構図がどうや、

やれ、このキャメラワークがどうたらこうたら。



おいおい、そんな事気にせんと、とりあえず黙って観ろよ(´д`)


…そういう映画なのかもしれませんよね。




とりあえず、もう、キャスティングですね。



キャスティングズバーン当たってました。


うんうん。



このグレゴリー役の方は初めてお目にかかりましたけど、

この方も凄く良かったですよ。



その、マンデラと世間の…

マンデラに魅かれて行く自分と、それを許さない白人社会との間で揺れる。



そんな、ジェームズ・グレゴリーを見事に演じられていましたし。



そして、なんと言ってもこのお方。


大好きです。



「24」観てた頃から大好きです、私。


ネルソン・マンデラ役、デニス・ヘイスバート



この人がほんとに良かった。



たぶん、この映画をずっと観ていたい…というのも当然あるんですが、

この人をもっと観ていたい…という想いもかなり強かったと思いますね、私。



そのくらい、なんか良いんですね。



まぁ、ぶっちゃけ?、

ネルソン・マンデラなんて名前くらいしか知らなかったわけですよ。



それでも、

ああ、立派な人なんだなぁ、この人は…(´д`)


…って、この映画を観て…この人を観てて思いましたからね。



そう。



ああ、大そう立派な人なんだろうねぇ…(´д`)


…って。



それくらいやっぱり、ネルソン・マンデラでしたからね。


ネルソン・マンデラに自身を投影してましたからね。



ん?


逆か?(´д`)



…うん、なんかよう分からんけどそういう事でしたよ。


とにかく凄く良かった。



「24」でも大統領役をしてましたけど、

やっぱり、そういうカリスマ性みたいなものがあるんでしょうね。


この方にはね。



ほんとに、そういう人だと思って観てしまいますからね。


違和感が全くないというか。



あの、なんや、

オバマとかいう人より、この人の方が全然なんかしてくれそうですもん。



あんなヒョローッっとした人より、この人の方が全然良い。


ほんまに(´д`)



やっぱ、タッパですかね。


大統領たるものタッパがないとダメなんですかね。



これくらいガッチリしてないとね。



とにかくですよ。


このネルソン・マンデラという人物を演じるのには、

この人意外には無いな…とすら思わせるほどガッツリ決まってました。


キャスティング。




Mandera3















27年間



27年間です。



凄い年月ですよ、これは。



この長い年月を、いわば囚われの身で過ごして、

それでも尚、自分の信念の為に、自分たちの信じる自由の為に。


ふぅ。



なんか、こんなこと前にも書いた気がするんですが、

できるこっちゃないですよ、普通は。



どっかで心折れますよ、こんな年月経てば。



でも、そこで折れなかったからこそのネルソン・マンデラなんでしょうし、

折れる事のできない世界だったんでしょうね。


これはもう、言葉では言えない。



これはもう、言葉なんかで、

「大変だったでしょうねぇ、凄いですよねぇ」…とか言っちゃいけないですよ。



そこはもう、敢えて語るべき所ではないですよ。


そうだと思います。




原題の「GOODBYE BAFANA」



幼い頃に黒人の友達バファナと過ごしたグレゴリーは、

マンデラの人柄に触れ、次第にその心も少年時代のモノに戻ってゆきます。




「生まれつき他者を憎む者などいない。人は憎しみを学ぶのだ。」

ネルソン・マンデラ



有り難いお言葉です_(._.)_



そう、まさにその言葉の通りにグレゴリーは、

その憎しみを学ぶ前の自分に、そして、まだ憎しみを学ぶ前のの言葉に。


その事を気づかされていくわけですね。



しかし、それはグレゴリーだけではありません。



それは、この映画を観終えた私たち自身も、

そのマンデラの言葉の意味に気づかされる事になるのです。



…と、こんな感じでまとめてみましたけど_(._.)_


如何でしょうか_(._.)_




いや、そうなんですよ、ほんとに。


良い映画でした。



これは私、断言しちゃいます。


とても良い映画でした。



私、こういう映画好きです。



なんか、”偉人伝”みたいな映画。


凄く面白いですね。




現在は政界を引退されたネルソン・マンデラ氏が、

初めて許可した自身の映画化という事なので。



もう、今、90歳というお歳らしいので、

恐らくはこれが最初で最後の映画になるんじゃないでしょうかね。


公認の映画というのは。



そういう意味でも、是非観ておいて損はない。


映画だと思いましたけども。



はい。


面白かったです。



しつこいようですけど、

本当に2時間で終わるのがもったいないと思える映画でしたからね。



是非、とかあればいいんですけど。



…ああ、でも、それは別にいらんか(´д`)


…うん、いらんな(´д`)




では、そういうわけでございますので、「マンデラの名もなき看守」

9個で!!





次回はですねぇ、

明日は1日で、ご存知”映画の日”ですので。


これ、何かしら観てきたろうかなと思ぉとるわけなんですが。



「ラスベガスをぶっつぶせ」


「幸せになるための27のドレス」


「僕の彼女はサイボーグ」



このいずれかになろうかという予想はしてるんですけども。



…まぁ、ぶっちゃけこれ、

どれも観たいようで、それほど観たくもないラインナップなんですが…(´д`)



でも、せっかくなんでねぇ。


何かは観てきたいなぁとは思ってますけどねぇ。



うん、じゃ、そんな事で、明日観て来ます。


それではまた後日。



アディオス(´・ω・`)ノシ




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2008年5月11日 (日)

ミスト [映画]

Mist1

★★★★★★★★ クローバーフィールドを観ていたら

http://www.mistmovie.jp/ (ミスト 公式サイト)



「ミスト」

雨の中、レイトショーにて観てまいりました。




アメリカは今どうなっているんでしょうか。



非常にヤバイ状況なんじゃないかなと危惧してしまいますよね。


近頃の映画を観ていると。



本当にもう、メチャメチャですよ、最近のアメリカは。



いや、これはちょっとまた面白かったですねぇ。



またまた、これもパニック映画になるんでしょうか。


そうでしょうね、パニック映画ですよねぇ。



「クローバーフィールド」に引き続き。



そう、これは↑にも書いてますけど、

「クローバーフィールド」と繋がってますよね。


うん、繋がってると思います、恐らく。



ああ、アレはそういう事だったのかと。


妙に納得してしまいましたからね、今作を観て。



ああ、なるほどなるほどと。



ああ、アレNYに来てああなったのね…みたいなね。


なるほどなるほど、と。



いや、絶対これは意識してると思うわぁ。


これは絶対、お互い何かしら意識してると思うわぁ。



いや、これを、

「何も知らなかったですよ?」じゃちょっと納得できへんわぁ(´д`)


それはちょっと無いわぁ(´д`)



そんな、照れんでもええやん(´д`)



いや、向こうでのお互いの公開時期とか知らないですけどね。


でも、これはそう観てしまうなぁ、どうしても(笑)



というか、そう観た方が絶対面白いですからねぇ。



アナザー・ストーリーですよ。


ほんとに。



そこはちょっと憎いですよね。


この公開のタイミングは。




Mist2
















”『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』のコンビ、

原作スティーヴン・キングと監督フランク・ダラボンが描くパニック・ミステリー


の中に潜む謎の生物に恐怖し、常軌を逸していく人々の姿を描く。”




もう、観に行った動機としてはまさに↑これですよね。


上記の2つの作品が結構好きだったので…っていう。



まぁ、基本的に本はあまり読まないたちなので、

スティーブン・キングと言われても、↑の2つくらいしか思い浮かばないんですが。



でもま、とにかく観に行く価値はあるんではないかと思いまして、

降る中わざわざ観に行ったワケなんですけども。



んーいや、その価値は十分ありましたよね。



ストーリーはもうズバリそのままで、

ある日凄い嵐が起こりましたと。



で、その嵐に備えて食料の買出しにスーパーへ出かけましたよ。


この映画の主人公デヴィッド(トーマス・ジェーン)が。



すると突然、謎のに街中が覆い尽くされて、

その霧の中に入ると何やらエライ事になると。



そんな事で、息子と二人、

そのスーパーに閉じ込められたデヴィッドの運命や如何に…と。



そういう事ですよね。



これはもう、パニック映画というジャンルの王道とも言える展開なんでしょうね。


実はあんまり、このパニック映画というものを見たことがないんですけど。



でも、今作を観てる限りではそんな感じがどことなくしました。



なんだろう、なんか、

平日夜中2時くらいのテレビでやってそうな。


なんか、そんな雰囲気がありましたよね。



悪く言えば、ちょっと安っぽい感じの。



でも、それは敢えてそうしてる部分はあると思うんですけどねぇ。



うん、そこはある程度理解して観てあげないと、

そこをそのまま…「なんか…この映画チャチィな(´д`)」

…みたいな感じで観てあげてはちょっと可哀想かなと。


そうは思いましたね。



まぁ、最後まで観ればそんな感想は出てこないでしょうけども。


うん、そこは別に大丈夫だと思うんですけどね。



いやぁ、でも、良かったねぇ。



んんーまぁまぁ、正直パニック映画というジャンルで比べてしまうと、

前述の「クローバーフィールド」なんかにはやっぱり見劣りをしてしまいますけど。



でも、ホントに偶然か狙ってかは分からないんですが、

微妙にリンクしてそうな、できそうなストーリーなだけにですねぇ。


そこが妙に憎めないんですよねぇ。



特に、

「クローバーフィールド」を大変楽しんで観た自分のような人間にとっては…

ですよ。



ここであんまりストーリーには触れられないのが残念なんですが、

そういう部分でも面白いんですよねぇ、この映画。



「クローバー…」を観ていて、しかも楽しめた…という人の中には、

自分と同じようにこう思う人は凄く多いと思います。



だから、ちょっと、変に「クローバー…」の続編とか作られるより、

これでもう十分満足できてしまった感がありましたからね。


うん、ほんとにこれでもう良いわ…っていう。



もう、なんかまた、

サブイ事になるんやったら、これでもうやめといて(´д`)…っていう。



ほんとにそう思いましたからねぇ。




Mist3
















とは言え、「クローバー…」と異なる点ももちろんある訳で、

それは何かと言うとこの、集団心理?とでも言うんでしょうか。



異常な状況下に置かれた集団に起こる、

異常な心理の変化を実に上手く描いているわけでございますね。



というか、ひょっとするとそっちの方がメインなのかな?とも思えなくもない。



なんか、ただ単に化け物に対する恐怖云々じゃなくて、

その身近にいる人間こそが真の恐怖なんだよ…っていうような。



…ま、半半くらいなんですかね?


そのくらいの感じがしますね。



でも、そこがまたねぇ、観ていて面白かったんですよ。


面白かったというか、ほんとにムカつく人間ばっか出てくるんですけど…(笑)



もう、最初のほうなんか、なんでここまでムカつく奴ばっかり出すのよ、と。



ヘタするとホントに、(ああ、この映画ダメだな…なんかムカつく…(´д`))

…ってとこまでなり兼ねない。



そこの、ギリッギリのラインまで不快感を煽ってきますからね。



でも、そこも最後まで観ると、ああ、なるほどな…っていう風に理解できますから。


そこはちゃんと。



そこはやっぱり上手いんでしょうねぇ。



ありがとう、オリー…(´д`)ゝ


…ってなりますからねぇ。



いやぁ、良かった、オリー。




オチもまぁ、良かったですね。


うん。


良かった良かった。



このオチは原作には無い、監督さんのオリジナルらしいですけども。


でも逆に、このオチが無いと締まらないなって感じすらありますから。


ほんとに。



いや、面白かったなぁ。




「クローバーフィールド」を楽しめた方には是非。


でも、「クローバー…」を観てない方でも十分楽しめる作品。


だと思いますね。



うん、観て損はないでしょう。


しかも、これはDVDよりかは劇場で観るべき作品だとも思いますし。


ね。



是非、お時間があればご覧下さいまし。



ま、別にね、この映画を何人観ようとも、

僕にになる事は何一つ無いわけですけども。



ま、別にそこはいいですよ、この際。


はい。




じゃ、という事でございまして、「ミスト」

8個 クローバーフィールドを観ていたら 9個で!!





次回はですね。


もう、決めてあります。



「最高の人生の見つけ方」


これを観て来たいと思います。



そういえば、これちょっと観たかったなぁって思い出しまして。


なので、これを観て来たいと思いますね。



それは近いうちに。


はい。



どうも、ありがとうございます。


いつも、ご覧下さいまして。



また、いつもご覧下さってくれてるのか分かりませんけども、

ありがとうございます_(._.)_



そして、今回もご覧下さいまして、ありがとうございます_(._.)_


次回も是非頑張りたいと思ってます_(._.)_



どうぞ、よろしく恩奉りお願い申し上げます_(._.)_



では、ご挨拶はこの辺に致しまして、またお会いしましょう。


サイツェン(´・ω・`)ノシ




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2008年4月 5日 (土)

MONGOL [映画]

Mongol1

★★★★★★★★☆☆

http://www.mongol-movie.jp/ (MOGOL 公式サイト)



「MONGOL」

観てまいりました。




いやぁ、しばらく観たい映画がなくてですね。


ちょっと、間が空いてしまいましたけども。



ということで、

久しぶりに観てきた映画が、これまた骨太な。


映画でしたね。




でも、面白かったどー!!


…というね。



これはぁ、結構期待して観に行ったんですが、

んん~、まぁまぁその期待に応えてくれたと言ってもいいんではないかと。


思いますけどねぇ。



ただ、惜しむらくは、

2時間じゃないですよねぇ、これは。



うん、2時間に詰め込む映画じゃないな、というのは思いましたねぇ。



できれば3時間


もしくは、2部作3部作…くらいでも…。



まぁまぁ良かったかなっていう。


それはありましたねぇ。



ま、そこの部分では多少の物足りなさはあったものの、

しかし、十分に面白かったと言える映画ではないでしょうか。




Mongol2













”陰謀が渦巻く時代、

モンゴル部族の頭領の息子として生まれたテムジン(浅野忠信)


彼を待ち受けるのは、父の毒殺、裏切り、復讐、異国での投獄という壮絶な運命。


彼こそが、後にチンギス・ハーンと呼ばれた男。


いま、彼の熱き野望がモンゴルの大平原に放たれる! 


全編モンゴル語、壮麗な大自然を舞台に、

モンゴル帝国を築き上げたチンギス・ハーンの壮絶な人生を描いた叙事詩。


第80回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。”




という事で、

ストーリーというか、内容はもう皆さんご存知の、

チンギス・ハーン…ですよね。



そのモンゴルの英雄、

チンギス・ハーンの人生…半生を描いたムービーなワケですけども。



しっかりしてます。


造り的には非常にしっかりした映画になっていますね。



そこの部分では、非常に観やすく惹きこまれやすい造りにはなっていますね。


そこがまず、嬉しい部分ではないでしょうか。



ただ、これが先ほども言いましたけど、

かなり駆け足でストーリーが展開されていきます。



もう、幼少の頃から、

テムジンが大平原に立つまでをガッツリ描いてくれているのは良いんですけどね。



でも、どうしてもその分駆け足に成らざるを得ないというか。


そこがほんとに残念なんですよねぇ。



とは言えですよ。



そんな、多少駆け足気味になっているとはいえ、

それでもかなり上手くまとめてあるんじゃないかなとは思いましたけどね。



一つ一つのエピソードにもちゃんと意味があるように感じられましたし、

駆け足ながらもそのテムジンの成長ぶりや感情みたいなものもですね。


しっかりと伝わってきていたとは思いますのでね。



ただ、もうちょっと時間をかけられたらな…っていう所は、

ほんとに残念に感じる部分ではあるんですが。



そうねぇ。


でも、見応えは十分あると思うねぇ。



うーん。



特に、自分も含めてなんですが、

こういった歴史モノが好きな人にはねぇ。



なかなかソソられるタイトルなんじゃないかなって思いますねぇ。




Mongol3













浅野忠信さん。


良かったですよぉ。



その存在感


迫力


パッション


ね。



そこはなんら、この映画のスケールに見劣りする所はなかったですよ。



やっぱり、一番の壁は言葉の問題になるかと思うんですが、

まぁ、日本人の自分が言ってもある意味仕方ないと言えば仕方ないですけど、

個人的には、今回の作品を観てて違和感みたいなものは無かったですよね。



凄くスムーズに入ってきましたからねぇ、台詞も。



もう、そこも恐らくは浅野さんの凄まじい努力の賜物なんでしょうけども。


そこもホントに凄いなぁって思いました。



でも、どうなんでしょうね、こういうのって。


こういう、違う国の人が違う国の言葉を喋る映画って。



モンゴルの人にしてみると、やっぱり不満なんでしょうか。



まぁねぇ、いくらディカプリオやらジョニー・デップやらゆったって、

全編日本語で喋ってる映画なんて観れたもんじゃないでしょうからねぇ(爆)


それは(爆)



やっぱり、そういう感じはあるんでしょうねぇ、この映画でも。



まぁ、でも、自分は日本人なのでそこは別に良いです。


そこは別に、全然気にならないです。


はい。




テムジン


チンギス・ハーン



もう、ボロッ負けですよね。



人生の大半?になるのかな。


途中までは。



もう、子供の頃からなんやかんやと。



それでも、最後にはチンギス・ハーンになるんですからね。


凄いなぁと思いますよ。



まさにもう、負けて負けて負け続けても諦めずに、

負け続けてもその信念だけは捨てずに、命ある限りは…ですよね。



命ある限りは生きるぞ…っていうね。


そこが単純に素晴らしいなぁと思いました。



この単純な事が中々できないですからねぇ、普通の人には。



それを実際にやってのけるというのが如何に難しいか…というのは、

もう、実際に生きている私たち自身が一番よく知っているわけですけども。



それを実際にやり抜いたからこそ…こそのチンギス・ハーンなんでしょうねぇ。



ねぇ、こう思いました、私。


はい。




とかあっても良さそうですけどね。


どうなんでしょうか。



一応、今回ので完結していると言えばそうなんでしょうけど、

ま、あったらあったで観てみたいなとは思いますよね。


うん。



ちょっと、そんな期待もしつつ。



是非……ああ、音楽も良かったですね、これ。


今、思い出しました。



音楽も凄い良かったですよ。


はい。



じゃ、そんな事……ああ、奥さん役の人、あんまり綺麗じゃなかったですね。


今、ふっと思い出したんですけど。


はい。



ま、でも、モンゴル人好みのお顔なんですかね。


ああいうのがね。



では、ほんとに劇場に足……ああ、戦闘シーンごにょごにょ…ごにょごにょ…




ええ、そんな事でございまして、「MONGOL」

8個で!!





さぁ、次回は。


そうですね、「クローバーフィールド」を。


観てきますよね。



これもなんや、予告編では期待させられる内容でしたからねぇ。


それはもう、期待して行きますよ。


ねぇ。



で、またこれ、

早い内に観てきて、早い内に感想を書きたいなと思ってるんです。



…うん、ま、別にそんなんは言わんでもいいですけどね(´д`)


…うん、ただの個人的な事情は(´д`)



映画には何の関係もないですからね(´д`)


はい。



では、そんな事でまた近いうちに。


バイバイキーン(´・ω・`)ノシ




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2008年3月23日 (日)

マイ・ブルーベリー・ナイツ [映画]

Myblue1

★★★★★☆☆☆☆☆

http://www.blueberry-movie.com/ (マイ・ブルーベリー・ナイツ 公式サイト)



「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

観てまいりました。




…これが言いたいだけのような気がするなぁ



「マイ・ブルーベリー・ナイツ」



…まっ、別にいいけどさっ(´д`)


ちぇっ(´д`)




もっと、切ないかなと思ったんですけどね。


それほど切なくもなかったですね。



切ないラブストーリー…というほどではなかったですよね。


予想してたほど。



んん、まぁその、

雰囲気というかそういうものは嫌いではないですけどねぇ。



そこは結構、予告編で感じた通りのものはありましたけど、

如何せん…ストーリーィ~…かなぁ。


そうなってしまうかなぁ…。



そこの部分ではやっぱり、

期待してたほどの切なさは無かったかな…。



そうだなぁ…。



っていうか、よう考えたら、

”マイ・ブルーベリー・ナイツ”ってどういう意味なんだ…(爆)



”私のブルーベリーな夜”


…でいいのかな?



…ああ、まぁまぁ、分からなくもないですけどね(爆)



でも、やっぱりちょっと、

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」って言いたいだけのような気がするなぁ。




Myblue2
















”恋人の心変わりで失恋したエリザベス(ノラ・ジョーンズ)は、

元恋人の家の向かいにあるカフェに出入りするようになる。


毎晩、ブルーベリーパイを用意してくれるオーナー、

ジェレミー(ジュード・ロウ)と話すことで、徐々に慰められていくエリザベス。


しかし、どうしても終わった恋を引きずってしまう彼女はに出る決心をする。”




はい、もうまさにの通りで。



で、もうまさに、いきなり核心に入ろうかなと思うんですが。



もう、いきなり核心を突いてしまおうかというところなんですが、

まさにここなんですね。



切なくないのは。



もう、ここなんですよ。



いや、もういいんです。


他のところとかは、もうどうでもいいんです。



ここなんです。



この段階で切なくないから、

この後のストーリーを観てても切なくならないんですよね。



この段階で切なくさせてくれないから…、

感情移入させてもらえないから、後のストーリーが他人事になるんですよ。


うん、そうなんですよ。



いや、でも、分かりませんけどね、それは。



なんか断言してみましたけど、合ってるかどうかは分かりませんけどね。



なんか、カッコイイかなと思って断言してみましたけど、

そんなに自信があって言っているわけでもないので。


それは。


うん。



いや、でも、そうだと思うなぁ。


ボカァ(´д`)



だって、その、エリザベスが失恋した事による悲しさとか。


え~なに、そのカフェのオーナーのジェレミーとの出会いの運命的なものとか。


そういうものを踏まえた上での、エリザベスが旅に出ようと決心する心の変化だとか。



なんかその辺の、

この時点で伝えておかなくてはいけない

伝わっていない事にはどうしようもない部分が伝わって来てないと。


感じ、そして思いましたしね。



それが正直な私の感想ですからね。



うん、そうだねぇ。



だから、



エリザベスが失恋しました。 → ふーん(´_ゝ`)


ジェレミーと出会いました。 → へぇー(´_ゝ`)


エリザベスが旅に出ることになりました。 → あーはん?(´_ゝ`)



…こんなんですからね。


ようは。




だからなぁ~…これではなぁ~…、

切なくならないわなぁ。


それはなぁ。



それはもう、どうしようもないわなぁ。


なぁ。




Myblue3
















で、これもうひとつビックリしたのがですね。



”『2046』などで知られる香港の名匠ウォン・カーウァイが、

アメリカを舞台に描くロードムービー仕立てラブストーリー。”



これなんですよ。


このがかなり強いんですよ。



だからもう、ぶっちゃけ、

エリザベスとジェレミーとかどうでもいいんですよ(爆)



いや、それはホントにそうですからね(爆)



だって、この二人の恋の行方とかそんなんより、

そのロードムービー部分の方が印象に残ってるもん。



うん、↑の採点とかも、

このロード…部分がそこはかとなく面白かったから、

その部分への評価ですからね。



だって、この二人については何にも思わなかったんだもん(爆)



ほんとそうだもんなぁ。


やんなっちゃうなぁ。



だから、



Myblue5



















一番上の画像とか、こんなん↑なってても全然おかしくないですからね。



エリザベスとジェレミー、

全然関係あらへん…みたいな。



うん、いや、ほんとにこうなっててもおかしくないんですよ。



まぁねぇ…、

そら多少はラブストーリーもありましたけどぉ…。


ええぇ~…でも、そんな~~ん……。



ロードムービィー~~~?…。


ええぇぇ~~~…。



うーーん……。



とりあえず、その、

ロードムービー部分についてはここでは詳しく書きませんけどもね…。



でも、その旅の途中ででも色々な出来事があるんですが、

それらの出来事がエリザベスにどういう心境の変化をもたらして、

どういう風な感情を抱いて最後の感じになったのか…とか。



その辺もまた余り伝わって来てなかったと思いますのでね。



その辺がやっぱり、

最初最後…で、中盤のロード…の部分とで、それぞれがバラバラな。



そんな風な印象でしか、この映画を観られなかったのが残念ではありますよね。


うん。



そんな感じかなぁ。


んん、まぁ、嫌いではなかったですけどね。



やりたい事は分からん事もないなっていう感じではあったので。



だから、もうちょっと整理して、伝えたい事とかやりたい事を明確に。


してもらえたら嬉しかったかなぁという。



…まぁ、例によって偉そうですけどねぇ。


ねぇ。



Surの書く感想は偉そうですけどねぇ。



そこはまぁ、いいんじゃないでしょうか。


はい。




よし、というわけでございました、「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

5個で!





次回。


次回のモロローグはですね。


「スウィート・レイン 死神の精度」でも観てこようかなと思ってます。



まぁ、面白いか面白くないかは、まだ観てないので分かりませんけども。


とりあえず観てこようかなとは思ってますね。



でも、観て来ても感想は書かんとこっかなぁ(´д`)(なんでやねん)



じゃ、そんなわけで。


もう疲れましたので。


寝させてください。



グッバイ(´・ω・`)ノシ




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2008年3月 9日 (日)

魔法にかけられて [映画]

Mahou1

★★★★ 期待してなかったら ★★☆☆☆☆

http://www.disney.co.jp/movies/mahokake/ (魔法にかけられて 公式サイト)



「魔法にかけられて」

観てまいりました。




あっ、これパロディじゃないんですねぇ。



パロディじゃなかったんですねぇ。



なんだ、もう、てっきり、

予告編の印象から、パロディだとばかり思って観に行きましたよ。



いわゆる、

ディズニーディズニー自体をパロディーしたセルフパロディーね。



…いやっ、ん~、いや、

そう採れなくもない事もないんですけどねぇ…。



でも、意外と普通にディズニーしちゃってましたねぇ。



いや、ん~…。


決して、面白くなかったって事はなかったんですけどねぇ…。


ん~…。



でも、もっと面白くなりそうなネタだと思ってましたのでねぇ。


もっと、面白く出来るはずの…。



そこが、素直に残念だなぁと思いました。


は~い。



そっかそっかぁ。


ふ~ん。




Mahou2
















”『美女と野獣』、『アラジン』など、

数多くのプリンセス・ストーリーを生み出してきたディズニーが、

全く新しいプリンセスを誕生させた。


心優しいアニメのプリンセスジゼルが、

実写の世界に迷い込み、本当の愛について学んでいく。


主演は、『キャッチミー・イフ・ユー・キャン』のエイミー・アダムス。”




そうそうそう、

もう、いきなりこんな事を言うのもなんなんですけど…。


こんな事を言うのも失礼かもしれないんですけど…。



この主演の方33歳なんですね…。


エイミー・アダムスさん…。


ねぇ…。



いや、全然綺麗ですけどねぇ…。


でも、ちょ~~っと…。



ちょ~~~っと、お姫様と言うには…。


無理があったんではないかな、と…(爆)



思ってしまったんですが…(爆)


いや、こればっかりはねぇ…。



だから、そこがスンゴイ気になってたんですよね、

最初から。



これはもう、ほんとに申し訳ないんですけど、

やっぱり、33歳のお姫様にしか見えないんですよ…。



ですので、ちょ~~っと…。


普通にイタかったかな…?っていう。



いや、もう、これはね…。


しょうがない…。



そこはもう、言わないとしょうがないですよ…。


やっぱり、役柄というものにはこういった意見が付きまとうものですから…。



適材適所というのはありますからね…。



だから、ここはもう普通に10代の女優さんでも良かったかなぁ。


そうさねぇ、年の頃なら17、8の。


ねぇ。



やっぱり、お姫様という言葉の性質上、

どうしてもそれくらいの歳の女性をイメージしてしまいますからねぇ。


うーん、それはちょっとねぇ。



まぁ、あの王子役の人は、別にあれで良かったんじゃないでしょうか。


あの人はそんなに違和感なかったですよね。



なんか、イイ感じのバカッぷりも出てましたし…(笑)


うーん、そうですねぇ。



やっぱり、まず最初にここが、

おっと…?って思った箇所でしたよ。


うん。



で、次に感じたのが、冒頭でも言いましけど、

意外と普通に受け止めてるんですね。



このファンタジー出身のお姫様達を。


現実世界の人たちは。



いや、もちろん、そら、

多少の小ネタはありましたけどねぇ。



でも、もっとギャップを見せてほしかったなって思いますね。


もっと、ギャップで面白く出来ると思ってましたね。



で、その最たる所が、あのなんじゃないかなと思うんですが。



あの歌をですね、あの公園のシーンで、

普通にミュージカル映画さながらに歌ってしまってましたよね。



それこそ、ディズニー映画そのもので。



あそこでもう、ああ、これはそういう感じかと。


別に、パロディーとして笑わせる気はそんなにないのか…って。


気づきましたね。



だから、そこを否定してくれるもんだと思ってましたからね。


予告編を観た段階では。



なんか、そんな風なシーンもちらっと出てきてましたよね。


「歌わなくていいから」…みたいな。



だから、そこをまんまでやってしまうのなら…。


この映画をやる意味はどこにあるのかな…?っていう。



そこがちょっとねぇ、

疑問に感じざるを得ない部分でしたよねぇ。


うーん。




Mahou3













またこれ、ストーリー的にもですねぇ、

正直、最後の方グダグダ感は否めなかったですよねぇ。



所々、意味の解らない箇所も何箇所かありましたし。



あの~、王子が姫の居所を突き止めて、

で、ロバートのマンションに乗り込んでくるクダリとかでもですね。


そこで、色々な部屋のドアを間違えて開けるワケなんですが、

その住人と王子のリアクション…とかですよね。



あそこがなんか、よう分からなかったんですよ(爆)


あれ、なんだったんだろ。



単純にスベッてたのかな、あれは(爆)


どうなんだろ。



あとはあの~…名前忘れた。


あの、魔女の手先みたいな男。



あれが、なんで最後ああなったのか…っていう所もね。



どうなったんだ…っていう、ね。


あれも一体、なんだったんだ…っていう。



ありましたね、そんなんも。



そして、これはもう、

モロにラストに関係する事なんであまり言いたくないんですけど…。



気になる方は、ここは読まないで頂きたいんですけども…。




じゃ、ここからね…。






あの王子、潔すぎやろ…っていう。


なんで、そんなにあっさりと姫を譲るの…って。


ねぇ…。



しかも、なんか王女が目覚めた時もスンゴイ笑顔やったし…。



まぁ、そら、

単純に目覚めたから嬉しかったのかもしれないですけどねぇ…。


でも、そんなに簡単に諦めるの…?っていう、ねぇ…。



そっかぁ…。


それはそれで良いんや…。


ふ~ん…。






はい、じゃ、ここまでね…。




はい、色々ありましたねぇ。



んん、でも別に、

全然面白くなかったわけではないですけどね。


うん、それは。



普通に笑えるところもありましたし。


ただ、ちょっと期待しすぎたかな、っていうのが正直あるだけで。



あのリスなんかは可愛かったですからねぇ。


普通に。



なんなら、あのリスを主人公に……ああ、でも、あれか。


それだと余りにも芸が無さすぎますよねぇ。



それこそ、まんまディズニーですもんねぇ。


だから、そこを覆してくれるもんだと期待してましたのでねぇ。



残念だなぁ。


うーん。



あれだけお姫様とか出てきたのに、

一番印象に残ったのがCGリスですからねぇ(爆)



うーん、残念…。



ま、いっか…。


まぁ、いいわ…。



そこそこ楽しめたし…。


ね。



ま、だから、

変に期待しないで観れば全然面白いのかもしれないですよね…って、

ああ~~~、ちょっと今思い出した…。



締めに入ろうかという、今になって思い出した…。




ゴキ○リとかやめて…。


ねぇ…。



ゴ○ブリCGとかやめて…。


妙にリアルな…。



あれは全然可愛くない…。


あれだけは全然認められない…。



全然いらないですもん、キャラクターとして…。



あれはやめて、ちょっと…。


楽しめないですから…。



ほんとに…。


ほんとに…。



はい、もう、ほんとそうですね…。


是非お願いしますね…。



ですので、変に期待しないで、

そして、ゴキブ○のCGとかが出て来ても大丈夫な方は…。



結構楽しめる作品なんじゃないでしょうか。


と、思います。




…って、結局なんか、CGしか印象に残ってないもんなぁ…。


…なんだかなぁ…。




…では、そんなわけでございましたけども、「魔法にかけられて」

4個 期待してなかったら 6個で!





さて、お次は。


「バンテージ・ポイント」を機会があれば観てこようかなと。


思っておりますね。



ちょっと、今月の公開スケジュールを観てみましたら、

結構そそられる作品がチラホラあるんですよねぇ。



だから、出来得る限り観て来たいなとは思ってるんですが。


はい。



そこはまた観てきましたら、順次、

記事の方はUPして行きたいなと思ってますけどね。


うん。



UPUPDOWN…みたいな感じで行きたいなとは思ってますね。(え)



じゃ、それまで何卒お元気でいて下さいますよう、

心よりお祈り致しまして。



ヘルシー(´・ω・`)ノシ




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2007年11月24日 (土)

マイティ・ハート -愛と絆- [映画]

Mh_4

★★★★★★~☆☆

http://www.mh-movie.jp/top.html (マイティ・ハート -愛と絆- 公式サイト)



「マイティ・ハート -愛と絆-」

観てまいりました。




難しいなぁ、これ


評価



ま、観てる最中の面白さはこれくらい↑あったんですけどねぇ。


でも、観終わった後に凄く何か残ったかって言われると…、

テーマの割りにはそれほどっていう感じもしますし。



とはいえ、決して面白くなくはなかったし…っていう。


難しいなぁ、ちょっとねぇ。



だから、その揺れる心を↑で表現してみたんですけども(´д`)




ま、いわゆる社会派作品?ってやつですよね。


見応えはありましたよ。


うんうん。



まぁ、でも、そこで後引く余韻があるかって言われると…



アンニュイですよね、そこは。


凄くアンニュイ



やっぱり、ってなっちゃうなぁ。




Mh2















”2002年にパキスタンで取材中に誘拐された新聞記者、

ダニエル・パール事件の真相を綴ったノンフィクション


ブラッド・ピットが深い感銘を受け、自身の製作会社での映画化を決定。


アンジェリーナ・ジョリーが妻マリアンヌ役に扮し、

生れてくる新しい命と共に夫ダニエルの帰りを信じ続けた妻の愛を、

体当たりの演技で熱演している。”




…という事で、その実話を基にして創られた映画ですよね。



いやぁ、知らなかったですねぇ、こんな事件があったとは。


日本でも大々的に報じられてたんでしょうか。



で、ストーリー…というか、

この映画で描かれているのは、もう↑の説明そのまんまなんですが、

パキスタンで取材中にテロ組織に誘拐されたダニエル・パール氏の行方を、

妻のマリアンヌと友人・同僚・警察が懸命に探す姿…でですね。


それも極淡々と、どちらかというとドキュメンタリーに近い撮り方で、

いわゆる映画的な盛り上げ方はほとんどない…といった感じです。



だから、ひょっとしたら結構、好き嫌いの分かれる作品かもしれませんよね。


個人的には好きですけど、こういう雰囲気の映画は。



色々な政治情勢も絡んでくる中での犯人探しという、

その緊迫感みたいなものも良く伝わってきましたし。



ただ、ボーっと観てるとすぐ話が分からなくなりそうな、

ちょっとその辺の話のややこしさというか、理解力は要求されるかもしれませんねぇ。



ただでさえ、あちらの方のはなんとも見分けがつきにくいですから…(爆)



うん、結構ほんとに、

こちらも気を抜かずにストーリーを追っていかないと、

置いてけぼり状態…という事にもなりかねません。



とりあえず、レイトで観なくて良かったな、と…(笑)


もう、もしレイトで観てた時の自分の感想が目に浮かぶようですから…(´д`)




Mh4 Mh3_2

Mh5















脇を固める俳優さんもね、

さすがに名前とかは知りませんけども、良かったですよ。



結構色んな人が出てくるんですけど、

それぞれがそれぞれのポジションがはっきりしてるというか。


特に、この↑の二人は印象に残ってますね。



アンジーもねぇ…んんーまぁまぁまぁ、良かったですよね。


んん、んん、んんー、まぁまぁ、まぁまぁまぁ、ね。



んんーんー(うるさい)




…正直言うと、

個人的にはアンジー以外の部分の方が印象に残ってますけど(爆)



しかし、ラスト付近の…叫び


ここはもう、やっぱりね、見ていてくるものがありましたし。



そして、忘れてはいけないのが、あの、



ナ~ムホ~レゲキョ~…


ナ~ムホ~レゲキョ~…




…あれはちょっとやめて頂きたかったですね(爆)


…ちょっと笑ってしまいますよ、いきなりあんなん見せられたら(爆)



…日本人なら尚更(爆)




いやぁ、そうだねぇ。


面白かったと言っちゃてもいいでしょうねぇ。



でも、面白い…とはいえ、楽しい事は何一つないですけどね。



重い…うん、そうですね、重いですよ。


重い想いとでも言いますか。(シャレじゃありませんよ(´д`))




ですが、ちょっと一言だけいわせてもらえれば、

もう一歩踏み込んだ映像、描写があっても良かったんじゃないかな、と。


思いましたよね。



やっぱり、ああいうテロ組織の凶悪性とか残忍性とか、

その辺の表現がちょっと物足りなかったような…そんな気がしてしまいましたので。



まぁ、でも、その辺はあれかなぁ、

実話という事で配慮してるんですかねぇ。



実際にご家族とかいますからねぇ、今現在も。


そこはまぁ、しょうがないのかな、ねぇ。




とりあえずそんな事でですね、ちょっと冷めた言い方をすれば、

”愛と絆”という言葉の持つ意味からの側面で観るより、

単純な”誘拐・テロの犯人捜し”という、サスペンス的な観方の方が楽しめましたし、

どうしてもそちらの部分の印象の方が強く残ってしまいました。



まぁ、これは観る人によって違うのかもしれませんけどもね。



んん、でも決して観てになる作品ではないと思いますので。



良ければどうですか、みなさん?(´д`)…ってところで締めさせて頂きたく候にて。


ええ。





というわけでございまして、「マイティ・ハート -愛と絆-」

6~8で!





次回は…「ナンバー23」でいいかな。


他に観たいのもないしな(´д`)



というわけで、多分「ナンバー23」を観てきますので、

次回はそちらについて、書き散らしてみたいなと思ふ次第でございます(´д`)



それでは、またお会いしましょう。


マンマミーヤ(´・ω・`)ノシ




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2007年9月23日 (日)

めがね [映画]

Megane

★★★★★★★☆☆☆

http://www.megane-movie.com/ (めがね 公式サイト)



「めがね」。

観てまいりました。




確かに!


”たそがれ”たいです、最近…(´д`)



どうもちょっとここのところ、

ハートブロークン気味の当ブログのマネジャー、

Surでございます、どうもこんばんは_(._.)_



やっぱねぇ、色々疲れますよね、この世の中…。



そんな現代社会に生きるハートブロークン気味の自分も含めた皆様にとっても、

この映画のヌルさ加減は心地よいモノなんじゃないかと思われます。



はぁ…、

ほんと一週間くらいこんなところで”たそがれ”たいですねぇ…(´д`)




Megane2














旅人・タエコ(小林聡美)がたどり着いたのは、

透明感あふれる日差しと爽やかな風が心地よい海辺の町。


渚をゆっくり、ゆっくり歩いた先には、奇妙な懐かしさをたたえた小さな宿が。


彼女がそこで出会う人々はみんなどこか風変わりだったり、

どこにでもいそうだったり。


ゆるやかな時間を思い思いに過ごす彼らは、なぜか全員、めがねをかけている―。”




ヌル~~いんですね、この映画。


とにかく。



これといったストーリーがあるわけでもなく、

これといった面白みがあるわけでもなく、

これといった感動作であるわけでもなく。



ただただ、ヌル~~い展開と時間が流れて行く映画で。



地名もわからず、目的もわからず…もひとつオマケに、

登場人物の詳細なんかも明らかにはされません。


この人はどこで何をしていて、どんな過去があるのか、とか。



だから、最初にも言いましたけど、

最近少々お疲れ気味の自分にとっては、逆にちょっとシンドイ内容かな、と。


初めは思ったんですよね。



こう、観る側が(ああ、こういう映画ね…)って妥協しないといけないというか。


やたらと間が長いし、台詞が多いわけでもないし、展開もさほどないしっていう。



それでも、まぁ、ダラーッっと観てたらですね。



…いや、でもダラーッっとした映画なんですよね(爆)


にも関わらず、さらにダラーッっと観てたんですよ。



じゃ、まぁ、(あ、なんかいいな…)って思いましたよ。


そこからですかね。



この映画のヌルさ加減も、そんなに悪くないかなって思いだしたのは。




Megane3













あと、飯が旨そう~~~。


観たのが昼前だったので、腹がグーグー鳴ってました…(´д`)



こういうところで出てくるご飯というのは妙に旨そうに見えますね…(笑)



だから、もう、とりあえず、そういう海、飯、景色…みたいな、

そんなアバウトな部分の印象しか残らないような映画なんですが、

でも、そこが逆にこの監督さんの見せたい所なのかな、とも思いました。



もう、何がしたいのよ、この監督…っていう映画も多いだけに、

そこのやりたい事がハッキリしてる分だけまだ良いかなぁと思うんですけど。




小林聡美さん、もたいまさこさんを始めとした、

味のある出演者の方も良かったんですが、

でも、映画としてこの作品を面白くないと感じる人も、もちろんたくさんいるでしょう。



しかし、それと同じくらいにこの映画のヌルさがなんとなく良いと思える、

そんな人もまたたくさんいるんではないかと。


思います。



もちろん、自分もそんな中の一人だと思いますけどね。



いやぁ、ほんと最近、シンドイわ、なんか……(´д`)


が見たい、が…(´д`)




というわけで、「めがね」。

7個で!





次回は!


…と言っても、まだ何観るか決めてないんですよねぇ。


ちょっち、なにげに忙しい感じなんで更新も延び延びになってますが…(汗)


でも、何か観て来たら、また何か書きます!(適当)



それでは、またの機会に(´・ω・`)ノシ




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2007年6月30日 (土)

舞妓Haaaan!!! [映画]

Maiko

★★★★★★★☆☆☆

http://www.maikohaaaan.com/index.html (舞妓Haaaan!!! 公式サイト)



「舞妓Haaaan!!!」

遅ればせながら(?)観てまいりました。



テンション高っ(笑)


とにかくテンション高っ(笑)



もう、この一言。

阿部サダヲさんのワンマンショー。



というか、これ別に「舞妓Haaaan!!!」じゃなくても、

「クラブのオネエCHaaaan!!!」とかでも良さそうな気もしないでもないんですけど(笑)


でもやっぱ、”舞妓さん=高嶺の花”というところに意味というか面白さがあるのかな。



まぁそのくらい、阿部サダヲさんのパフォーマンスを観る為の映画なのかな、と。


そう思いました。




Maiko2













とりあえず、最初から最後まで

このテンションを持続してる阿部サダヲさんが凄い!


何かにとりつかれたような、異常とまで言えるようなこのテンション



それがこの映画の見所というか、ここしか見るところはないというか(爆)

いやまぁ、面白かったですけどねぇ。



これがまた、他の役者さんが演じてて、

中途半端なノリとかテンションだとお寒い事になってたと思いますし。


まさに、この人しかできない役だろうなと。



非常にオーソドックスな笑いというかコメディの王道みたいな、

そんなドタバタ劇が好きな方には凄く楽しめる作品でしょうね。




Maiko3













って、↑こんな書き方をすると、

まるで自分がドタバタ劇嫌いかのような言い方ですが…

正直嫌いというほどでもないんですが、とりわけ好きという事でもないです(´・ω・`)



なので、当初この映画も観ないでいいかなぁなんて思ってたんですが、

最近、こちらの方にも唯一(泣)コメントなんかもくださる、

なぎささんという方のブログを拝見したら、凄く楽しそうに書いてらしたので(笑)

ちょっと観てみようかなってな事で、急遽観てみたわけなんです。



それで実際観てみた感想はというと、なるほどなるほどという。


ちょっと、自分の”食わず嫌い”だったかなって感じの面白さで、

”笑いのツボ”というものを熟知した、非常に良くできたコメディでございました。


センキュー for なぎささん。



っていうか、そもそもこの映画を”食わず嫌い”になったのにも理由があるんですね。



というのも、以前にワーナーマイカルで映画を観てた時に、

そのワーナー”マイコー”と、この映画の”舞妓”をかけて、

阿部サダヲさんが劇場のCMに出てたんですよ。



まぁ、ご存知の方も多いと思うんですが。



で、そこでまぁ、色々とあのキャラクターで劇場のアピールをするんです。

ポップコーンを見て「……し、白い…」みたいな(笑)


その流れで、ホットドッグのクダリに来ました、と。



で、そのホットドッグと舞妓…=ポップコーンの事だったかな?

ちょっと忘れてしまいましたが、その二つを見比べながら阿部サダヲさんは言います。





ホットドッグ……舞妓……




ホットドッグ………舞妓………




ホットドッグ…………舞妓…………





ホットドッグのような舞妓っっっ!!!???





で、そこで…



What…?(´д`)


HotDog is Maiko…??(´д`)



…ってなってしまったんですね、自分は。




なんやなんや、ホットドッグのような舞妓って…??(´д`)

別にどっちにも何一つかかってないし…ただ単にくっつけただけやないか(´д`)

それのどこの何が面白いねん??(´д`)


と。



それでもってですね、こんなテンションだけのノリで、

意味のわからん事を面白いという事にして連呼するだけの映画は見れんな…と。



こんな風に思ってしまって、”食わず嫌い”へと発展してしまったわけなんですが。




Maiko4













ま、テンションだけというのは、

別に悪い意味じゃなくて間違ってないと思いますけどね(笑)


それがウリみたいなもんでしょうから、この映画の。



そういえば、脚本的な面白さってあったのかなぁ。



なにげに”クドカン”さんの作品ってこれが初めてだと思うんですけど、

とりたてて脚本が面白いなぁっていう感想はなかったんですけどね、今回。


もちろん、部分部分では面白いところはたくさんありましたけど。


「あんさんのラーメン」のところとか(笑)



でも、映画全体としてみたら、

なんか展開が強引すぎるというか支離滅裂感は否めませんでしたし…

ま、狙ってやってる部分も大いにあるのかもしれませんけど。



でも、あのさんの職業がポンポン変わっていくところなんか、

”目先の面白さ”ってだけでちょっと物語的にはダレてた感もありましたしねぇ。


その辺が個人的にどうなのかなぁと思ったんですが。



あ、でも、ラスト周辺の展開は良かったと思いますね。


このまま勢いだけで終わるのかな…なんて思ってたら、

多少ドラマ性も出てきて物語的にもしっかり締めて終わりましたし。




…んま、とりあえず、この作品だけ見てあれこれ言うのも良くないか(´・ω・`)




というわけで、「舞妓Haaaan!!!」7個で!




ちなみにワタクシ、京都出身者でございますが、

未だに舞妓さんの良さがどこにあるのかが分からない…未熟者でございます_(._.)_



だって……顔は白くてみんな同じに見えるし…、

野球拳してもお酒飲むだけなんでしょ?(そこかい)




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