ダークナイト [映画]
★★★★★★★★☆☆
http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/ (ダークナイト 公式サイト)
「ダークナイト」。
観てまいりました。
映画自体、久々に観てまいりました。
結論から言うと、面白かったですね。
これは。
筆者にとっては、実は、
バットマンシリーズをまともに観たのは、これが初だったりするんですけど。
初だったりするわけで。
でも、それなのに面白かったわけで。
まぁ、ぶっちゃけ分かり易いですからね。
こういうヒーロー物自体が。
善がいて、悪がいて…っていう。
だから、初見だった筆者にも面白かったわけで。
だろうねぇ。
正直、あんまりこの、
いわゆるアメコミヒーロー自体は好きくないんですけど。
でも、最近のアメコミ物もちょっとシリアスな展開のものが多くて、
ファンならずとも普通の映画として観れてしまう。
そんな気がどことなくしてるんですけど。
そこは単純に嬉しい、筆者は。
しかも、シリーズ物にも関わらず、
前作を観ていなくてもチンプンカンプンという事もなく。
善と悪の区別さえつけば誰にでも観られる、楽しめるという。
ね。
”ダークナイト”
観る前までは完全に”暗黒の夜”とか、そっちの意味で捉えてましたけども。
なるほど。
だから、わざわざカタカナにしたんですかね、これは。
日本のスタッフは。
ちょっと、そこは最後にプチサプライズでした。
ま、完全に個人的にだけですけど(´д`)
たぶん、他の人は普通に気づいてたのかもしれないですけど(´д`)
”バットマンの最凶最悪の宿敵であるジョーカーの登場で
混乱に陥ったゴッサムシティを守るべく、再びバットマンが死闘を繰り広げる。
監督は前作から続投のクリストファー・ノーラン。
またクリスチャン・ベイルも主人公、バットマンを再び演じる。
そして敵役のジョーカーを演じるのは2008年1月に亡くなったヒース・レジャー。
シリーズで初めてタイトルからバットマンを外し、
新たな世界観を広げたダークな展開に目が離せない。”
by シネマトゥデイ。
今回は、公式サイトの方でカッコイイ壁紙が多数DLできるので、
そちらをバンバン使わせてもらおうかなと思っております。
でも、僕は、
トップにはあの壁紙を持ってきたかった。
確かに、主人公的に言えばバットマンなんでしょうけど、
僕は敢えて、あのジョーカーの壁紙を使いたかったですね。
それくらい、やっぱり印象に残ってるのはジョーカーの方ですし、
だからこそ、タイトルからもバットマンの名が消えてるんだと思いますし。
それはもう、そうだと思いますね。
ジョーカー=DarkNight=バットマン=DarkKnight
…こういう感じなんでしょうね。
こういうヒッカケなんでしょうね。
うん、たぶん、少なくとも、
これを公開する日本のスタッフ的にはこういう感じにしたかったんだと思いますね。
あんな、タイトルをわざわざカタカナにしたのは。
まぁ、全然知りませんけど(爆)
まぁ、なんの根拠もなく、今こうしてタイピングしてるわけですけども(爆)
でも、そうだと思うな。
僕は。
そうであって欲しいな。
いや、もう、とりあえず、
ジョーカー、ヒース・レジャー。
ですよねぇ。
あの緊迫感。
狂気感。
…って言うのかな、よう分からないですけど。
そういうのが凄い出てましたよ。
で、今年の1月にお亡くなりになったという…。
やっぱり、その事実があるだけに、もう余計にね。
そういうのを感じてしまいますよね。
それこそまさに、鬼気迫るものがヒシヒシと。
スクリーンから伝わってくるというか。
もう、”素晴らしい演技”とかそういう事ではないですよね。
これは。
うん。
そういう言葉を並べれば良いというものでもないと思いますね。
決して。
死因はなんだったんでしょうか。
まぁ、調べればすぐ分かるんでしょうけど、
でも、しなくてもいいかな、それはね。
スクリーンからそれが伝わっただけで、
もう、そこについてとやかく言う事はないんじゃないかな、って。
そう思う次第でございます。
今回これ、全体的なストーリーというか、流れ…というか。
そこにもう、いちゃもんをつける気は全くないんですけど。
善と悪…その戦いですよね。
ん、もうちょっと複雑かな?今回の話は。
でもまぁ、概ねそんな感じですよね。
そこは別に良かった。
ただ、ちょこっと2,3。
2,3…4……5。
うん、2,3,4,5…ちょっと腑に落ちない点がありましたね。
ん~まぁ、些細と言えば些細な事なのかもしれないですけどね。
いや、些細でもないか。
些細でもないと言えば些細でもないか。
っていうのはですねぇ。
あ、既に公開から結構経ってるんですけど、一応ネタばれになりますが。
あれ、ジョーカーは殺さないとダメだろう、と。
バットマン。
もう、もろラスト付近の話になるんですけど。
なんやかんやでジョーカーを追い詰め、倒しますよね。
バットマンが。
でも、なんでか知らんけど、あの後に及んで尚、
ジョーカーを殺さないんですよね、バットマンは。
それはイヤン。
それはちょっとイヤン
もう、明らかに諸悪の根源なのに。
もう、明らかにジョーカーのせいで大勢が死んでるのに。
もう、最愛の人?も殺されてるわけですよね。
あの時点では。
いや、だから、
あそこで凄いその、原作が漫画なんですよ感を。
感じてしまったんですよね。
僕は。
なんか劇中でもそんな台詞はありましたけど。
「やっぱり、どうしても俺を殺せないらしいな、高潔(?)なバットマンさんはよぉ」
…みたいな、なんかこんな台詞。
たぶん、実際には全然違うと思いますけど(爆)
そう、たぶん、バットマンというのはそういうキャラ設定なんでしょう。
悪を退治する時には手段を選ばず、時には”無法者”とさえ呼ばれているけど、
しかし、人を殺したりすることは決してない…っていう。
それはまぁ、仮にも”ヒーロー”ですからそれはそれで良いんでしょうけど。
でも、あの流れで行ってジョーカーを生かすっていうのは…。
ちょっといくらなんでも甘ちゃん過ぎるぜ…(´д`)…っていう。
いや、この映画がね、漫画ノリならね、
それでもそんなに違和感はなかったんでしょうけど。
でも、今回、かなりシリアスな内容にしてしまってるんで、
そこでその漫画のキャラ設定だけを活かされても…っていうねぇ。
そこはちょっと、アレ?って思いましたね、ぶっちゃけ。
別に、生かす=正義、殺す=悪…っていう事でもないですしね。
時には殺す、倒さなければいけない相手というのもいるでしょうから。
ジョーカー的には、明らかにそっちですからね。
で、もう一人の、ある意味”悲劇の正義漢”の検事。
名前忘れた。
そっちの方はしっかり殺してしまうんですよね。
まぁ、不可抗力みたいな感じにはなってましたけど。
でも、それは…それでいいのかな…ってねぇ。
バットマンシリーズのファンでもなんでもない自分的には、
そう思えちゃいましたねぇ。
まぁ、キャラ設定云々とかより単純に、
「ジョーカー殺してもうたら、この後の話続かへんやん(´д`)」
…っていう、そっちの方が大きかったのかもしれませんけどねぇ。
でも、そこは別に、この映画のほんとの最後とかにでも、
倒した(殺した)はずのジョーカーが…みたいな、
そういうワンカットでも入れておけば大丈夫だと思いますからねぇ。
個人的にはそっちの方が良かったなぁ。
あんなけ街中めちゃめちゃにしたジョーカーを助ける…っていうよりはねぇ(´д`)
うーん、そういう事なんですよ。
ああ、あと、もう1個、
あの検事が狂気に走るようになったクダリでの顔ね。
あれがちょっと、いかにも過ぎて。
それもちょっと嫌でしたね。
あそこはもうちょっと抑えた感じの方が、よりリアルな怖さがあったかなって。
感じました。
はい。
でも、全然。
全然面白かったですから。
も、それ以上の事は言う必要もない映画だと思いますから。
ね。
そんなに言う事もない。
そんなにゴチャゴチャ言うてもしゃーない。
うん。
あ、でも、バットマンて、
あの人自体が強いのか、あのスーツみたいのが強いのか…ぶつぶつ…ぶつぶつ…
はい、じゃ、そんな事で面白かったです、「ダークナイト」。
★8,5で!
…すっかりサボり癖がついてしまってます_(._.)_
ありがとうございます_(._.)_
残暑お見舞い申し上げます_(._.)_
ま、そこそこ忙しかったというのもあるんですけどね、実際。
実家帰ったりなんなりと。
映画を観に行く暇もなかった…と言えばそうだったかもしれないですし。
でも、今日からは心を入れ替えて_(._.)_
ちょこちょこ映画も観に行きたいなとおもぅておるんです_(._.)_
次回!
「デトロイト・メタル・シティ」。
そして次々回!
「20世紀少年」。
この2本はもう、確実に観て来たいと思っております。
それ以降も何か観たい映画があれば当然観に行きたいと思ってます。
そして、映画を観てくればここへ感想を書きに来るとお約束します。
はい。
では。
そういうわけですので。
また是非、このブログへのリンクをクリックして頂きたく。
ダブルクリックして頂きたく。
切にお願い申し上げ候にて_(._.)_
バハハーイ(´・ω・`)ノシ
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コメント
おじゃまします。
色々と考える映画でしたね~。
ハリウッドのクセに。
こういうのを哲学っていうんですかね。
ハリウッドのクセに。
そんなこんなで、バットマンがジョーカーを殺せないのは、
それがジョーカーの望みだったからなんじゃないかと、
勝手に思っております。
「20世紀少年」のレビューをクワクワしてまちます♪
投稿: あるきりおん | 2008年8月24日 (日) 09時49分
あるきりおんさん、
ありがとうございます、ようこそお越しやす~!_(._.)_
そうですねぇ、哲学的とも言えるくらいにシリアスな内容でしたねぇ。
本文中にも書いてますけど、バットマンシリーズを今まで観た事がない自分にも、これが以前のシリーズのものとはかなり違うものなんだろうなというのは分かりました。
>ジョーカーを殺せない
なるほど。
あるきりおんさんの記事を読んで、なるほどなるほどと。
自分にも納得できたような気がします。
「正義」の反意語が「自由」…。
これまた眼から鱗が落ちる想いです(´д`)
なるほど…哲学ですね…(´д`)
>「20世紀少年」
これは自分も結構クワクワしてますので(笑)
楽しみですね♪
あるきりおんさんのレビューも、是非クワクワして待たせ頂きます_(._.)_
投稿: Sur | 2008年8月27日 (水) 16時45分
はじめまして。
『ダークナイト』絶対狙いだと思います!
「白の騎士」が出てきても、全く気づきませんでした(笑)
ラストのゴードン警部補のセリフでやっと分かりました。
そしてかなり切なかったです。
日本語タイトルはトホホなもの多いですけど、
これは良かったんではないかと思いました。
投稿: maru♪ | 2008年9月22日 (月) 01時25分
maru♪さん、
はじめまして、ありがとうございますー!_(._.)_
お返事、大変遅くなりまして誠に申し訳ありません( iдi )
>「ダークナイト」
ですよね!
これはもう、間違いなく日本スタッフの”粋なはからい”だと思わずにはいられない。
そんな、ナイスタイトリングですよねぇ。
>トホホ
いや、これも言い得て妙です、ほんとに。
明らかに悪意をもって付けられてる様なものもありますからねぇ(´д`)
タイトルで誤解させて観させたろう…みたいなのとか。
なんや、お前の観た感じで付けたタイトルか…みたいなものとか。
その点、こういうタイトルの変更なら大歓迎ですね!('∇')
投稿: Sur | 2008年9月27日 (土) 22時33分