2008年7月30日 (水)

崖の上のポニョ / 百万円と苦虫女 [映画]

Ponyo1

5歳児なら ☆☆☆☆☆☆☆☆

http://www.ghibli.jp/ponyo/ (崖の上のポニョ 公式サイト)



「崖の上のポニョ」

観てまいりました。




ポ~ニョ、ポ~~ニョ、ポニョ、さかなの子~♪





これだけかよ(爆)(;´。ゝ`)



歌オチかよ(爆)(;´。ゝ`)



…っていう。



あっら~~~~~~……。


歌オチでしたねぇ~~……。



なんだかワカンなかったなぁ、これ(;´、ゝ`)



何が言いてぇのかワカンなかったなぁ、これ(;´、ゝ`)



…っていう。



そうかぁ~~~……。


う~~~ん……。



ポニョ…?


ポニョポニョ…?



ポニョって言いたかっただけ…?



みたいなねぇ…。


なんですかねぇ…。



言うても、もう、公開から結構経ちましたが。


自分と同じような感想を持った方に、至る所で酷評がされているんでしょうか。


どうなんでしょうか…。



いや、ぶっちゃけ、面白くなかったなぁ~~~~~




Ponyo2
















”大ヒットを記録した前作

『ハウルの動く城』以来4年ぶりに宮崎駿監督が手掛けた心温まるファンタジー


アンデルセン原作の童話「人魚姫」を基に、

人間になりたいと願うさかなの子と5歳の男の子の友情と冒険を生き生きと描く。


CG映像全盛の今だからこそ、

あくまで手描きアニメーションにこだわった驚異の映像は必見。”




正直、ストーリーとか覚えてない(爆)



まぁ、別に覚えるようなストーリーもなかったと思うんですけどね。



なんか、金魚?のポニョが主人公の宗介に助けられて、

で、宗介の事が好きだから人間になりたぁい…みたいな。


そんな事ですよね。



だから、何故今さらこんなお話を見せたかったんでしょうか。


というねぇ。



そこがスンゴイ疑問……まぁ、別に疑問というほど興味もないんですけど(爆)


正直。



まぁ、見せたいのは別にいいんですけど、

それが面白いかどうかの判断基準はどこなのかなって事ですよね。



宮崎駿さんなぁ。



むか~し、何かのテレビ番組で、

盟友?の高畑勲さんとの比較っぽい内容のインタビューの時に、宮崎さんが、


「高畑勲は何故ファンタジーを描かなくなったのか。描けなくなったのか。」


…みたいな事を言って、そして一方の高畑さんは、


「ファンタジーでいくら現実での何かを訴えても、所詮物語の中の話で終わる。」


…みたいな、かなりうろ覚えですけどそんな事を言っていたのを覚えてるんですが。



その時、高畑さんの意見にいたく賛同した記憶もあるんですよねぇ。


まさにそうだと思うんですよねぇ。



なんだか、宮崎作品の制作の裏話なんかを見聞きすると、

えらくメッセージ性が込められてたりするらしいんですが、

それを実際にリアルタイムで映画を観てて感じ取った事がないですからね。


私的に。



だから、いっつもふーん(´_ゝ`)みたいな。


ああ、あそこの画ちょっと凄かったな、ふーん(´_ゝ`)みたいな。



そんな感じでしたからねぇ、今までも。


で、今回はというと、その画さえもああいう具合ですから。



そのふーん(´_ゝ`)さえもなかったですよね。


このポニョを観てる限りでは。



なんかメッセージがあるんでしょうけどねぇ。


これにも。


無いのかな?



それすらも分からん(爆)


それすらも探す気力がない(爆)


(爆)



ね、そんな事でした。




ま、一番上で5歳児なら…なんて事も書いてますけど。


ぶっちゃけ5歳児でも分からないですよ。



ふーん(´_ゝ`)かもしれないですよ。



お母さん何これ?ふーん(´_ゝ`)かもしれないですよ。




じゃ、「崖の上のポニョ」

1個 5歳児なら 2個で…!





Hyaku1

★★★★★★★☆☆☆

http://nigamushi.com/ (百万円と苦虫女 公式サイト)



「百万円と苦虫女」

今日、観てまいりました。




蒼井優さん。



いいですねぇ~~~。


イナセだねぇ~~~。



もう、蒼井さん出てるだけでは堅いですよね。


うん。



もう、無条件では付けてしまいますよ。


個人的評価。



それくらい好きだなぁ。


女優さんとして。



まぁ、単純に女性として見てもですけどね。


いいですね。



これは、結構前から予告編は観てまして、

で、まあ、観に行くわけじゃないですか。


僕なんかは。


蒼井さん好きの僕なんかは。



で、やっぱりいいわけですよね。


実際観ても。


そこは裏切られないですよね。



ただ、蒼井さん自体は凄く良かったんですけど、

これ、お話的に観るとちょっとどうなんだっていう所はありました。


正直ね。



全体的には、まぁ、良い雰囲気だったりするんですが、

所々でその雰囲気をぶち壊すような展開になったりするんですよね。



そこがちょっと、僕的には入り込めない要因にもなりつつ、

しかもちょっと長いよね。


尺も。



これ、たぶんですけど、2時間越えてますよね。



う~ん、この手の映画で2時間越えっていうのはねぇ。


ちょっとねぇ、辛い部分もあるんよねぇ。



基本的に展開が凄くあるような内容じゃないですからねぇ。


だから、その辺も加味しつつ、↑こういう評価になったわけなんですけどねぇ。




Hyaku2

















”就職浪人中の鈴子(蒼井優)は、アルバイトをしながら実家で暮らしていた。


彼女は仲間とルームシェアを始めるが、

それが思いも寄らぬ事件に発展し、警察の世話になる。


中学受験を控えた弟にも責められ家に居づらくなった彼女は家を出て、

100万円貯まったら次の場所に引っ越すという根無し草のような生活を始める。”




という事ですけども。



家を出て一人で生きていく決意をした鈴子は100万円を貯め、

海のそばに住み、田舎の農家では住み込みながら働き、

そして、東京のそばに越してきて森山未来さん扮するナカジマ君とをする、と。



そういったロードムービーというんですか。


こういうのは。



基本的には凄く良いんです、こういうのは。


凄く好きなんです、僕。



ただ、なんやろ。


ちょこちょこっとね、さっきも言いましたけどね。



腹立つ奴が出てくるんですよね(爆)


なんでしょう、これは。



いや、これは物語的に出てこなければならないんですけど、

それが、いや、実際にそんな奴おらんやろ(´д`)…っていうような。


そんな感じなんですよね。



なんなんだろう、これは。


こう感じるのは僕だけなんだろうか。



あのぉ、こういった感じの、基本リアルな路線で行く物語にですね、

いかにも!みたいなキャラが出てくるとちょっと冷めるんですよ。


僕。


うん。



そういう箇所が何箇所かちょこちょこっとあったんですよね。


だから、その辺がちょっと惜しいというかねぇ。



で、さらに決定的にちょっといただけない箇所があるんですが、

それがラスト?


っていうか、ナカジマ?



でも、これは完全にネタばれになってしまうので…







ようは鈴子とナカジマが付き合う事になるんですけど。



ちなみに、この辺のシーンは凄く良かったですよ。


凄い初々しい感じが出てて。



個人的には是非、ここで終わってほしかったんですけど(爆)


ここで終わってくれてれば凄く満足して帰れたんですけど(爆)



で、ですね。



鈴子は各地を転々として働き、100万円貯まると別の土地へ行く。


その事を付き合う前に聞いて知っていたんですよね、ナカジマは。



なので、鈴子にずっとこの街にいて欲しいナカジマはですね、

鈴子に金を借りまくる事でそれを阻止しようと。



5万円貸してくれ、やれ、1万円貸してくれと。



しかも、金を借りまくるだけではなくて、デート代も全て鈴子に払わせる。


映画代、ご飯代。



挙句の果てには、浮気してるように見せ掛けて(?)、

その浮気相手とのデート代も鈴子に払わせてるように見せ掛けて(?)。


なんか、この辺はちょっとよう分からなかったんですけど。



ようはそういう事なんですよね。



もちろん、その事実は観てる側には伏せられていて、

あきれ果てた鈴子に別れを告げられ、鈴子が街を去ろうという時に、

実はそうでした…みたいな。


そういう展開なんですよ。



俺が間違っていたんだ、俺は何をやっていたんだ…みたいな。


ま、個人的には金を借り出したクダリでそうじゃないかなと思ったんですけど。



でも、いや、そら、間違いすぎやろ(´_ゝ`)…と。


思いますよね(爆)



そんなもん、誰でも愛想尽かすわ…(笑)



あれはどういう事やねんと。


どうしたいねんと。



そら、金は貯まらへんやろうけど…。


それで鈴子がどう思うかくらい分かるやろぉ…普通。


いくらなんでも…ねぇ。



もう、普通に、ずっとここにいてくれ…みたいな事でいいじゃない。


ねぇ。



それがねぇ、正直ねぇ、

馬鹿馬鹿しいなぁって思っちゃったんですよねぇ。



いや、あの付き合う前のクダリが凄く良かっただけにですよ。


初々しい。


爽やか?


うん、まぁ、なんかそんな感じの。



それが凄く後味の悪い…ぶっちゃけ蛇足感しか感じない終わり方にねぇ。


ちょっとがっかりしてしまいましたねぇ。



なんかこれも、無理やり感が感じられてしまってねぇ。



もうちょっとシンプルな展開でも、この映画的には良かったんではないかと。


思ったわけなんです、僕は。







…はい、そういうわけでございましたけども。



ま、蒼井優さんはいいですね。


それは間違いない。



それだけで良いのかな、別にね。


決して悪い映画ではなかったですので、はい。




じゃ、そういう事でしたけど、「百万円と苦虫女」

7.5個で!





完全にサボってますね。


完全におサボりモードですね。



いや、というか映画自体、あんまり観てないもんなぁ。


観たい映画が、ほんとあんまりなかったですからねぇ。


やっと最近ちょこちょこっと、観たいのが出てきたという感じで。



なので次回、

「ジャージの二人」を観てこれたら観て来たいなとは思ってるんです。



でも、また八月に入ると帰省やらなんやらで、

いつここに来られるかが解らない。


誰にも解らない。



そんな状況の今日この頃なんですけども_(._.)_


暑いですね、毎日_(._.)_



それでは、また近いうちに帰って来たい次第ではあります。


シーユー(´・ω・`)ノシ




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2008年7月 6日 (日)

クライマーズ・ハイ [映画]

Clim1

★★★★★★★ 映画自体は ☆☆

http://climbershigh.gyao.jp/ (クライマーズ・ハイ 公式サイト)



「クライマーズ・ハイ」

ポイントで観てまいりました。




ようは、タダって事ですよね。


ありがとうございます、ユナとし_(._.)_




だと思うんですけどねぇ~。



映画自体は中々見応えもあり。



まぁ、老若男女誰でも…とは言わずとも、

普通の大人の人が観れば結構満足できる内容だとは思うんですが。



ただ、個人的にはそ~んな


まま、面白かったのは面白かったんですけど、

そ~んなにですよね。



”心に響く名作”とまでも行かなかったのが現実かな。




なんか、台詞が妙に聞き取りづらかったんですよねぇ。


これは自分だけなんでしょうか?



なぁんかねぇ、所々ねぇ。


…えっ、なんて?(´д`)


みたいな所があったんだよねぇ。



それがちょっとヤだったねぇ。



あと、テンションにもついていけなかったねぇ。


映画の序盤から中盤のねぇ。



まぁ、事の重大さは十分解るんですけど、

なんかえらい、映画の中だけで先走ってる感があったんだよねぇ。



それもまた、ちょっとヤだったんだよねぇ。



でも、それ以後のストーリーというか展開にはですね、

ちゃんとついていけましたので、そこそこ楽しめましたし、そこそこ感動もしましたし。



それはそれで良かったですけどね。




Clim2
















”1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に日航123便が墜落した。


乗客乗員524名。


うち生存者4名、死亡者数520名。


日本国内のみならず全世界に衝撃を与えた未曾有(みぞう)の悲劇は、

23年の月日を経た今も人々の記憶から消えることはない。


誰も経験したことのない最悪の現場を前にして、

事故を報じる記者たちは何を思い、どう行動していたのか。


歴史的な大事故を横糸に、

新聞社という組織の生々しい人間関係が浮き彫りになる。


この夏、一番アツイ映画が誕生した。”




という映画でございます。



観る前は~そうですね、↑にも書かれている通りなんですが、

どちらかと言うと、この”日航機墜落事故”自体にウェイトを置いているのかな、

…と思ってたんですけど、意外とそうでもなくて。



その事故に遭遇した新聞社の内部事情、人間模様…と言いますか。


そちらの方がメインに描かれていましたね。



ま、こういう言い方もなんなんですけど、

その”デカイネタ”に右往左往する地方新聞社の有り様…みたいなね。


そっちでしたね。



当然、事故の悲惨さを訴える場面もいくつかあったんですが、

内容的にはもう完全に主人公・悠木(堤真一)の身辺を中心に、という。


はい。



ま、これに関しては、個人的にはどちらでも良かったんですけどね。


特に、こうであって欲しいみたいな期待をして観に行ったわけではないので。



ただ



これ最初に言いましたけど、そうなってくるとねぇ。


ようは新聞社のドタバタを見せられてるだけ…なんですよね。



だから、そこの部分で、そのテンションについていけないと言うか。


事故が発生した直後の、映画でいうと序盤・中盤の。



なんでそこまでいきり立ってるの?(´д`)…っていう。



いや、違うな。


ちょっと違うな。



んんそう、もう、ぶっちゃけて言うと、

なんでそんなにカッコつけてるの?(´д`)…っていう事ですよね。



なんで自分らが主役みたいな感じなの?(´д`)…っていう。


そうなんですよね。



あれ、あそこちょっと、カッコよくやりすぎてるんちゃうかなと。


思うんですよ。



別に、まぁゆったって、新聞の記事云々の事でしょ?


そこは、やっぱりレスキューとかの方が主役になるわけですよね。


そういう場面では。



もうまた、こういう事を言うのも不謹慎なんですけども。


これはもう、映画の内容という事で考えてみると…っていう事ですけどね。



ん~だから、それをあんなに、

やたらテンション高く、やたらカッコよく描かれても…というねぇ。



それはありましたねぇ。



あそこはもうちょっと、

アタフタしてるくらいでも良かったんじゃないかなと思うんですけどねぇ。



それこそ、未曾有の大事故で混乱する新聞社、記者たち…みたいなですね。



そっち向きに描いてくれてたなら、

もっと素直に入り込めたかな?とも思う次第なんですけど。



そう、そこがちょっとだった点ですね。




Clim3
















でも、それ以後は。


結構楽しんで観れたかな、と。


ですね。



主人公・悠木のなんつうんですか。


記者としてのプライドを懸けて云々…みたいな展開ですよね。



そこはもう普通に、ドラマとして観れました。



ただこれも、こうなってくると、

本当にもうあの事故の事が、新聞のネタ扱いでしかなくなってたのがね(爆)



ちょ~~~と、観てる最中にもイチイチ引っ掛かる所だったんですけどね(爆)



これはこれで良いのかな…?(´д`)…という(爆)


それもありましたけどねぇ。






ああ~~~~~~。





眠いなぁ~~~~~(おい)





…すいません、なんか、

映画の感想の途中に私情を挟んじゃって…。



いや、でも、これはこういう事ですよ。


もう、だいたい書いたかな、書きたい事は。



うん、だから、新聞記者のドラマとしてはそこそこ観れましたけど、

それ以上の何かは…特に無かったって事ですよね。


はい。




俳優さんは別にもう、今更書く事もないような方ばっかりなので。


敢えてこの方は良かったですよ…とか書かなくてもね。



皆さん、名優さんばかりでしたよ。



はい。




………。




………。




………。




…ああ、もう寝よ、「クライマーズ・ハイ」

7個 映画自体は 8個で!





そうそう、あれあれ。


この映画の前にやってた予告編で観たんですけども、

「20世紀少年」



あれ、ちょっと面白そうだなぁ(´д`)



まぁ、もう原作の漫画のグダグダ具合は言わずとも知れてるわけですけども。



でも、映画の方はちょっと期待してしまいますねぇ。


あれ観たいなぁ。



…というわけで、次回には何を観てこようかは全く決めていない。


そんなお茶目なSurなわけですけども(´д`)ウフフ



さぁ、もうネヨネヨ(´д`)



じゃ、グンナイ(´・ω・`)ノシ




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2008年4月30日 (水)

紀元前1万年 [映画]

10001

★★★☆☆☆☆☆☆☆

http://wwws.warnerbros.co.jp/10000bc/ (紀元前1万年 公式サイト)



「紀元前1万年」

観てまいりました。




久しぶりの映画

そして、久しぶりの更新となってしまいました。



当ブログのマネジャーSurでございます、

どうも、こんにちは_(._.)_



いや、別にサボっていたとかそういうわけではないんですけどね。


ただ、単純に観たい映画がなかったというだけでして。



そうですねぇ、なかったですねぇ。


ここ数週間。



ほんと、映画不足でしたよねぇ。



もっと、パッショフルな映画が観たいんですよ。


僕は。



もっと、パッショフルでもいいんじゃないかなっていう。


そうですね。



ほんと、パッショフルな映画がなかったですよ。


ここ数週間。



ほんと、そういう映画が好きですね、僕は。


好きですし、観たかったんですね。


えぇ。




「求ム、パッショフルナ映画。」



…という、そんなキャッチコピーで今後も頑張りたいなと思ぅてるんですけども。




さぁ、というわけで、そんな映画を求めて観てまいりました、

「紀元前1万年」




でも?



始まって早々、↑こんな事を書いてるという事は?


これはパッショフルな映画じゃなかったの?



…という所なんですが。



そうですねぇ、じゃなかったんですよねぇ。


僕が求めていた映画はこれじゃなかったんですよねぇ。



でも、もう、お金は払ってしまいましたからねぇ。


もう、既に観て来てしまいましたからねぇ。



もう、イヤやわぁ。




10002
















紀元前1万年の世界を舞台に、

愛する女性を取り戻すため旅を続ける若者の姿を描く壮大なアドベンチャー巨編


『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督が、

マンモスが地上を闊歩(かっぽ)していた時代の映像化に挑んだ。


最新技術でよみがえるピラミッドやマンモスなど圧巻のCG映像は見逃せない。”




これ、あれ。


あれとスンゴイかぶる



かぶった



あの、昨年に観ました、

メル・ギブソン監督による「アポカリプト」



あれとスンゴイかぶりましたねぇ、個人的には。



いや、ん~…。


そら、ただ単に大昔の話をしたらどれでもそうなるんじゃないのか、

っていう事にもなるかもしれないんですけど。



でも、それだけじゃないんですよねぇ。


ストーリーというかそういう所に至るまで結構似てましたのでねぇ。



なんか、こう、未知の巨大な勢力に突如村を襲われて、

で、その連れ去られた村人のために主人公が立ち上がる…みたいなね。


それが結構そのまんまでしたからねぇ。



でも、それはそれでまぁ、別にいいんですけど、

何分、その以前に観た「アポカリプト」は全然面白かったものでね。



そう、あれ結構好きなんですよね、僕。



だから、どうしてもその、

今回のこの「紀元前…」を観る時には比べて観てしまう事になってしまうんですが…。



やっぱり、劣化版「アポカリプト」…?


な印象は否めない…?



って事になりますねぇ…それはねぇ…。


これはもう、仕方ないですよねぇ。



でも、ただそこで、

仮にその「アポカリプト」を事前に観ていなくてですね、

で、今回のこの「紀元前…」を観ていたら違った評価になったのかと言われると…。



そこも正直ノー・サーなわけですよ。


ノー・テンキューなわけでですよ。



という事は、やっぱり、ただ単に面白くなかっただけなのか、という。



実はそうなんですよ


そうだと思うんですよねぇ。


ねぇ。



じゃ、な~にがそんなに面白くないんだと。


な~にがそんなにダメなんだと。



その問いを何度も自分自身にも投げかけてみたんですよ。



でも、や~っぱり、面白くないなぁっていう、ね。


や~っぱり、ダメだなぁっていう。



もう、全然答えが出てこないわけですよ。



もう、考えるのがメンドクサイわけですよね。



これはぶっちゃけ。


正直ぶっちゃけ。



なんなんだ、お前はと。


なんなんだ、Surはと。



やる気がないのかと。


ブログをやる気がないのかと。



思いましたね、それは。


自分自身でも。



いや、ん~~~いやっ…そうさねぇ。



たぶん、”紀元前1万年”感が出てないんですよね。



か~なり昔ですよ、紀元前1万年前って。


でも、なんか全然その感じが出てないんですよね。



単純に喋る言葉も英語だし。



なんかもう、そこは適当でもいいから、

違う言葉喋ってよって思いますよねぇ。



そんなん、”紀元前1万年”前やゆぅてんのに英語て。


英語で喋るて。



かなんな、もう。


ええ?



ただでさえ、こっちは”紀元前1万年”前ってどんなんか知らんのに。



ただでさえ、どんなんか分かりにくいのに、

それに輪をかけて英語で喋ってどないすんねん、と。


思いましたよ、それは。



それとあと、分かりにくい。


か分かりにくい。



み~んな、おんなじようなして。


み~んな、おんなじようなして。



誰が誰や、わからへん。


主人公がかわからへん。



どういう事やねんと。


主人公をカムフラージュしてどうすんねん、と。



思いましたよ、それももう。



あと、かぶってるねん。



「アポカリプト」と。



やっぱり、かぶってるねん。



なんかもう、イイかなぁと思ったけど、そこは。


もう、別にそこは触れんでもイイかなぁと思ったけど。



でも、やっぱりかぶってるわ…。


我慢でけへんわ…。



だから、かぶってるってゆったのに…。


だから、撮る前にかぶってるってゆったのに…。



知らんわ、もう…。


僕のせいちゃうわ、もう…。


そんなん…。




はい、というわけでございましたけども、「紀元前1万年」

3つで…!





さて、次回!


次回は「少林少女」観たいなぁとは思ってるんですけどね。


観に行けるかなぁという気もせんでもないんですよね、これが。



ま、でも極力観に行きたいとは思ってるので、

その時にはまた頑張りたいなとは思ってるんです。


はい。



じゃ、そういう事になりますけども。


是非また、お会いしましょう。



グッド・ゴールデンウィーク(´・ω・`)ノシ




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2008年4月 6日 (日)

クローバーフィールド HAKAISHA [映画]

Hakai1

★★★★★★★★★★★★★★★★

http://www.04-05.jp/ (クローバーフィールド HAKAISHA 公式サイト)



「クローバーフィールド HAKAISHA」

観てまいりました。




も、オモッッしろいわぁ…。



超オモッッしろいわぁ…。




これは素晴らしいですねぇ…。


素晴らしくないですか…?



いや、もう…。


オモッしろい…。




ゴッッズィーラですよね。


だから。



リアルゴッッズィーラですよね。


あれ



うん、そうだと思いますよ、あれは。



リアルゴッッズィーラですよ、あれは。



そら、ああなるわ…。


そんなん…。



ゴッッズィーラ出たらああなるわ…そら…。



街もメチャメチャなるわ…。


あんなん出たら…。



アカンわ、そら…。


リアルゴッッズィーラ出たら…。



いやぁ、いいですねぇ…。



まぁ、確かに酔う感じはありますよね。


カメラに。



こう、観る前にそういった注意みたいなのをされましたけども。


確かにかなりブレますからね。



そこの部分では作品の良し悪しに関わらず、

観れないと言う人も中にはいるんじゃないでしょうか。


自分も最初の30分くらいはヤバかったですからね。



いや、でもオモッしろいなぁ。



もう、ほんと素人丸出しの意見ですけど、

どうやって撮ってるんでしょうね、これは。



何をどうやったらあんな事になるんだろうか。


ほんと、単純に驚きますよ、そこは。



金をかければいい…とかいうような問題でもないような気もしますしね。


やっぱり、そこはセンスとかになってくるんでしょうか。




もう、ストーリーとかはどうでもいい…ですよねぇ。



どうでもいいというか、無いようなもんですからね。


ストーリーなんて。



ドキュメンタリーですから。


これは。



もしも、NYにリアルゴッッズィーラが出たら…っていう。



もしもシリーズですからね。



そこがホント面白いですよねぇ。



だから、もうあの、


「ここで待っていれば必ずあいつを退治してくれるはずだ。」


…みたいな台詞ありましたよね。



なんか最後の方。



あ、来るな…って思いましたよね。


そこで。



あ、リアルウルトラマン来るな…って。



いや、ホントに来る予感がしましたよ。


あ、ついにここで…みたいな雰囲気ありましたよ。



そら、あそこでリアルウルトラマン来たら、

も、メチャメチャカッコイイですよ。



それはもう。



ジュエイッ!!


ですからね。



掛け声もちょっと違いますからね。


リアルウルトラマンなんで。



キャッーーーーー!!ですよね。


そうなったら。



そらもう、そこで来たら、

やっぱりウルトラマンやな…ってなりますからね。



やっぱり、最後はこいつやな…みたいな。



いや、だからあの後来たんでしょうね。


リアルウルトラマン。



カメラが切れた後に。



あの後、リアルウルトラマンタロウが来たと思いますよ。



そらやっぱり、無理ですから、もう。



あんな、リアルゴッッズィーラに勝てるのは、

もう、リアルウルトラマンタロウくらいしか無理ですからね。



だから、あの後が本番みたいなとこやったんでしょうね。



だから、ちょっと怒ってると思いますね、タロウも。


なんや、カメラ切れてたんかい…みたいな。



そこはちょっと残念なとこですよね。



ああ、そうか、だから、最後の爆発みたいなのは、

ひょっとしたらタロウが起こしたものかもしれないですよね。



あの時、来たのかもしれないですよね。



いや、でも、それはしょうがないですよ。


そこはもう、タロウも悪気があって爆発させたワケではないでしょうから。


うん。



リアルゴッッズィーラと戦うのに必死で、

まさか、そんなとこに人がいるとは思ってなかったでしょうから。


そこはもう、しょうがない。


ええ。




…いや、ほんと冗談抜きで撮ってくれないかなぁ。


この規模でウルトラマンVSゴッッズィーラ



しかも、この目線で。



もう、どっちも何か全然わからへん…っていう。



何かいきなりゴッッズィーラ出てきて、

またどっからかデカイ人間出てきたぞ…みたいな。



観たいわぁ、それ。




いや、面白いですね、ほんとに。


凄い楽しめました。


はい。



まさにアトラクションムービーの名に恥じない。


アトラクションムービーでしたね。


はい。



是非、有無を言わさずに一度ご覧になっては如何なものでしょうか。


まぁ、つまらなかっても、それはそれで別にいいんじゃないでしょうか。


はい。




という事でございましたけども、「クローバーフィールド HAKAISHA」

16個で!!!





さぁ、お次は。


…っと、またちょっと、しばらくお休みさせて頂いてですね(´д`)



そうですね、また1週間ほどのちになるでしょうか。


そうなりますね。



また、その辺りに何か映画を観てきましたら、

感想を書きに来たいと切に願っておる所存で御座いますので。



その時にはまた、どうぞよろしくお願い致したく_(._.)_


恩奉りもうしあげ候にて_(._.)_



じゃ、そういう事でございまして。


シーユーネクストウィーク(?)(´・ω・`)ノシ




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2008年3月 6日 (木)

君のためなら千回でも [映画]

Kimi_4

★★★★★★★ ラスト1分で ★★

http://eiga.com/official/kimisen/ (君のためなら千回でも 公式サイト)



「君のためなら千回でも」

恵比寿ガーデンシネマにて観てまいりました。




ありますね


ラスト1分で評価が2個上がる映画というのは。



ありますね。



…いや、誤解しないで下さい、

あったから書いてるんです、こうして。


実際に。



実際にそういう映画を観てきたから、こうして書いてるんですよね。



うん、無かったら書かないですよ。


こんな事。


うん。



今までそういう事は書いたことはないですね。



ラスト1分で評価が2個上がらないのに、2個上がったとか。


書いたことはなかったですよ。


このブログで。




ノッテたなぁ~~~( >Д<)



いや、もうノリノリじゃないですか。


この監督さん。



アイデア湧いてきてしゃーない…みたいな。


ストーリー思いついてしゃーない…みたいな。



いや、ほんとそーじゃないですかね。



たぶん、この監督さんの一番良い時期に撮ってますよね。


これはね。



それがスンゴイ、映像からも伝わって来てましたよ。


そのノリノリ具合が。



だから、スンゴイ揺れてましたよね、スクリーンが。


ノリノリで。



…あ、でも、これはなかったかな。


…あ、そんな、揺れてたら映画観れないですもんね。



…これはなかったですね。




ま、一応原作はあるみたいですけど。


そして、その原作からして中々の評価は得ているみたいですけど。



いや、それでもこれはノリノリでしょ。


ねぇ。



「え、ちょっと、どうしよこれ(笑)

止まらへん(笑)」


…みたいな。



そういう感じ、確かにありましたよ。


うん。




Kimi2















”無名の新人作家のデビュー作ながら、

全米300万部突破の大ベストセラーとなった小説を映画化。


戦乱以前の“中央アジアの真珠”と呼ばれていたカブールの日常、

そしてソ連軍侵攻とタリバン台頭まで、素顔のアフガニスタンが描かれてゆく。


30年の月日を描いた壮大な物語を2時間にまとめつつ、

スケール感を失わない脚本も秀逸。”




ん~、だから先ほども言いましたけど、

原作からして素晴らしいんでしょうねぇ。



もちろんっ、読んでないです。


それは。



もう、毎度毎度申し訳ないんですけど、全く読んでないんですね。


いやでも、分かりますよねぇ、その良さっていうのは。


うーん。



ですが、それだけでは決してない。



原作が良ければ、それだけで映画も面白いのか…と言われれば、

それはハッキリとノーと答えましょう。



それはもう、言わずもがななワケですけども。


それはもう、数々の映画がそれを証明してきたワケですけども。



いや、だからね。


何が凄いってその移り変わり?なんですよね。



だから、スンゴイこの映画っていうのは、

序盤中盤終盤、そしてラストで、もう全然違う映画を観ているような。



そんな感じすらしてしまうほど、移り変わり?が激しいんですよ。



だから、四部作みたいな感じなんですよね。


二時間の中に詰め込んだ。



四部作なんですよ。


これは決して大袈裟ではなく。



四季ですよね。


だから。


ほんとに。



…んん、まぁ、なんか例えてみましたけど、

これがイマイチどういう事か自分でも分からない。


うん。



四季に例えてみましたけど、どうしていいか自分でも分からない。


ええ。



そこは、ほんとに申し訳ないです。


いや、でもほんとにそうなんですよねぇ。



だから、最初はほんとに典型的な中東系の映画を観てるような。


そんな雰囲気なんですね。



どこかほのぼのとした雰囲気もありつつ、

どこか安っぽい感じもありつつ…みたいな。



そしてこう、あちらの映画によくあるような、

少年時代の淡い思い出を映し出しつつ…みたいな。


なんか、そんな感じがしばらくの間ありましたよね。



しかし、それが中盤になってきて、次第に様子が変わってくる。



ソ連軍の侵攻に合わせて、

この主人公の少年たちの置かれる環境も激変してしまう。



…ま、その辺は、いわゆる戦争モノ?みたいな感じですよね。



そしてそして、さらに時が経つにつれて…

…っていう、んんんん~、まぁそういう感じなんですよ。



までは言いませんけども。



うん、だから、ほんとに、

最初に観たタイトルコール?というんですか、あれは。



その頃の印象と、

最後まで観終えた時のこの映画の印象というのは、全然違ってましたね。


これはホントに。



凄く、そこが面白いなぁ~と思いましたねぇ。


うんうん。



そこはやっぱり、監督さんの力量でしょう。


ねぇ。



だって、これももう、当然と言えば当然かもしれませんが、

完全に原作を網羅できてるワケでもないじゃないですか。


時間的な都合やなんやかんやの理由で。



でも、それでも、しっかりとこの物語を伝える事ができたというのは、

やっぱり、その原作からの取捨選択の仕方がお見事なんでしょう。



その必要な部分と必要でない部分。


どうしても伝えたい部分と、やむなく諦めざるを得ない部分。



そこを選ぶセンスがやっぱり良いんですよ。


間違いなく。



いや、イイね。


これね。


うん。




Kimi3















そして、これはもう、

どうしても書かなくてはいけないんですけども、

このお父さんね。



主人公のお父さん役のこの人



いや、素晴らしいと思いましたよ、この方は。



この方…うん、もちろん演技とかそういうのもそうなんですけど、

その描き方みたいなものもね。



この父親像の描き方とでも言いましょうか。


いや、これはほんとに。



近年稀に見る父親像だったですよ。



ほんとに冗談抜きで感動してしまいましたから。


ちょっと、普通に泣きそうになりましたから…。



も、ホント…。


なんでしょうか、これは…。



間違いなく助演男優賞をあげなくてはいけない。


間違いなく最優秀助演男優賞をあげなくてはいけない演技なんですよね。



でも、確か、

先ごろのアカデミー賞では、この人選ばれてなかったですよね。


ねぇ。



だからもう、ほんと、

意味ないんじゃないかなと思いますよね、アカデミー賞とかって。



どこを観てたら、この人をスルーできたのか。


解らないですよ。


ほんとに。




最初はこう、

厳しいだけのちょっと嫌な父親なのかな…っていう感じでした。



しかし、それが徐々にそうではない事が分かってきて、

厳しい事も言うけれども、至ってを得た事を息子にも伝えて。



そして、ほんとにこれが感動してしまったんですけども…、

あのソ連軍が侵攻してきて祖国から逃げる際のシーンですよね…。



ここは、ほんとにシビレました…。


シビレましたね…。




カ~~~~~~ッコっいいぜ…。



ちょっとお父さん、カ~~~~~~~~ッコ良過ぎるぜ…。



それは…。


それはねぇぜ…。



それは近年稀に見る父親像だぜ…。



ねぇ…。



でまた、これをほんとに、さりげなく描くでしょ…。


もう、そこがタマラナイんですよ…。



当たり前のように描きますからね…。



いや、ほんとあそこは近年稀に見る名シーンだと思いますね。


私、個人的には。



…いや、違うんです、

ああいうシーン自体は別に珍しくもなんともないんですよ。


ああいうシチュエーション自体は他の映画でも全然あるんですよ。



でも、この映画のそれは、他のそれとはまたちょっと違う。



だから、父親だという事を凄く意識してたと思うんですよね。


このお父さんも。



ひょっとするとですね、

このお父さん一人なら、一人であの車に乗っていたなら、

ああいう行動は取らなかったのかもしれない。



ああいう事態になったとしても、スルーしていたのかもしれない。



でも、あの時、あそこには息子がいた。


隣には自分の愛する息子がいたんですよ。



とは言え、別に息子に良い所を見せたかったわけではない。


別に、息子に自分のカッコイイ所を見せたかったわけではない。



そんな事でを持った兵士に食って掛かったわけではない。



ましてや、ただの安っぽい正義感だけでもない。


そんな事で自分の命を捨てるような真似をしているわけではない。



そうだと思うんですよね。



ただ、息子の前だけではそういう事をさせないよ、と。


ただ、自分の息子の前だけではそういう事をさせるわけにはいかないよ、と。



もう、ぶっちゃけこれだけのような気がするんですよ。



ただ、こういう事態になった時にとしてどうするべきかを。


それを息子に教えたかっただけ。



ほんと、ただこれだけのような気がするんですよね。



というのは、その国境越えでの、まさにそのシーンでの父親の台詞、



「勇気がどういうものか教えただろ…!」



これですね。



これを聞いたときに、ああ、そういう事かと。


思いました。



ああ、この行動の意味はそこにあるのかと。


思いましたね。



それ以前にもちょっとありましたよね。



この息子に対しての苦言とでも申しましょうか、


「自分を守れない子供は、誰一人守ることができない大人になる」


…っていう。



だから、そういう大人にだけはなって欲しくはない。



その想いから、その想いだけで銃を持った兵士にも一歩も引かず、

自分の命を失くす事にもなりかねない事態にも関わらず一歩も引かず。



そうやって息子にその想いを伝えた。


伝える事ができた。



こういう事だと思うんですけどねぇ。



そうなんですよ、その伝わっていたというのがこれまた、

後にちゃんと分かるんですね。



それが分かるシーンがちゃんと用意されているんですよ。


これもまた、さりげなく。



全然、あの時あれがあったから…みたいな感じじゃなく。


うん。



もぉ~~~、そこがもう、ほんとに良いんですよ~~~。


もぉ~~~~。




…いや、ほんとに、これはちょっとが入ってしまいましたね…。


なんかすいません、一人で盛り上がっちゃって…(爆)



うーん、まだあるんですけどねぇ、このお父さんについては…(爆)



そうそう、あともう一つだけ



あのねぇ~、

だから、この国境越えのシーンの後ですよね。



いきなり、そこから10年後?くらいに飛ぶんですよ。


で、住んでいる場所もアフガニスタンからアメリカへ。



ここがまたニクイんですよ…。


この監督は…。



くっそぅ…。



ようはその、いきなり10年後とかになっても、

こちらは困惑するじゃないですか、観てる方としては。



どうしても、その間の空白が埋めきれずに、

物語としても薄味にならざるを得ない。


ような気がするんです。



とは言っても、時間の尺の都合上削らざるを得ない部分でもある。


では、そこで、この監督は一体どうしたか。




3カットでその10年を伝えてきましたよね。



わずか3カットで



というのはですね、

この父親というのは、アフガンでは結構なお金持ちだった。



でも、アメリカに逃げてきたから無一文になってしまいますよね。


なので、アメリカではガソリンスタンドの店員として働いている。



いわば、落ちぶれてしまった…とも言えなくも無い。


そんな現状をまず見せる。



まず、それが1カット



そして、その直後、

ビシッとしたスーツ姿に着替えて何やら嬉しそうに鏡を見る父親。


しかし、そこに映し出されている部屋は、

以前に住んでいた家とは比べ物にならないような粗末なもの。



次のシーン。


大学の卒業式に出席する父親とその息子。



その息子の晴れ姿を見て笑いかける父親。



はい、これで2カット目。



最後、その足で酒場へと卒業祝いをしに来る親子。


そこでの父と、成長した息子の会話。



「将来は立派な医者になるんだろ」



はい、来ました3カット目。



どうですか、これ。


何言ってるか全く分からないでしょ(爆)



いや、違うんです。



ようはですね、

故郷のアフガンを無一文で追い出されてアメリカにたどり着き、

以前とは比べ物にならないような粗末な部屋に住み、ガソリンスタンドで働きながら、

しかし、それでもなんら腐ることなく息子と共に生きて

そして、将来は医者を目指せる程の環境を息子にだけは与えてきた。




はい、これでどうですか



そんな10年間が目に浮かぶようじゃないですか。




父親のプライドだけは捨てずに生きてきた、

そういう”男の生き様”が目に浮かぶようじゃないですか。



もう、ほんとそうなんですよ…。


カッコイイわぁ…。




だから、まだこれだけじゃないんですからね、ほんとは…。


まだ、ありますからね…。



いや、でももう、書きませんけど…。


いい加減シンドイんで…。



あの~、だから、

こういうのってあんまり感情移入する事ってなかったんですよね。


正直。



映画で、物語で、”父親を想う息子”…

みたいな構図はよく出てくるとは思うんですけど、

でも、ま、別に言っちゃえば物語の中の話ですからねぇ。



そんなにそこは、移入する事もなかったんですけど。



でも、今回ばかりは違いましたねぇ…。


今回ばかりはそうも言ってられなかったですよね…。




はい、もう、じゃ、ちょっと…。


今回はこの辺にさせていただきたいなと思うんですけども…。



いや、素晴らしい作品だと思いますよ。


ほんとに。



なんか、お父さんの事ばっかり書いてしまいましたけど…(爆)



でも、全然それ以外の部分も観る箇所はいっぱいあると思いますしね。


それを全部書いてたら、ほんとにキリがなくなるので(爆)



あと、これは全然DVDで観ても、その魅力が減る事はないと思いますのでね。



なんか、あんまり公開されてる箇所が少ないようなので、

是非是非DVDででも一度、ご覧になってみては如何なものでしょうか。


はい。



…ああ、そういえば、ちょっと今思ったんですが、

評価つけ間違えたかな…って。


うーん、ねぇ。



これはやっぱり、これくらいつけておいても全然問題ないですね。


ね。




じゃ、というわけでございまて、「君のためなら千回でも」

8個 ラスト1分で 10個で!!





次はもう、何を観るか分かんないです(爆)


今はもう、このブログを早く書き終えて寝る事しか考えてないです(爆)


はい(爆)



じゃ、また、いつの日か。


お会いできる事を夢見て



ドリーミン(´・ω・`)ノシ




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2008年1月30日 (水)

母べえ [映画]

Kabe

★★★☆☆☆☆☆☆☆

http://www.kaabee.jp/ (母べえ 公式サイト)



「母べえ」

観てまいりました。




いや、これは…。


ちょ~~っと、厳しめに…。


採点しときましたけど…。



いや、分かりますけどねぇ…。


その、どういう映画にしたいか、みたいなのは…。



でも、なんでなの…?


が。



も、拭えないんですよね…。


終始



なんで、今、山田洋次監督はこれを…

なんで、今更こんな作品を映画化したの…っていう。



なんでしょうねぇ…。



ま、ちょっと厳しい言い方になるかもしれないですけど、

映画作品…エンターテインメント作品としては、これ、


ぶっちゃけ、つまんなかった…?


…と、言わざるを得ない、この「母べえ」ですよね…。



なんか、公式サイトのアドレスも、

カービー(kaabee)みたいになってるし…。



これは一体如何なものでしょう…。




Kabe2
















山田洋次監督が昭和初期につつましく生きる家族の姿をとらえて、

現代の家族へのメッセージとしてつづった感動の家族ドラマ


夫のいない家族を支える強くてけなげな母親を演じた吉永小百合をはじめ、

坂東三津五郎や浅野忠信、子役の志田未来、佐藤未来が、

戦前の動乱に翻弄(ほんろう)されながらも懸命に生き抜く人々にふんする。


戦争の悲劇を描きながらも、

平和や家族の大切さ、幸せとは何かを、改めて思い出させてくれる。”




まず、大前提としてあるのがこれでしょうね。



”夫のいない家族を支える強くてけなげな母親”



これがね、



”夫のいない家族を支える上品でけなげな母親”



この様にしか見えないと。


感じられない。



ここがもう、大前提として、

ああ、いや、分かるけどなぁ…っていう部分なんでしょうね。



これは、自分だけなんでしょうか。


いや、結構そう思った人っている様な気がしないでもないんですけど。



だから、これはもうヘタすると、

キャスティングを誤ったのかな…っていうところまで行ってしまいますよね…。



極端な話。




吉永小百合さん。


いや、綺麗でねぇ、上品な方ですけども。



ただ、強さとか、必死さとか、泥臭さとか、

そういう、もう生き様と呼べるようなものは見てて感じられなかったですよ。


これはもう、正直。



この作品、物語に関しては、

それが感じられない事にはどうしようもないと思いますので。



そこがもう、大前提として違ったかなって思いますよね。



もっと、汚くていいじゃないと。


もっと、下品でもいいじゃないと。



そうじゃないと、

”平和や家族の大切さ、幸せとは何かを、改めて思い出させてくれる”

ここまでには至らないかなって。


思いますよね。



山田洋次監督という人はそれができる人だと思ってましたのでね。


そこがちょっと残念でならないなって思うんですけど。



私、中学か小学生か忘れましたけど、そのくらいに観た、

「学校」には大そう感動を覚えた人間なのでして。



あの映画にはそれがありましたよね。



綺麗でもなくて、上品でもなくて、幸せでもないけれども、

それでも生きてるんじゃない、私たちはと。



それでも、何か一つ楽しい事があれば、それでいいんじゃない、と。



それを教えてくれた素晴らしい映画だと思ってますので。



いや、だからそこがね、凄く残念でしたよ。



冒頭に、今更とも書きましたが、

何故、今までにも散々あったような、こんな映画じゃないとダメなんだろう、と。



それなら別に、この映画じゃなくても、他の映画ででも、

”平和や家族の大切さ、幸せとは何かを、改めて思い出させてくれる”

…これは思い出せてしまうよ、っていう。


話ですから。



そこが凄く残念でしたよ。


やっぱり。




Kabe3
















ようはあれなんですよ。


吉永さんのダンナさん(坂東三津五郎)がですね、

こう、反戦思想の持ち主で捕まっちゃったと。


で、そこから、この娘二人を抱えて吉永さんが一人で…、

みたいなお話なんですね。



…って、ひょっとするとこれは、実話なんですかね?



エンドロールを見てたら、なんか原作者の方の名前が、

映画に出てくる、↑この右の女の子の名前と一緒だったように思ったんですが。


話の内容的にもそうなのかもしれませんね。



で、その吉永さんについては上でも述べたとおりなんですが、

このダンナさんの方についてもね。


ちょっと、それってどうなの…みたいな印象を受けてしまったんですよね…。



いや、その単純に反戦の思想を持って、

それを決して曲げないというのは素晴らしい事なのかもしれないんですけど、

ただ、家族がいるじゃないと…。



奥さんを倒れるまで苦労させて、娘とも離れ離れになって毎日泣かせて、

それだけじゃなくて色々な人にも迷惑をかけて、

そうやって、そうまでして守るべきものなのかと。



いや、その信念を持つのは本当に素晴らしい事なんですけど、

なら、その信念さえ曲げなければ多少のウソをついても良いじゃないかと。


自分の中でさえ曲げなければ、思い続けてさえいれば信念なんじゃないのかと。



ようは、警察に対してですよね、

改心しましたと。


もう、反戦なんて事は言いませんと。


お国の為に尽くしますと。



これさえ言えば釈放されると言う事だったんですよ。


それさえすれば、家族の元に帰れて、苦労をさせる事もなかったんじゃないか。



…でも、結局はそれをせずに、この人は獄中で死んでしまう。


それって、別に良い話でもなんでもないんじゃないかと思うんですよねぇ…。



本当に、その思想に信念を持って、

それを貫いて、なんとしても日本を変えよう、みたいな。


そういう事なら話は別ですけど、そんな感じでもなかったようですし、

で、それをするならそれこそ家族さえかえりみない位じゃないと無理でしょうし。



で、そこまでのモノじゃないのなら、

ただ自分がそういう思想を持っていて、そこは曲げたくないんだけど…

っていうくらいのモノなのなら、家族の事も周りの事も少しは考えて、

多少のウソや方便を使ってでも生き抜くべきなんじゃないかっていう。



だから、本当に簡単に言ってしまえば、

ちょっとどっちつかずな印象を持ってしまったんですよね。



思想も守りたいし、家族も大事だしという。



いや、でも別に、

この映画は、この人を英雄視している映画でもなんでもないですし、

劇中ででも不器用な人だというようなニュアンスは出てきてましたので、

そこは別に、そういう観方でいいんでしょうけどね。



ただ、そこがず~っと引っかかってて、イマイチ入れなかったのが事実ですよね。



ん~、別に土下座をして生きるのは悪い事でもないですし、それこそ、

この時代の人たち皆が戦争大好きで戦争に行ってたわけではないでしょうし。


う~ん。



なんか、この人は以前に大学の講師をしていて、

その時の教え子が検事としてやって来たと。


で、その彼が、このダンナさんの書いた…

ま、言い方が適切ではないですけど反省文?みたいなのに対してですね。


これじゃ全然だめだと。


この中国との”戦争”というところは”聖戦”と書けと。



そういう事を言われて。



そして、それを聞いたダンナさんが、


「君はこの戦争を本当に聖なる戦争だなんて思っているのかい?」


…てな事を言うクダリがあるんですけど。



いや、ここにしたってね、

一見なんか凄い綺麗な、素晴らしいシーンのような感じだったんですけど。


でも、この教え子の彼にしたってですよ、

”戦争”を”聖戦”と呼ぶ事で家族を養ってるのかもしれないじゃないですか。


それこそ、自分は決してそう思ってなくても。



だから、そんな、ただの言葉の違いにそこまで拘って、

で、家族や周りには迷惑をかけて…っていう所がね。


なんか、どうしても腑に落ちない部分だったんですよね、個人的には。



…まぁ、こういうのも今の時代だからこそ言える事なのかもしれませんけどね。



ただ、もう単純な、映画


映画作品として、お話として観た場合にはそう感じてしまいましたよ、と。



いう事なんですけど。


はい。



まぁ、別に人の生き方について否定をしているわけでもないですし、

否定できるもんでもないですしね。


そこは。



ただ、ちょっと、そこを綺麗に描きすぎてる部分が気になりましたもので。



ええ、そんな事でございました。




やっぱり、作品がらか年配の方が多かったように思いましたね。



そういう方が観ると、また違った観方になるんでしょうか。


どうなんでしょうか。



私には分かろうはずもございません。


はい。




というわけでございまして、「母べえ」

3個で…!





…次回は何を観てきましょうか。


1日が「映画の日」なので、

是非そこで何か1本観てこようかと画策しておる最中なんですが。



と、それに合わせてか、1日には色々と公開されますよね。


「アメリカン・ギャングスター」でしたか。



その辺も考慮しつつ、また観賞して来ましたら書き綴ろうかと思います。



では、そんな事で。


アディオス(´・ω・`)ノシ




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2008年1月26日 (土)

陰日向に咲く [映画]

Kage_2

★★★★★★★★★★

http://www.kage-hinata.jp/index.html (陰日向に咲く 公式サイト)



「陰日向に咲く」

観てまいりました。




ですね。



もう、いいんじゃないでしょうかね。



これも何も書かなくて。


うん。



ありますからね。


何も書かなくていい映画というのは。


間違いなく。



レヴューなんていらない映画というのは、

もう間違いなくありますから。



だって、観ればいいじゃない?…って。


うん。



なんやねん、観て来ればいいじゃない?…っていう。


何を迷って…何を悩んでるねん?…って。



そんなもん、観るしかないじゃない…っていう。


観ないで面白いわけがないじゃない…って。



そんなもん、お前っ、

観ずに面白さが伝えられるわけがないじゃない…っていう。



ええ。


そういう映画はありますから。



だから、これは間違いなくそういう映画ですからね。


うん。



だからもう、何も書かなくていいと思いますね。


レヴューとか全然いらない。


もう、ほんとに。



この記事とかも全然いらないですね。



だから、この記事も3日たったら削除しますよ。(え)



いや、ほんとにそう思います。




原作、劇団ひとり



原作も大そう売れたそうですけど、凄いですね。


これはよく出来てます、ほんとに。



ああ、そっからこう持ってくるか…みたいなね。


おお、そっからこっちに繋げてくるか…みたいな。



そういう驚きもしっかりありつつ、感動もさせつつ…みたいな。



いや、本当に凄いと思います。




ただ


一つだけ残念な点がありました。



エンディングに流れる主題歌ですね。


あれだけが、この映画を観てて大そう残念に感じましたね。



だから、↑このように採点してますけど、

厳密に言うと0.5点マイナスにしておきたいところなんです。



そういうところはちょっと厳しいんです。


自分。



でも、やっぱり重要ですからね、ラストに流れる曲と言うのは。



だから、今回、映画本編は凄く良かったんですけど、

映画本編が凄く良かっただけに、エンドロールが始まってすぐ、

席を立ちましたよね。



あ、これは余韻を逆にかき消されるな、と思って。



…まぁ、誰の歌かは知らないんですけどね。


でも、それは大そう残念でした。



個人的な希望で言えば、BUMP OF CHICKEN


が良かったですね。



是非彼らに、「オールウェイズ~」に引き続き主題歌を担当して欲しかった。



というか、なんならもう、

今回も「花の名」を流してもらっても良かったんですけどね(爆)



いや、冗談抜きで全然しっくり来ると思いますけど。


あの歌よりも。



というのも、何を隠そうワタクシ、

「花の名」を聞いて以来、大のBUMPファンになってますから。



BUMP大好き



朝起きたらBUMP、夜寝る前もBUMP、カラオケ行ったらBUMP



これが事実ですから。


困ったものです。



いや、ほんとにね、

そこだけがこの映画に関しては残念でならないなって思いますね。



これはもう、なんか大人の事情に監督さんが負けたのかな…

っていう気がしてしまうんですけども。



「オールウェイズ~」の場合はあれ、

監督さんがちゃんとBUMPの人に会いに行って、直接依頼をして、

そして、あの「花の名」が生まれた、と。


インタビューで言ってましたからね。



今回のあの歌には、

どうもそんな経緯があって誕生したとは…どうしても思えないのでねぇ。



そこはもうちょっと監督さんに頑張って欲しかったなって思いましたけど。



だからあれですよ、

そのまさに、映画の一部とも言えるエンディング曲をですね、

自社のアーティストを使いたいという理由だけで変えてしまうという。



そんなもんはもう、言語道断なんですよ。


…まぁ、言わずともavexの事ですけどね。



あれは何なんだ。


何なんだ、お前らは、と。



梨花って何なんだ、と。



やめろ、あれ。


あれ、やめろ、ホントに。


お前らは。



くっそぉ、この野郎。



…いや、別に酔ってるわけじゃないですよ。




いや、そんな事で、まぁね、

映画本編だけに関して言えば、間違いなく10点満点で問題ないでしょうから。


これは。



そこはもう、間違いないでしょうから。


ええ。



でも、もう、

もしBUMPが歌ってたら17点くらい行ってましたけどね(´д`)




というわけでございまして、「陰日向に咲く」

9.5個で!!





はい、次回はもう、「母べえ」ですね。


山田洋次監督となるとそれはもう、

期待せざるを得ないでしょう。


多少でも映画好きなら。


ねぇ。



というわけで、また近いうちに観てきたいと思います。



…いや、でもまた、この「母べえ」が凄く良くてですね、

で、また何も書かなくていいという事になるかもしれないですけど。



でも、それは決して手を抜いてるわけじゃないですから(´д`)


そこは誤解の無きよう御願いしますね(´д`)



ありますから、そういう映画は(´д`)


ええ(´д`)


仕方ないんです(´д`)



それでは、「母べえ」が凄く良い映画である事を祈りつつ…

バイビー(´・ω・`)ノシ




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2007年12月20日 (木)

カンナさん大成功です! [映画]

Kanna

★★★★★★★~★☆☆

http://wwws.warnerbros.co.jp/200poundsbeauty/ 

(カンナさん大成功です! 公式サイト)



「カンナさん大成功です!」

、と言いつつ観てまいりました。




、と言いつつ観てまいりましたねぇ。



天邪鬼ブロガー

当サイトのマネジャーSurでございます、どうもこんばんは_(._.)_



…ま、映画なんて言わばアマノジャクなもんじゃないですか。(意味不明)



こう、こっちがこうだろうと思ってたストーリーや予想を裏切られて、

で、向こうが感じて欲しいテーマをこっちは全然違うように捉えて。(こじつけ)



そして、そう、

この映画もまさにそんな、騙し騙され、愛し愛され、歌い歌われ

そんなアマノジャク映画なんですね。(無理)



…いやぁ、なんかすいません、冒頭からビシッとオチつけちゃって(´д`)(いやいや)




しかし、まぁこれベタですよねぇ。



今時、日本ではとてもやれないようなベタベタストーリーですよ。


これは。


ええ。



しかし、なんだかんだでそれを最後まで観せてしまう所が、

昨今の韓国映画の恐ろしいところですよね。



うん、これは少しオマケした採点ではありますが、

でも、↑これくらいは行くと思いますよ、ほんと。



いやぁ、でも、なんでこんなベタな作品をあえて映画化するんだろ。


もっと、凝りに凝ったお話はいくらでもあるでしょうに、ねぇ。



ほんと、アマノジャクだなぁ(´д`)




Kanna2
















マーリーーアー、アベーマリーアーー~~~~♪(´д`)



↑これが同一人物だという。


そんな事がありえるわけが無いんですけど。



Kanna3










見てください、このAfterを。


メチャメチャ可愛いじゃないですか、これ。


ねぇ。


もう、ほんとに。



鈴木由美子さん原作の同名漫画を韓国で映画化…らしいです。



ええ~で、あらすじの方がですね、

美声と歌唱力はあるにも関わらず、そのビジュアルが伴わない為に、

他のアイドル歌手の吹き替えとして歌っていたカンナなんですが、

そのプロデューサーであるサンジュンの優しさに想いを寄せてですね、

自分はステージの裏側ででも一生懸命歌っていたんですね。



しかし、ある時、サンジュンはただ自分を利用しているだけだと知ると。



そんな現実に絶望した彼女は自殺を思い立つんですが、

死のうとしても死に切れず、そして生まれ変わる決意をすると。



その方法が全身整形…という事なんですけども。



それで生まれ変わったカンナが…



Kanna3_2










これですよ、これ



反則ですね、これは。


これはアカン。


も上手いし。



マーリーーアー、アベーマリーアーー~~~~♪(´д`)



キム・アジュンさんという方らしいですね。


現在売り出し中という感じの女優さんらしいですが。



いやぁ、綺麗で可愛いですよねぇ。


ビューティー&キューティーですよね。



で、そのもう一方のカンナの恋の相手のサンジュンというのが、



Kanna4










キムタク似のこの人。


まぁ、この写真ではそんなでもないんですが、

ほんともう観てる間中、木村拓哉さんに見えて見えて仕方なかったです…(爆)



本人もちょっと意識してたりするのかなぁ、なんて事も思ってしまうほど。



チュ・ジンモさんですか。


…ま、もう韓国人の俳優さんの名前は覚えられないので、

特に覚えておこうとも思わないんですが、今更(´д`)



ん~でも、この人のキャラクターというのが、

この映画では結構重要になってきてたんじゃないかと思うんですね。



そう、このサンジュンという男がですね、

どちらかというと、完全に悪い男って感じでもないんですよ。



そら、もちろん、ビフォーのカンナに対してはヒドイ事をしたのかもしれませんが、

でも、それもある意味ね、仕方ない事と言えば仕方ない事なのかもしれませんし。



自分も業界で生き残る為にはあらゆる物を利用しないと生き残れないだろうし、

別にカンナに対して表立ってヒドイ仕打ちをしてたわけでもないし、

それでカンナがサンジュンに恋をしたというのも、ある意味カンナの勝手だし。



特にこういう業界だと、このくらいの事は当然なのかもしれませんよね。



だからそう、カンナにとってはヒドイ事をされた相手なんですが、

でも、それでもまだサンジュンの事が好きだという。



そのカンナの気持ちというのも、

自分は男ながらにですが、分からなくもないなっていう感じなんですね。


このサンジュンに対してなら。



そこで感情も移入できてしまったと。


カンナに対しても。



なので、ホントに女性なんかが観ると結構ハマれるんじゃないかと思うんですよねぇ。



それこそ、もう、ベッタベタな少女マンガノリでしょうし…(笑)




Kanna5













ん~、だからあれですよね。


この映画は、仮に、ここで結末まで全部言ってしまっても、

たいして面白さは伝わらないんじゃないかなと思うんですよね。



何回も言ってますけど、別に今更なんの目新しさもないお話ですし。


別に、結末が全く予想だにしてなかった結末であるわけでもないですし。



とは言え別に、観終わった後に不快感が残るわけでもないですし。



だからもう、この↑二人の美貌を見ながらにして、

そして、この二人の恋の行方を見守れば、楽しめばいいじゃないかという。


そんな映画ですよね、これは。



ほんと、日本ではできないと思いますね、これは。


韓国でだからこそできる内容だと思います。



もしこれが、新垣結衣主演、

プロデューサー役に伊藤英明…とかならどんな事になってたか。


想像に難しくありません。



そして、整形天国だと聞いております、韓国は。


だから、そういった意味でも様々な反響を呼んだんでしょうね。



しかし、これだけ整形整形と連呼される内容だけに、

このアジュンさんとかは整形はしてないんでしょうねぇ、やっぱり。



それでこれだけの美貌の持ち主。


ナチュラル美人とはねぇ。



前から思ってたんですけど、なんか違いますよね。


日本の俳優さんと韓国の俳優さんて。



なんか韓国の俳優さんの方が凄く造りがしっかりしているというか。



やっぱり、俳優…芸能人になる人、なれる人の基準というのが、

韓国と日本では違うんですかね。



女優さんでもホント綺麗だなぁって思える人が多いですからねぇ。



ま、もちろん、中には実際イジッている人もいるんでしょうけど(´д`)




…そんなわけで、観たい方は観てみてください。(投げやり)



まぁ、別に、DVDで観てもそれほど問題ない作品じゃないかとも思いますけどね。


面白い面白くないという事じゃなく。



大画面、大音量云々じゃなくて、

ストーリーにハマれるかハマれないかだと思いますので。



ああ、まぁ、劇中に歌を歌う場面が何箇所かあったので、

それを大音量で聴きたい!という方は是非劇場でご覧になってください。



マーリーーアー、アベーマリーアーー~~~~♪(´д`)



この曲が妙にに残るんですよ♪(´д`)



…マーリーーアー、アベーマリーアーー~~~~♪(´д`)



…え、梨花?(´д`)


…どうでもいいわ、もう(´д`)




というわけでございまして、「カンナさん大成功です!」

7~8個で!!





さぁ、もう観たい映画がないないと前々から言ってましたが、

ちょっと今回、この映画の始まる前の予告でですね

12/22から公開の「魍魎の匣」が微妙に面白そうじゃないかと。


思いまして。



ひょっとしたら、次回これを観て来ようかな、なんて考えております。



まぁ、

「ナショナルトレジャー」も気が向いたら観に行こうかとも思ってますけど(´д`)



でも、前作観てないからどうもイマイチ乗り気じゃないのも事実で。



ま、なにはともあれそんなわけで…


メリークリスマス(´・ω・`)ノシ




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2007年11月 3日 (土)

クワイエットルームにようこそ [映画]

Qr

★★★★★★★☆☆☆

http://www.quietroom-movie.com/ (クワイエットルームにようこそ 公式サイト)



「クワイエットルームにようこそ」

1日映画の日に観てまいりました。




”映画の日”って事もあってか、

平日の夜にしてはそこそこお客さんがいました。


まぁ、そんな中映画が始まって、こう観てたわけなんですけど。



アハッハッハ!


ハハハハハ…



…え、どこどこ?(`Д´≡`Д´)

どこで笑ったの、今…?(`Д´;≡;`Д´)



ちょっと、最初こんな感じになる場面がいくつかあって、

正直戸惑いまして…(爆)



いや、別に笑うのがダメとか言ってるんじゃなくて、

どこで笑ったのか分からない感じがほんとにあって…。



で、その笑ってるのが一人の人なら、まだその人の好みなのかなと思えるんですけど、

結構、何人もの笑い声が同時に起こる中、そういう感じだったので、


(あれ、これは自分にはこの映画向いてないのかな…(`Д´;≡;`Д´))


…なんて事をしばらくの間思いながら観賞しておりました。




松尾スズキさん

…という方の作品を観るのは多分これが初めてだと思うんですけど、

ふぅむ、なるほどねぇ。



うん、正直、”笑い”っていう意味での面白さは、

自分的にはあまりなかったように思いますが、

でも、作品としての面白さはそこそこ良いものがあったかなって。


思いましたねぇ。



いや、でもちょっと…、

あの”自分だけ取り残されてる感覚”というのは、ある意味怖いですね…(爆)



なんか、「世にも奇妙な物語」的な…。




Qr2













”28歳のライター・佐倉明日香(内田有紀)は、

ある日目が醒めると、白い部屋に拘束されていた。


そこは通称“クワイエットルーム”と呼ばれる、

女子だらけの閉鎖病棟内にある保護室だった。


見知らぬ場所、見知らぬ人――。


記憶がない上に、担当医と、同棲相手の鉄雄(宮藤官九郎)

双方の同意がないと退院できないという逃げられない状況に直面した明日香は、

他の個性強すぎる患者たちと供に、非日常的な世界で生活することを強いられる。”




ようはこれ、内田有紀さんがうっとおしいって事?



いやいや、誰がうっとおしいねん(´д`)



Qr3












内田有紀さん、好きなんですよねぇ。


昔から。


10代のころからの密かなファンであります。



で、そんな内田さんも吉岡秀隆さんと結婚されて、

で、離婚されて…。



そして、その後に女優に復帰(?)されてからの何かのドラマを

チラっと観たことあったんですが、

(おおぅ…、この演技は……(;´д⊂))

…なんて事を思ってしまうほどのブランクの長さを感じたりもして…。



でも、今回はっちゃけてましたねぇ。



これはちょっと、内田さん自身、

女優として一皮剥けて新たな境地に入った様な、そんな感じなんじゃないですかね。


そのくらい、観てて不安になることもほとんどなく、

良い演技をされてたんじゃないかなと思います。



逆にちょっと、ここまでしていいの?

…っていうそういう不安はありましたけど…(笑)


いや、でも凄く良かったですよねぇ。



で、映画の内容の方はというと、



Qr4










仕事と恋愛のストレスからアルコールと睡眠薬の過剰な摂取で意識を失い

病院に担ぎ込まれた明日香は、”クワイエットルーム”で目が覚める。


手足を拘束され、倒れる前の記憶もなく、仕事の締め切りもとっくに過ぎている。


そんな状況でなんとか病院から出ようとするが、

自分の意思ではなく、担当医と保護者の同意がなければ退院できない。


そこで明日香は仕方なく、この病院でしばらく過ごすハメになるが…。



…という、ちょっと↑にほぼ同じ内容の文章がありますけど(爆)


最近、これが非常に気になってます(爆)


明らかにどっちかいらんやろ、と(爆)



ということでですね、

この病院は”精神病院”という事で、他にも色々な患者が入院しているんですね。


過食、拒食、レズビアン(?)、頭を燃やしちゃう人、退院するフリをする人…


そんな、”普通ではない環境”がそこにはあります。



まぁ、これ映画ではデフォルメされて、

ちょっと面白おかしくされてましたが、実際はもっと異質な感じなんでしょうねぇ。


実際行ったことないので分からないんですけど。



だから、そこで内田さん演じる明日香の、

”自分はまともな人間なのに…早くここから出たい”と思う気持ちはよく分かります。



でも…その”自分だけはまともな人間”って思ってた自分が実は…、

ていう所があれなんですかねぇ。


この作品のミソというか、何かこう、観てる人への問いかけ…みたいな。



そんな感じなのかなって思いましたけど。




Qr5













でも、正直言ってしまえば個人的にはそんなに、

”共感できた”とか”深く考えさせられた”とかいう事はなかったです、はい。


これはもう、ウソをついても仕方が無いのでね、

うん、仕方がないです。



単純に、内田さんの演技が良かったなぁという…

まぁ、ファン補正というフィルターを通しての意見でもありますけど。



あと、ラストがね。


結構、気持ちの良い終わり方というか、あの…

”捨てる”?とことかね。



ああ、なんかパッと見にはヒドイととられそうな行為なんだけど、

でも、なんか分かるなって……そうだよねっていう。



人生って結局そういうもんだし、それの繰り返しで生きていくもんだよねっていう。



…なんか結構、”共感”できて”深く考えてる”んじゃないの結局は?

っていう、ご意見ご感想も受け賜わりそうな気もしてきましたけど(´д`)



でも、そうですね、

ラストでちょっとこの映画に対する評価の方も変わりましたかね。



Qr6










あと、出演者の方もなにげに豪華でした。


クドカンさん、大竹しのぶさん、蒼井優さん、りょうさん、妻夫木さん…


全員個性もあって、脇役に留まらない存在感で。



ただ、ひとつちょっとになったことがあって…。


こう、あんまり言うべき事ではないのかもしれませんが、

クドカンさんのなんですけど…。



最初見たときには、役作りというかそういう感じなのかなって思ってたんですけど、

特にそこに触れる事無く終わったんで、多分そうじゃないんでしょうね…。



なんか、最近の芸能人の人の歯って、

みんな凄く歯並びも奇麗じゃないですか…。


だから、それに見慣れてたんで、ちょっとビックリしちゃいまして…(;´д⊂)



まぁ、それで別にどうだって事もないんですけどね…。


なんか、できるなら治したらいいのにな…なんて思ってしまったので…(笑)



はい、そんな感じですねぇ。



この、なんつうんだろ、

変な人がいっぱい出てきてなんやかんや…

みたいなノリの笑いが好きな人には普通に笑えて楽しめるだろうし。



別にそれだけじゃなくて、

この明日香と同じ年代の女性にとっても共感できる部分はあるのかもしれませんし。



そこはまぁ、誰が観ても損をする作品ではないかなっていう感じはしましたね。



…あ、でも、往年の内田さんファンの方には必見じゃないでしょうか(´д`)




というわけで、「クワイエットルームにようこそ」

7個で!





次回。


次回は、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」とか。

「オリヲン座からの招待状」とか。


この辺が気になりますかね。



あと「バイオハザードIII」も観たいか。



という事で、この3作のいずれかの感想を書きたいと思いつつ。


では、またその次回で(´・ω・`)ノシ




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2007年10月31日 (水)

クローズ ZERO [映画]

Cro_2

★★★★★★★★☆☆

http://www.crows-zero.jp/index.html (クローズ ZERO 公式サイト)



「クローズ ZERO」

レイトショーで観てまいりました。




おもっしろ~い!


これは期待通りの面白さでした~。



これですよ、これねぇ。


久々に見ましたね、善良な不良映画を。



いやぁ、熱いですね。



最近、レイトで映画を観る度にですね、

ここでも、眠かった~眠かった、やれ眠かったぁ…などと言ってましたが、

今回、眼パッチーン開いてましたからね。


ぜんっぜん、だいじょうぶ。



やっぱり、面白い映画なら眠気なんてものともしないんですよねぇ。


まぁ、自分の好みの問題もあるんでしょうけど。



それでも、そういう意味では良いバロメーターになってるのかな、と思います(笑)




で、これを観にいつもよく行く映画館に赴いたわけですが、

やたらが多いんですね、エスカレーターで登る最中にも…(笑)



さらにびっくりしたのが、普段そこでは絶対見ないような、

パンチマーマのあんちゃんがエスカレーターで降りてきたり…(笑)


うお、これは間違いなく「クローズ」だな…っていう(笑)



先日頂いた、あんさんのコメントにもそんな風な事が書かれていたのですが、

(ああ、こういう事か…(笑))って思って、ちょっと面白かったです、その光景が。



ま、とりあえず、それはさておき、

この「クローズ ZERO」、凄く面白かったです。




Cro3













鈴蘭男子高等学校、通称“カラスの学校”


最強かつ最凶の高校として悪名を轟かせている鈴蘭だったが、

多数の派閥が勢力争いを繰り返していた。


現在の最大勢力は、3年の芹沢多摩雄(山田孝之)が率いる“芹沢軍団”


しかし校内には芹沢に敵対する第2、3の勢力も存在しており、

相棒の辰川時生をはじめ実力者が揃う芹沢軍団ですら、

鈴蘭制覇は全く容易ではなかった。


そんな鈴蘭に、不可能と言われている鈴蘭制覇を本気で狙う男、

滝谷源治(小栗旬)が転入してくる…。”




原作の漫画は例のごとく未読なんですが、それでも全く問題ありませんでした。



というかそもそも、原作にはないオリジナルストーリーという事なんで、

自分のように原作を読んでいない人、

または、既に原作を読んでいてこの漫画が大好きだという人にとっても、

新鮮な気持ちで観れる今作なんじゃないですかね。



まぁ、なんの実写化をするにしてもそうですが、漫画のイメージと違うとか、

期待はずれだとか、その手の意見はこういった作品には付き物ですが、

とりあえず、この出来なら文句を言う人もいないでしょう。


いや、そのくらいほんとに面白いし見応えありましたしねぇ。




─ たった一人で”鈴蘭制覇”を目論み鈴蘭高校に転入してきた源治は、

ひょんなことから源治の”鈴蘭制覇”の協力者となる、



Cro4










チンピラ・ケンさんの力も借りて、3年のクラスを自分の支配下に置くべく

戦いをしかけていく。


しかし、最初はでねじ伏せる事しか知らなかった源治は、

その力の無さから知恵だけは働くケンさんのアドバイスを受け、

それ以外の方法でも次第に、そして着実に”仲間”を増やしていく ─




ちょっと上の写真の、この↑メンツがその”仲間”なんですね。



この作品、予告編とか”不良が主役の映画”というイメージからすると、

ケンカケンカ、またケンカみたいな先入観があると思うんですが。


…かく言う自分がそうだったんですが(´д`)



いや、でも違うんですね。


この源治が”仲間”を増やしていく過程というのも、

ただ単にケンカだけをして…というんじゃなくて、

それ以外のエピソードがまた面白いんですよ。



で、そうやって獲得していった”仲間”というのも、

これまた丁寧に一人一人キャラが立っていて、凄く個性があるんです。


それこそ、脇役なんだけど主役の源治にも劣らないほど印象が残るくらいに。



で、また、こういう作品を観る者にとっては非常に気になる所の一つでもある、

それぞれのケンカの強さっていう部分もあるんですが、

それも非常に分かりやすくて、そこがまたいいんですねぇ。



おお、あいつの強さはこのくらいで、

こいつには勝てないけど、そいつくらいなら勝てるのね、ふんふん…(´д`)


…っていう(笑)



まぁ、凄く幼稚といえば幼稚な部分でもあるんですが、

でも、そこは男の子にとっては非常に重要な部分でもあるのでねぇ(´д`)


そこを丁寧に描いてくれていたのは良かったですよねぇ。



そして、それは源治の側だけじゃなくて、

源治の敵となる”芹沢軍団”の方にも言える事なんですね。



Cro5_2










芹沢の親友でもあり、

源治の中学の時の同級生でもある時生をはじめとして、

源治側にも負けないほどの個性とアクのあるキャラクターが揃っています。



だからもう、その2つの勢力がぶつかり合う…ってだけで、

観ているこっちはワクワクしてしまうわけなんですよねぇ(*´Д`*)



よっしゃ~、やったれ!ヽ(`Д´)ノ

…みたいな。



これぞまさに、”血沸き肉踊る”とでも申しましょうか。


久々にそんな、熱い戦いを見せてもらいましたよ…(´д`)



オイラも久々にこんな…

熱い口ゲンカがしたくなっちまったぜ…フフ(´д`)イタイのはヤね




あ、そうそう、もう敢えて言う必要もないと思うんですが、

ケンカシーンはイチイチ迫力があってイチイチカッコイイです。


もう、これは予告編観ただけでも分かると思いますので、

敢えて言う必要もホントないんですけどね。



でも、ケンカシーンはイチイチ迫力あってイチイチカッコイイですね。


ま、でも、そんな何度も強調する必要もないと思うんですけどねホントにでも…


…ぶつぶつ…ぶつぶつ…




Cro6 Cro7

Cro8













で、この二人がまた、カッコイイのよねぇ~。



もう、特に源治役の小栗旬さんは、

男ながらに惚れてしまいそうになるくらいにねぇ。


ほんとカッコよかったですよ。



しかし、山田孝之さんの方も、こう言ってはなんですが、

今作を観て初めてカッコいいって思っちゃいました…(爆)


今までは、正直あんまり好きくない俳優さんだったんですけど…(爆)



でも、ほんと今回は二人とも役にハマッててカッコよかったです、うん。



で、こう、どちらが”善と悪”という事でもなくて、

それこそどちらにも感情移入できる、応援したくなるような。


そんな二人が戦うという事になるわけですから、

もう、当然見応えとしては十分過ぎるほど十分にありましたよね。



なんかもう、綺麗だな、とさえ思いましたからね。


二人のラストバトルを見てて。


いや、これはホントに冗談抜きで。



まぁ、絵的にもそういう風に撮られてたのかもしれませんけど、

でも、本当にそう感じましたし。




そんな風に、笑いもあって迫力満点のケンカシーンもあって、

そして、まぁもある…と言えばそうかもしれませんし、

そんなこんなで良いとこだらけの、この「クローズ ZERO」なんですが。



もう、10個つけてもいいかなぁ、なんて思ったりもしたんですが。



…んが、しかし



1個だけ…腑に落ちない点…というかなんというか。



あんまり詳しくは知らないので適当な事も言えないんですけど、

ひょっとすると、これがこの監督さんのなのかもしれませんが…。



…んが、しかし。



気になっちゃうのよねぇ…(´д`)



それは、なにかっつぅと…、



Cro9










はい、今作のヒロイン、黒木メイサさんですね。



いや、可愛いですよ、ほんと。うん。


お眼眼もパッチリしてて、ねぇ。



メイサさん?変わったお名前ですね。


え、ひょっとすると、どこかの国の方とのハーフさんだったり?



いや、ほんと、可愛らしいですよ、うん。



…でも、そこじゃないの、筆者が言いたいのは(´д`)


筆者がイジクリたいのは、そこじゃないの…(´д`)



あの~、今回の作品での、この黒木さんの役どころがですね、

なんか、歌手?なのか、歌手を目指している子?なのか、

なんかそんな感じなんですね。


ま、たぶん後者だとは思うんですけど。



で、まぁ、そこで、この映画の主役・源治と絡んできたり、

なにかと紛争にも巻き込まれたり…っていう事にもなってくるんですが。



いや、でね…。



歌うんですよ、曲を…。


2曲くらい…。


劇中で…。



1曲はそうさねぇ、凄くダンサブルな…アッパーな感じの曲で、

もう1曲はしっとりと聞かせる…ミディアム・バラードと言った感じでしょうか。





でも、いらんやん?(´д`)



これ、男たちの戦いのドラマやん?(´д`)




そうなんですよ、歌うんですねぇ、この子が。



またこれ、1曲目が結構、映画が始まったしょっぱなで、

正直そのシーンになった時には(あれ、これはヤバイか…)なんて思ってしまって…。



でも、それは後々の展開で、

↑でも書いてある通りの内容の濃さだったので、そこは忘れられたんですが、

これ、最後の方になってまた歌うんですね、この子…。



しかも、もうそれが、ぶっちゃけてしまうと、

源治軍団(GPS)と芹沢軍団のラストバトル中にインサートしてきまして…。



正直、凄く邪魔なんですね…(爆)


こっちはそら、普通にバトルを観たいわけですから…。



で、もう、さらに言わせてもらえば…そんなに言うほど歌上手くも無いし…(爆)



そう、この2曲が…この2つの場面がどうしても納得できないと言うか、

なんでこんなシーンわざわざ入れるの?っていうくらい不自然なんですよ…。



そういう事務所との契約でもあるのかな…って思ってしまうほど。



いや、でもですよ、2曲目の方…バトル中の方のシーンを観た時には、

なんとなくこれは演出なんだろうなって。



こういう、安っぽい感じを敢えて狙った、

この監督の言わば”遊び”的なものなのかな、とは思ったんですよ。


80年代?とかそのくらいの時代の雰囲気を出した、みたいな。



さすがに、あのケンカシーンを撮れる監督が、

これをガチ”良い演出”だと思ってやってるわけはないだろう、と…(笑)



そうは思うんですけど……でも、いらんと思うなぁ…(;´д⊂)



さすがに、今まであれだけ盛り上げてきて、

さぁ、ついに最後の…って時にあれを見せられた日にゃぁ…(;´д⊂)


正直、どっちらけですよね…。



ちょ~っと、お遊びが過ぎたかなって思ってしまいますよねぇ。



まぁ、でも、自分みたいに

”狙った演出だろう”っていう風に捉えてるならまだいいんですけど、

でも、なかにはあれを普通に(何これ…ダサ…)って思う人もいると思うんですよ。



そうなると、せっかくねぇ、

それまでは多分普通に楽しんで、普通に興奮していただろうに、

それをそんなちょっとしたお遊びで台無しにしてしまわなくても…っていう…。



そう採られかねても仕方が無いリスクを冒すほどのものだったのか、と。


個人的には思ってしまったんですが。


うーん。



まぁ、別にねぇ、どうでもいいっちゃいいんですけどねぇ。(どないやねん)



うーん、まぁ、でもそこが少し気になったので、

評価の方は若干下げさせていただきました、というわけでして。



でも、もう何べんも言いますが、

映画自体は面白い事には間違いありませんので、

原作を読んで無くても、またはこういう不良映画は苦手だという方にも、

是非、一度観ていただきたい作品ではございましたね。



ほんと、(たまにはこんな映画も面白いね)ってなると思いますし。


漫画のほうも普通に読んでみたくなりましたし。うん。



とはいえ、またこの作品に影響されて、

こういうが増えるとうっとおしいのはうっとおしいんですけどね…(笑)



なので、良い子は決してマネしないように!m9(´д`)ビシッ




…というわけでございました、「クローズ ZERO」!

8個で!!





それでは、今回はこの辺で。


また次回お会いしましょう。


グンナイ…(´・ω・`)ノシ




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