マイティ・ハート -愛と絆- [映画]
★★★★★★~★★☆☆
http://www.mh-movie.jp/top.html (マイティ・ハート -愛と絆- 公式サイト)
「マイティ・ハート -愛と絆-」。
観てまいりました。
難しいなぁ、これ。
評価。
ま、観てる最中の面白さはこれくらい↑あったんですけどねぇ。
でも、観終わった後に凄く何か残ったかって言われると…、
テーマの割りにはそれほどっていう感じもしますし。
とはいえ、決して面白くなくはなかったし…っていう。
難しいなぁ、ちょっとねぇ。
だから、その揺れる心を↑で表現してみたんですけども(´д`)
ま、いわゆる社会派作品?ってやつですよね。
見応えはありましたよ。
うんうん。
まぁ、でも、そこで後引く余韻があるかって言われると…
アンニュイですよね、そこは。
凄くアンニュイ。
やっぱり、~…ってなっちゃうなぁ。
”2002年にパキスタンで取材中に誘拐された新聞記者、
ダニエル・パール事件の真相を綴ったノンフィクション。
ブラッド・ピットが深い感銘を受け、自身の製作会社での映画化を決定。
アンジェリーナ・ジョリーが妻マリアンヌ役に扮し、
生れてくる新しい命と共に夫ダニエルの帰りを信じ続けた妻の愛を、
体当たりの演技で熱演している。”
…という事で、その実話を基にして創られた映画ですよね。
いやぁ、知らなかったですねぇ、こんな事件があったとは。
日本でも大々的に報じられてたんでしょうか。
で、ストーリー…というか、
この映画で描かれているのは、もう↑の説明そのまんまなんですが、
パキスタンで取材中にテロ組織に誘拐されたダニエル・パール氏の行方を、
妻のマリアンヌと友人・同僚・警察が懸命に探す姿…でですね。
それも極淡々と、どちらかというとドキュメンタリーに近い撮り方で、
いわゆる映画的な盛り上げ方はほとんどない…といった感じです。
だから、ひょっとしたら結構、好き嫌いの分かれる作品かもしれませんよね。
個人的には好きですけど、こういう雰囲気の映画は。
色々な政治情勢も絡んでくる中での犯人探しという、
その緊迫感みたいなものも良く伝わってきましたし。
ただ、ボーっと観てるとすぐ話が分からなくなりそうな、
ちょっとその辺の話のややこしさというか、理解力は要求されるかもしれませんねぇ。
ただでさえ、あちらの方の顔はなんとも見分けがつきにくいですから…(爆)
うん、結構ほんとに、
こちらも気を抜かずにストーリーを追っていかないと、
置いてけぼり状態…という事にもなりかねません。
とりあえず、レイトで観なくて良かったな、と…(笑)
もう、もしレイトで観てた時の自分の感想が目に浮かぶようですから…(´д`)
脇を固める俳優さんもね、
さすがに名前とかは知りませんけども、良かったですよ。
結構色んな人が出てくるんですけど、
それぞれがそれぞれのポジションがはっきりしてるというか。
特に、この↑の二人は印象に残ってますね。
アンジーもねぇ…んんーまぁまぁまぁ、良かったですよね。
んん、んん、んんー、まぁまぁ、まぁまぁまぁ、ね。
んんーんー。(うるさい)
…正直言うと、
個人的にはアンジー以外の部分の方が印象に残ってますけど(爆)
しかし、ラスト付近の…叫び?
ここはもう、やっぱりね、見ていてくるものがありましたし。
そして、忘れてはいけないのが、あの、
ナ~ムホ~レゲキョ~…
ナ~ムホ~レゲキョ~…
…あれはちょっとやめて頂きたかったですね(爆)
…ちょっと笑ってしまいますよ、いきなりあんなん見せられたら(爆)
…日本人なら尚更(爆)
いやぁ、そうだねぇ。
面白かったと言っちゃてもいいでしょうねぇ。
でも、面白い…とはいえ、楽しい事は何一つないですけどね。
重い…うん、そうですね、重いですよ。
重い想いとでも言いますか。(シャレじゃありませんよ(´д`))
ですが、ちょっと一言だけいわせてもらえれば、
もう一歩踏み込んだ映像、描写があっても良かったんじゃないかな、と。
思いましたよね。
やっぱり、ああいうテロ組織の凶悪性とか残忍性とか、
その辺の表現がちょっと物足りなかったような…そんな気がしてしまいましたので。
まぁ、でも、その辺はあれかなぁ、
実話という事で配慮してるんですかねぇ。
実際にご家族とかいますからねぇ、今現在も。
そこはまぁ、しょうがないのかな、ねぇ。
とりあえずそんな事でですね、ちょっと冷めた言い方をすれば、
”愛と絆”という言葉の持つ意味からの側面で観るより、
単純な”誘拐・テロの犯人捜し”という、サスペンス的な観方の方が楽しめましたし、
どうしてもそちらの部分の印象の方が強く残ってしまいました。
まぁ、これは観る人によって違うのかもしれませんけどもね。
んん、でも決して観て損になる作品ではないと思いますので。
良ければどうですか、みなさん?(´д`)…ってところで締めさせて頂きたく候にて。
ええ。
というわけでございまして、「マイティ・ハート -愛と絆-」。
★6~8で!
次回は…「ナンバー23」でいいかな。
他に観たいのもないしな(´д`)
というわけで、多分「ナンバー23」を観てきますので、
次回はそちらについて、書き散らしてみたいなと思ふ次第でございます(´д`)
それでは、またお会いしましょう。
マンマミーヤ(´・ω・`)ノシ
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コメント
こんばんは!
TBさせて頂きました。
私もこの映画には微妙な感想を持ちました。
実話なので、起こったことに真摯に向き合った姿勢は評価できると思うのですが、、、もうちょっと踏み込んだテーマみたいなものがあっても良かったかな、と。
ドキュメンタリー風な作風も好きではありますが、ちょっと分かりにくかったですよね。誰が誰だかサッパリ。。。って感じもありました。
投稿: 由香 | 2007年11月24日 (土) 18時32分
由香さん、
こんばんは~、ありがとうございます~!_(._.)_
うんうんうん、ですよね。
ほんとに、伝わってくるものっていうのは
ほとんどありませんでしたよね。
アンジーも熱演してましたが、それでも”夫を誘拐された人”…
っていう物語的なもの以上のものはありませんでしたし…。
そうそう、登場人物も分かりにくいんですよね~…(笑)
自分も、ほんとギリギリの状態で観てましたから…(´д`)
本文中にも書いてますけど、レイトなら完全にアウトでしたよね…(´д`)
いや、ほんと顔の見分けつかねぇよ、あれ…(;´д`)
投稿: Sur | 2007年11月24日 (土) 19時18分