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2008年4月 5日 (土)

MONGOL [映画]

Mongol1

★★★★★★★★☆☆

http://www.mongol-movie.jp/ (MOGOL 公式サイト)



「MONGOL」

観てまいりました。




いやぁ、しばらく観たい映画がなくてですね。


ちょっと、間が空いてしまいましたけども。



ということで、

久しぶりに観てきた映画が、これまた骨太な。


映画でしたね。




でも、面白かったどー!!


…というね。



これはぁ、結構期待して観に行ったんですが、

んん~、まぁまぁその期待に応えてくれたと言ってもいいんではないかと。


思いますけどねぇ。



ただ、惜しむらくは、

2時間じゃないですよねぇ、これは。



うん、2時間に詰め込む映画じゃないな、というのは思いましたねぇ。



できれば3時間


もしくは、2部作3部作…くらいでも…。



まぁまぁ良かったかなっていう。


それはありましたねぇ。



ま、そこの部分では多少の物足りなさはあったものの、

しかし、十分に面白かったと言える映画ではないでしょうか。




Mongol2













”陰謀が渦巻く時代、

モンゴル部族の頭領の息子として生まれたテムジン(浅野忠信)


彼を待ち受けるのは、父の毒殺、裏切り、復讐、異国での投獄という壮絶な運命。


彼こそが、後にチンギス・ハーンと呼ばれた男。


いま、彼の熱き野望がモンゴルの大平原に放たれる! 


全編モンゴル語、壮麗な大自然を舞台に、

モンゴル帝国を築き上げたチンギス・ハーンの壮絶な人生を描いた叙事詩。


第80回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。”




という事で、

ストーリーというか、内容はもう皆さんご存知の、

チンギス・ハーン…ですよね。



そのモンゴルの英雄、

チンギス・ハーンの人生…半生を描いたムービーなワケですけども。



しっかりしてます。


造り的には非常にしっかりした映画になっていますね。



そこの部分では、非常に観やすく惹きこまれやすい造りにはなっていますね。


そこがまず、嬉しい部分ではないでしょうか。



ただ、これが先ほども言いましたけど、

かなり駆け足でストーリーが展開されていきます。



もう、幼少の頃から、

テムジンが大平原に立つまでをガッツリ描いてくれているのは良いんですけどね。



でも、どうしてもその分駆け足に成らざるを得ないというか。


そこがほんとに残念なんですよねぇ。



とは言えですよ。



そんな、多少駆け足気味になっているとはいえ、

それでもかなり上手くまとめてあるんじゃないかなとは思いましたけどね。



一つ一つのエピソードにもちゃんと意味があるように感じられましたし、

駆け足ながらもそのテムジンの成長ぶりや感情みたいなものもですね。


しっかりと伝わってきていたとは思いますのでね。



ただ、もうちょっと時間をかけられたらな…っていう所は、

ほんとに残念に感じる部分ではあるんですが。



そうねぇ。


でも、見応えは十分あると思うねぇ。



うーん。



特に、自分も含めてなんですが、

こういった歴史モノが好きな人にはねぇ。



なかなかソソられるタイトルなんじゃないかなって思いますねぇ。




Mongol3













浅野忠信さん。


良かったですよぉ。



その存在感


迫力


パッション


ね。



そこはなんら、この映画のスケールに見劣りする所はなかったですよ。



やっぱり、一番の壁は言葉の問題になるかと思うんですが、

まぁ、日本人の自分が言ってもある意味仕方ないと言えば仕方ないですけど、

個人的には、今回の作品を観てて違和感みたいなものは無かったですよね。



凄くスムーズに入ってきましたからねぇ、台詞も。



もう、そこも恐らくは浅野さんの凄まじい努力の賜物なんでしょうけども。


そこもホントに凄いなぁって思いました。



でも、どうなんでしょうね、こういうのって。


こういう、違う国の人が違う国の言葉を喋る映画って。



モンゴルの人にしてみると、やっぱり不満なんでしょうか。



まぁねぇ、いくらディカプリオやらジョニー・デップやらゆったって、

全編日本語で喋ってる映画なんて観れたもんじゃないでしょうからねぇ(爆)


それは(爆)



やっぱり、そういう感じはあるんでしょうねぇ、この映画でも。



まぁ、でも、自分は日本人なのでそこは別に良いです。


そこは別に、全然気にならないです。


はい。




テムジン


チンギス・ハーン



もう、ボロッ負けですよね。



人生の大半?になるのかな。


途中までは。



もう、子供の頃からなんやかんやと。



それでも、最後にはチンギス・ハーンになるんですからね。


凄いなぁと思いますよ。



まさにもう、負けて負けて負け続けても諦めずに、

負け続けてもその信念だけは捨てずに、命ある限りは…ですよね。



命ある限りは生きるぞ…っていうね。


そこが単純に素晴らしいなぁと思いました。



この単純な事が中々できないですからねぇ、普通の人には。



それを実際にやってのけるというのが如何に難しいか…というのは、

もう、実際に生きている私たち自身が一番よく知っているわけですけども。



それを実際にやり抜いたからこそ…こそのチンギス・ハーンなんでしょうねぇ。



ねぇ、こう思いました、私。


はい。




とかあっても良さそうですけどね。


どうなんでしょうか。



一応、今回ので完結していると言えばそうなんでしょうけど、

ま、あったらあったで観てみたいなとは思いますよね。


うん。



ちょっと、そんな期待もしつつ。



是非……ああ、音楽も良かったですね、これ。


今、思い出しました。



音楽も凄い良かったですよ。


はい。



じゃ、そんな事……ああ、奥さん役の人、あんまり綺麗じゃなかったですね。


今、ふっと思い出したんですけど。


はい。



ま、でも、モンゴル人好みのお顔なんですかね。


ああいうのがね。



では、ほんとに劇場に足……ああ、戦闘シーンごにょごにょ…ごにょごにょ…




ええ、そんな事でございまして、「MONGOL」

8個で!!





さぁ、次回は。


そうですね、「クローバーフィールド」を。


観てきますよね。



これもなんや、予告編では期待させられる内容でしたからねぇ。


それはもう、期待して行きますよ。


ねぇ。



で、またこれ、

早い内に観てきて、早い内に感想を書きたいなと思ってるんです。



…うん、ま、別にそんなんは言わんでもいいですけどね(´д`)


…うん、ただの個人的な事情は(´д`)



映画には何の関係もないですからね(´д`)


はい。



では、そんな事でまた近いうちに。


バイバイキーン(´・ω・`)ノシ




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