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2007年10月31日 (水)

クローズ ZERO [映画]

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★★★★★★★★☆☆

http://www.crows-zero.jp/index.html (クローズ ZERO 公式サイト)



「クローズ ZERO」

レイトショーで観てまいりました。




おもっしろ~い!


これは期待通りの面白さでした~。



これですよ、これねぇ。


久々に見ましたね、善良な不良映画を。



いやぁ、熱いですね。



最近、レイトで映画を観る度にですね、

ここでも、眠かった~眠かった、やれ眠かったぁ…などと言ってましたが、

今回、眼パッチーン開いてましたからね。


ぜんっぜん、だいじょうぶ。



やっぱり、面白い映画なら眠気なんてものともしないんですよねぇ。


まぁ、自分の好みの問題もあるんでしょうけど。



それでも、そういう意味では良いバロメーターになってるのかな、と思います(笑)




で、これを観にいつもよく行く映画館に赴いたわけですが、

やたらが多いんですね、エスカレーターで登る最中にも…(笑)



さらにびっくりしたのが、普段そこでは絶対見ないような、

パンチマーマのあんちゃんがエスカレーターで降りてきたり…(笑)


うお、これは間違いなく「クローズ」だな…っていう(笑)



先日頂いた、あんさんのコメントにもそんな風な事が書かれていたのですが、

(ああ、こういう事か…(笑))って思って、ちょっと面白かったです、その光景が。



ま、とりあえず、それはさておき、

この「クローズ ZERO」、凄く面白かったです。




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鈴蘭男子高等学校、通称“カラスの学校”


最強かつ最凶の高校として悪名を轟かせている鈴蘭だったが、

多数の派閥が勢力争いを繰り返していた。


現在の最大勢力は、3年の芹沢多摩雄(山田孝之)が率いる“芹沢軍団”


しかし校内には芹沢に敵対する第2、3の勢力も存在しており、

相棒の辰川時生をはじめ実力者が揃う芹沢軍団ですら、

鈴蘭制覇は全く容易ではなかった。


そんな鈴蘭に、不可能と言われている鈴蘭制覇を本気で狙う男、

滝谷源治(小栗旬)が転入してくる…。”




原作の漫画は例のごとく未読なんですが、それでも全く問題ありませんでした。



というかそもそも、原作にはないオリジナルストーリーという事なんで、

自分のように原作を読んでいない人、

または、既に原作を読んでいてこの漫画が大好きだという人にとっても、

新鮮な気持ちで観れる今作なんじゃないですかね。



まぁ、なんの実写化をするにしてもそうですが、漫画のイメージと違うとか、

期待はずれだとか、その手の意見はこういった作品には付き物ですが、

とりあえず、この出来なら文句を言う人もいないでしょう。


いや、そのくらいほんとに面白いし見応えありましたしねぇ。




─ たった一人で”鈴蘭制覇”を目論み鈴蘭高校に転入してきた源治は、

ひょんなことから源治の”鈴蘭制覇”の協力者となる、



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チンピラ・ケンさんの力も借りて、3年のクラスを自分の支配下に置くべく

戦いをしかけていく。


しかし、最初はでねじ伏せる事しか知らなかった源治は、

その力の無さから知恵だけは働くケンさんのアドバイスを受け、

それ以外の方法でも次第に、そして着実に”仲間”を増やしていく ─




ちょっと上の写真の、この↑メンツがその”仲間”なんですね。



この作品、予告編とか”不良が主役の映画”というイメージからすると、

ケンカケンカ、またケンカみたいな先入観があると思うんですが。


…かく言う自分がそうだったんですが(´д`)



いや、でも違うんですね。


この源治が”仲間”を増やしていく過程というのも、

ただ単にケンカだけをして…というんじゃなくて、

それ以外のエピソードがまた面白いんですよ。



で、そうやって獲得していった”仲間”というのも、

これまた丁寧に一人一人キャラが立っていて、凄く個性があるんです。


それこそ、脇役なんだけど主役の源治にも劣らないほど印象が残るくらいに。



で、また、こういう作品を観る者にとっては非常に気になる所の一つでもある、

それぞれのケンカの強さっていう部分もあるんですが、

それも非常に分かりやすくて、そこがまたいいんですねぇ。



おお、あいつの強さはこのくらいで、

こいつには勝てないけど、そいつくらいなら勝てるのね、ふんふん…(´д`)


…っていう(笑)



まぁ、凄く幼稚といえば幼稚な部分でもあるんですが、

でも、そこは男の子にとっては非常に重要な部分でもあるのでねぇ(´д`)


そこを丁寧に描いてくれていたのは良かったですよねぇ。



そして、それは源治の側だけじゃなくて、

源治の敵となる”芹沢軍団”の方にも言える事なんですね。



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芹沢の親友でもあり、

源治の中学の時の同級生でもある時生をはじめとして、

源治側にも負けないほどの個性とアクのあるキャラクターが揃っています。



だからもう、その2つの勢力がぶつかり合う…ってだけで、

観ているこっちはワクワクしてしまうわけなんですよねぇ(*´Д`*)



よっしゃ~、やったれ!ヽ(`Д´)ノ

…みたいな。



これぞまさに、”血沸き肉踊る”とでも申しましょうか。


久々にそんな、熱い戦いを見せてもらいましたよ…(´д`)



オイラも久々にこんな…

熱い口ゲンカがしたくなっちまったぜ…フフ(´д`)イタイのはヤね




あ、そうそう、もう敢えて言う必要もないと思うんですが、

ケンカシーンはイチイチ迫力があってイチイチカッコイイです。


もう、これは予告編観ただけでも分かると思いますので、

敢えて言う必要もホントないんですけどね。



でも、ケンカシーンはイチイチ迫力あってイチイチカッコイイですね。


ま、でも、そんな何度も強調する必要もないと思うんですけどねホントにでも…


…ぶつぶつ…ぶつぶつ…




Cro6 Cro7

Cro8













で、この二人がまた、カッコイイのよねぇ~。



もう、特に源治役の小栗旬さんは、

男ながらに惚れてしまいそうになるくらいにねぇ。


ほんとカッコよかったですよ。



しかし、山田孝之さんの方も、こう言ってはなんですが、

今作を観て初めてカッコいいって思っちゃいました…(爆)


今までは、正直あんまり好きくない俳優さんだったんですけど…(爆)



でも、ほんと今回は二人とも役にハマッててカッコよかったです、うん。



で、こう、どちらが”善と悪”という事でもなくて、

それこそどちらにも感情移入できる、応援したくなるような。


そんな二人が戦うという事になるわけですから、

もう、当然見応えとしては十分過ぎるほど十分にありましたよね。



なんかもう、綺麗だな、とさえ思いましたからね。


二人のラストバトルを見てて。


いや、これはホントに冗談抜きで。



まぁ、絵的にもそういう風に撮られてたのかもしれませんけど、

でも、本当にそう感じましたし。




そんな風に、笑いもあって迫力満点のケンカシーンもあって、

そして、まぁもある…と言えばそうかもしれませんし、

そんなこんなで良いとこだらけの、この「クローズ ZERO」なんですが。



もう、10個つけてもいいかなぁ、なんて思ったりもしたんですが。



…んが、しかし



1個だけ…腑に落ちない点…というかなんというか。



あんまり詳しくは知らないので適当な事も言えないんですけど、

ひょっとすると、これがこの監督さんのなのかもしれませんが…。



…んが、しかし。



気になっちゃうのよねぇ…(´д`)



それは、なにかっつぅと…、



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はい、今作のヒロイン、黒木メイサさんですね。



いや、可愛いですよ、ほんと。うん。


お眼眼もパッチリしてて、ねぇ。



メイサさん?変わったお名前ですね。


え、ひょっとすると、どこかの国の方とのハーフさんだったり?



いや、ほんと、可愛らしいですよ、うん。



…でも、そこじゃないの、筆者が言いたいのは(´д`)


筆者がイジクリたいのは、そこじゃないの…(´д`)



あの~、今回の作品での、この黒木さんの役どころがですね、

なんか、歌手?なのか、歌手を目指している子?なのか、

なんかそんな感じなんですね。


ま、たぶん後者だとは思うんですけど。



で、まぁ、そこで、この映画の主役・源治と絡んできたり、

なにかと紛争にも巻き込まれたり…っていう事にもなってくるんですが。



いや、でね…。



歌うんですよ、曲を…。


2曲くらい…。


劇中で…。



1曲はそうさねぇ、凄くダンサブルな…アッパーな感じの曲で、

もう1曲はしっとりと聞かせる…ミディアム・バラードと言った感じでしょうか。





でも、いらんやん?(´д`)



これ、男たちの戦いのドラマやん?(´д`)




そうなんですよ、歌うんですねぇ、この子が。



またこれ、1曲目が結構、映画が始まったしょっぱなで、

正直そのシーンになった時には(あれ、これはヤバイか…)なんて思ってしまって…。



でも、それは後々の展開で、

↑でも書いてある通りの内容の濃さだったので、そこは忘れられたんですが、

これ、最後の方になってまた歌うんですね、この子…。



しかも、もうそれが、ぶっちゃけてしまうと、

源治軍団(GPS)と芹沢軍団のラストバトル中にインサートしてきまして…。



正直、凄く邪魔なんですね…(爆)


こっちはそら、普通にバトルを観たいわけですから…。



で、もう、さらに言わせてもらえば…そんなに言うほど歌上手くも無いし…(爆)



そう、この2曲が…この2つの場面がどうしても納得できないと言うか、

なんでこんなシーンわざわざ入れるの?っていうくらい不自然なんですよ…。



そういう事務所との契約でもあるのかな…って思ってしまうほど。



いや、でもですよ、2曲目の方…バトル中の方のシーンを観た時には、

なんとなくこれは演出なんだろうなって。



こういう、安っぽい感じを敢えて狙った、

この監督の言わば”遊び”的なものなのかな、とは思ったんですよ。


80年代?とかそのくらいの時代の雰囲気を出した、みたいな。



さすがに、あのケンカシーンを撮れる監督が、

これをガチ”良い演出”だと思ってやってるわけはないだろう、と…(笑)



そうは思うんですけど……でも、いらんと思うなぁ…(;´д⊂)



さすがに、今まであれだけ盛り上げてきて、

さぁ、ついに最後の…って時にあれを見せられた日にゃぁ…(;´д⊂)


正直、どっちらけですよね…。



ちょ~っと、お遊びが過ぎたかなって思ってしまいますよねぇ。



まぁ、でも、自分みたいに

”狙った演出だろう”っていう風に捉えてるならまだいいんですけど、

でも、なかにはあれを普通に(何これ…ダサ…)って思う人もいると思うんですよ。



そうなると、せっかくねぇ、

それまでは多分普通に楽しんで、普通に興奮していただろうに、

それをそんなちょっとしたお遊びで台無しにしてしまわなくても…っていう…。



そう採られかねても仕方が無いリスクを冒すほどのものだったのか、と。


個人的には思ってしまったんですが。


うーん。



まぁ、別にねぇ、どうでもいいっちゃいいんですけどねぇ。(どないやねん)



うーん、まぁ、でもそこが少し気になったので、

評価の方は若干下げさせていただきました、というわけでして。



でも、もう何べんも言いますが、

映画自体は面白い事には間違いありませんので、

原作を読んで無くても、またはこういう不良映画は苦手だという方にも、

是非、一度観ていただきたい作品ではございましたね。



ほんと、(たまにはこんな映画も面白いね)ってなると思いますし。


漫画のほうも普通に読んでみたくなりましたし。うん。



とはいえ、またこの作品に影響されて、

こういうが増えるとうっとおしいのはうっとおしいんですけどね…(笑)



なので、良い子は決してマネしないように!m9(´д`)ビシッ




…というわけでございました、「クローズ ZERO」!

8個で!!





それでは、今回はこの辺で。


また次回お会いしましょう。


グンナイ…(´・ω・`)ノシ




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2007年10月27日 (土)

象の背中 [映画]

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★★★★★★☆☆☆☆

http://www.zo-nosenaka.jp/ (象の背中 公式サイト)



「象の背中」

台風の中、観てまいりました。




いい映画ですよ。


いい映画ですよねぇ。



いい映画のはずなんですよねぇ。




”何不自由なく暮らす48歳の中堅不動産会社部長、

藤山幸弘(役所広司)は、今まさに人生の“円熟期”を迎えていた。


しかし、ある日突然、医師に肺がん余命半年と宣告されてしまう。


その時、彼が選択したのは延命治療ではなく、

今まで出会った大切な人たちと直接会って自分なりの別れを告げることだった。”




主演・役所広司


妻・今井美樹



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今井美樹さんは20年ぶりの映画出演なんですか。



いや、でも、綺麗ですよねぇ~~、ほんと。


今いくつなんだろ、この人。



この年代の女優さんといえば黒木瞳さんがパッと浮かんできますが、

個人的には超えましたね、今井さん。


いや、ほんと綺麗です。




”人生で最も輝いた、夫婦の180日間”


”「今」この幸せを、生きていく──”



公式サイトにも書いてます、こんな言葉が。



まぁ、だからっていう訳でもないんですけど、

”こんな綺麗な今井奥さんと、がんに侵された役所さんの夫婦愛…”

みたいな内容の映画だと思ってしまいますよね、どうしても雰囲気的に。



違いましたねぇ…(爆)


これが、微妙~~んに違いましたねぇ…(爆)




もっと、感動できたんじゃないかと。


もっと、このドシャ降りの雨の様に泣けたんじゃないかと。



思ったのになぁ~~(´д`)




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冒頭からいきなり役所さんががんを告知されるシーンから始まります。


この時の役所さんの演技はさすがだなぁと思いましたね。



もちろん、自分はこんな状況に置かれたことはないですけど、

でも、こういう時って意外とあんな感じになると思うんですよね。


もう、ちょっと笑うしかない…みたいな。



そら、いきなりそんな事言われても信じられませんもんねぇ…。


余命半年なんて言われても…。



だから、あそこで変に大袈裟なリアクションをとらないところで、

(あ、この映画はいいかも)って思ったんですよね。



そして、そこからは次第にその事実を受け止めて、

部下に当り散らしたり、どうしようもない現実にもがいたり。



うん、いいねぇ。


役所さんはやっぱり良い演技しますねぇ。


なんつって。



それで家に帰る。


はい、出てきました、今井さん綺麗~(´д`)



いや、こんな奥さんいたら、そら死んでも死にきれませんよ、ほんとに。


布袋氏超羨ましい~~(´д`)


なんつって。



でも、やっぱり奥さんには中々打ち明ける事はできない。



いや、むしろ打ち明けない方が今井さんの為になる。


彼女が苦しむのはできるだけ短く、できる事なら一瞬でいい。



その想いから、息子にだけはガンに侵された事を打ち明ける。


─お前は長男で、なんと言っても男同士だからな…(笑)


なんつって。



なるほど、ですね、


これぞ、まさしく夫婦愛、そして親子愛



これは、ヤバイね。


感動の嵐来るね、今来てるのは感動の台風なの?


なんつって。



そして、お次に向いました、浮気相手井川遥さんの家へ。



─どうだったの?検査結果は?



─ああ……ガンだった。



─…笑えないわよ…(笑)



─いや、笑わせてないよ。



─………!?クローゼットガラガラ



─今すぐ、他の病院で検査してもらいましょう…!



─いや、いいよ…いいんだ。



─なんでよ…?



─治療はしないでおこうと思う。



─死ぬまで生きていたいんだ…。



どうせ、死ぬのなら…それまで今までと同じように生きていたい。


治療をしてベットで身動きできなくなるなら、好きなように生きたい。



そう、浮気相手の井川さんに告げる役所広司


そして、二人はそのままベッドインするのであった…。



なるほど、ですね、あィ……ってチョチョチョチョチョチョチョチョ…Σ(゜д゜|||)



なんつって。



チョチョチョチョチョチョチョチョチョチョチョチョ…Σ(゜д゜|||)




Zou4













いらんいらんいらんいらん。


いらんて、そんなん~~……(´д`)



そうなんですよ、役所さん、

思いっきり浮気してるんですよ。



まだ冒頭ですからね、これ。


ここから感情移入していこうかという、その矢先に浮気してますからね。



ええ~、ちょっと何よ、これ…(´д`)



”人生で最も輝いた、夫婦の180日間”


”「今」この幸せを、生きていく──”



もう、なんでしょ、

どっちかと言ったら中盤くらいまでですかね、完全に役所さんのウェイトが、


井川さん>>>>今井さん


こんなんなんですよ。



結構、自分の今の気持ちとかそういう大事な部分は、

全部井川さんに打ち明ける…みたいな。


それはどうなの…?って思ってしまいますよねぇ…。



で、それでいて、

やっぱり最後には役所さんにも人生の終わりが近づいてきて、


「お前に会えて良かった。お前は最高の妻だったよ。」


みたいな事になるんですけど…。


ここは完全に泣くところなんですけど…。



でも、もう全然、(つっても、思いっきり浮気してたしなぁ…(´д`))

としか思えないんですよね…(爆)


ここはやっぱり…(爆)



最後の最後まで……みたいな感じでしたからね。



これがどうなんかなぁ~~~っていうのがねぇ。


最初に言っていた”いい映画のはず”なんだけど…っていう事なんですけど。



原作秋元康さん。



恐らく、秋元さん的には、

奇麗ごとじゃない、ありのままの48歳の男の人生を…っていう。


もっと言ってしまえば、この浮気=井川さん云々を抜いてしまうと、

ありきたりで平凡すぎる話にしかならないので…っていう事だと思うんですけども。



でも、いらんと思うなぁ、さすがにこれは…(笑)


せっかく、今井さんが綺麗で良い奥さんを演じてるのに、

なんか、それに泥を塗る…じゃないですけど、ちょっとそんな感じもしましたし。



もう、普通にここは、

こっちもそういう映画だと思って観に行ってるので、

夫婦愛家族愛みたいな感じで良かったのになぁ。



仮に、こういうエピソードをどうしても入れるのなら、

それでも不自然じゃない撮り方とか雰囲気にしてほしかったですよね。


もうちょっと暗めに…というか、

どう見てもこれ、”家族愛バンザイ\(^O^)/”みたいな感じじゃないですか…(笑)



うーん、ですねぇ、

そこが凄く残念に感じましたねぇ。



とは言っても、

役所さんの鬼気迫る演技。


終盤になってからのやせ細った体と懸命に生きようとする姿には、

文句なしで感動を覚えますし、見入ってしまいます。



そして、それ以外の物語全般で見ても、

決して悪いところばかりではなかったのも確かですので、

その↑で言った部分だけですね。


個人的にはここだけもうちょっとなんとかしてもらえれば、

非常に良い映画だった、と言えたと思います…(´・ω・`)




そういえば、どちらかと言うと年配の方が多かったですけど、

そういう方にはどうなんだろうな…(´・ω・`)



意外と男性陣には、「分かる、分かる(´д`)」みたいな事になってたりして…(笑)




ということで、「象の背中」

6個で!





…前回に、”忙しくてブログ書けない”なんて言ってましたけど、

やっぱりになってしまったのでこうして書いてます(爆)


そして、こちらもまた、”次は「クローズ ZERO」観に行きます”…

なんて言ってましたけど、こちらもなんか違ってしまいました(爆)



なんかこう、あるんですね。


普段、近場で映画を観る場合は2館をメインに通ってるんですけど、

そこのポイントとか時間との兼ね合いで今回はこっち…っていう(´д`)



ま、だから、次こそは「クローズ ZERO」


観てきたいと思います(´・ω・`)ノシ




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2007年10月24日 (水)

ヘアスプレー / グッド・シェパード [映画]

Hs

★★★★★★★☆☆☆

http://hairspray.gyao.jp/ (ヘアスプレー 公式サイト)



「ヘアスプレー」

観てまいりました。




Hs2


ヘアスプレー~~~♪






観てまいりましたーー~~~♪





フォーーーー~~~ッ!!♪





トゥットゥットゥッ、トゥルールッ!!♪







フォーーーーっ!!♪


いやぁ、楽しい映画ですねぇ~♪(´д`)



始めから最後までご機嫌なミュージック全開の踊りまくり


この↑の公式サイトでも流れてる曲とかです。



実は正直、

こういった音楽主体のミュージカル映画というのは好きくない自分なんですが、

しかし、この「ヘアスプレー」に関しては許しちゃいましょう、うん。



というのも流れる音楽が普通に良かったですからねぇ。


ポップでキャッチーなメロディーと、

思わず脚でリズムをとってしまいそうになるご機嫌さ。



これぞ60年代のアメリカ!


…まぁ、その時代には生まれてないので詳しくは知りませんけども。



でも、アホですねぇ、この人ら。


ねぇ、凄くアホっぽくていいですねぇ。




Hs3













”音楽とダンスとおしゃれに夢中な、

天真爛漫な女子高生・トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)は、

ひょんなきっかけで10代の子たちに大人気のTV番組

「コーニー・コリンズ・ショー」のオーディションに合格し、一躍シンデレラガールに。


果たしてトレーシーを待ち受ける運命とは…? 



ジョン・ウォーターズ監督『ヘアスプレー』('87)を原作に舞台化し、

2003年度のトニー賞で8部門を獲得した、

大人気ブロードウェイ・ミュージカルを再映画化したコメディ・ミュージカル作品。


主人公・トレーシーの母親役で女装姿で登場するジョン・トラヴォルタも必見。”




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トラヴォルタも良かったですね。


途中からは、だという事を忘れて観てましたから(笑)



後半の歌、ダンスシーンなんかも可愛らしくもあり面白くもあり、

ほんと良かったです、はい。



で、もう、この映画は元がミュージカルという事で、

とにかく音楽音楽ダンシングダンシングな2時間でした。



多分、歌のシーンを除くと30分にも満たないストーリーなんじゃないですかね…(笑)



そのくらい、話が進むか…と思うとに入る…ので、

冒頭にも言いましたが、基本的にこういう映画のダメな自分みたいな人にとっては、

とてもじゃないですけど耐えられる2時間じゃないと思います。



個人的には、幸いにもこの映画のメインとなる歌が結構好みだったのと、

あのダンスもなんか、ちょいムカつく感じが逆に良かったりで、

こと、この映画に関しては2時間乗り切れましたけどね。



ただ…。



2時間2時間と言ってますけども、

正直、2時間はちょっと長かったように感じました。



この内容なら1時間30分くらいで、

なんかハチャメチャでウワーッみたいなノリのまま終わっちゃった方が、

スッキリしてたんじゃないかなって思いましたけど。



普段、映画館で映画を観ている時にはですね、

このブログを書いているせいもあって、こう、映画を観ながらにして、

「ふむ、これは個だな…(´д`)」

…なんて採点をしながら観る嫌な癖がついてしまったんですね。



で、この作品に関しても例にもれずそうやって観賞してまして、

映画開始から30分くらい経つまでは、

(おお、これは楽しくていいわ、8個つけよう)なんて思ってたんですが、

それからさらに時間が進み1時間くらい経った頃には、


(ん…?ちょっとダレて来たぞ(´д`)…、いやさ5.5…(´д`) )


…という風に時間の経過と共に自分の気持ち、そして評価ともに下がりつつ、

でも、クライマックスのダンスシーンで再び盛り返し…、



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結果的にはこれもんで劇場を後にしてきて、

今回の評価になったわけですけども。



…どうでもいいですけど、この人↑なんともCGみたいな顔の人でしたね…(爆)


いやまぁ、カッコイイのはカッコイイですけど。



とりあえず、そんなわけでですね、

主演のニッキー・ブロンスキー魅力ジョン・トラヴォルタ妙演ぶり、

その他のキャラクターたちの個性、兎にも角にも歌歌歌ダンスダンスダンス


…と、見所見応えも十分ある楽しいミュージカル映画でしたけども、

しかし、欲を言えばもうちょっとだけ短く&スッキリとまとめてくれれば、

手放しで楽しめたんじゃないかな…って思えたところが少し残念でもあります。




いや、でも楽しいのは楽しいですよ、間違いなく。


うん、久しぶりにサントラレンタルしてもいいかなって思えるくらいに。(買えよと)





というわけでございまして、「ヘアスプレー」

7個で!





Gs

★★★★☆☆☆☆☆☆

http://www.goodshepherd.jp/ (グッド・シェパード 公式サイト)



さて、今回はですね、

2本立てでお送りしたいと思うこのmolologなんですが。



…まぁ、ただブログ書く時間が中々ないので

書ける時に書いてしまおうというだけなんですけども(´д`)



という事で、「グッド・シェパード」

昨日のレイトショーで観てまいりました。




…こう、レイトショーで観る度にですね、

また、こんな事を書くのは非常に心苦しく思うんですが…、




眠かった~~~~…(;´д⊂)



長いし、地味だし、寝不足だし…でちょっとねぇ…(;´д⊂)


も、ガクンガクンしながら観てましたけどねぇ…。



それでも、なんとか最後までは見届けてきました…。



んん、でもこれは昼間に観てもどうかな…っていう感じかなぁ…。




Gsp













エドワード・ウィルソン(マット・デイモン)は米軍にスカウトされ、

第二次世界大戦中の戦略事務局(OSS)で諜報任務に従事することになる。


終戦後、OSSの延長線上に創設されたCIA(アメリカ中央情報局 )の一員となり、

世はソ連との冷戦時代に突入する。


そして、CIA最大の汚点と言われた

「ビッグス湾事件」の失敗の原因を追求していくうちに、

エドワードはを守るか家族を守るかの究極の選択を突きつけられることに…。”




ロバート・デ・ニーロ監督作品。



映画に関するブログをやっててなんなんですけど、

あんまりロバート・デ・ニーロに関する知識とか印象がないんです、私…(爆)



「ゴッド・ファーザー」とかも観た事ないですし…。


もちろん、名前は何度も聞いてましたけどね。



だから、この人が映画監督をすると言っても大した思い入れもないですし、

それこそ、大した期待もしてなかったんですけど。



でも、予告編とかを観る限りでは面白そうな内容かなって思って観に行きました。





起起起結



───~──~──…




こんなんでしたね…(笑)



波がねぇな…(´д`)っていう。


サーフィンしに来たらそこはだった…みたいな。




なんでしょうね。


なんか、ずーーーーっと冒頭みたいな感じなんですよね。


いつ、承転に行くのかな?っていう。



淡々淡々、また淡々。



まぁ、これがこういう演出だろうというのはなんとなく分かるんですけど、

それでもなぁ…これでほぼ3時間というのは…。


さすがに、ちょ~~っと退屈でしたねぇ。



これも、先ほどの「ヘアスプレー」じゃないですけど、

2時間にまとめられてたらあるいは…っていう事かもしれませんねぇ。



ああ~…でもどうだろ…(爆)



なんかねぇ、いっぱい登場人物は出てくるんですけど、

誰が誰で何してる人かとか、その人が登場してどうなったのか…とか、

その辺がすんごく分かりづらかったんですよね。



…いや、これはたぶん自分の理解力の問題ではないと思います(´д`)


…いえ、違います(´д`)



…だって、ほんと分かんねぇんだもん…(´д`)



もう、なんなら途中から、

マット・デイモンですら何してるのか分からなくなってましたからね。


ほんとに。



だから、その辺はやっぱり、

ロバート・デ監督のディレクションにちょっと難があるのかな、と思ってしまいましたが。



でも、現在(1961年)と過去の回想を同時に見せていって、

その回想が次第に追いつき現在とリンクする…

っていう見せ方は面白いなとは思いましたけどねぇ。



とはいえ、やっぱりなぁ、

あの人物の分かりづらさと波のないストーリーじゃ、

我々オーディエンスを眠気から開放する事はできませんでしたねぇ。(いやいや)



Gsp2










アンジーもねぇ、

中々濃厚なラブシーンなんかもありつつ熱演してましたけど、

でも、ま、(可愛そうな奥さんだな(´д`))くらいの印象しかありませんでしたよねぇ。


うん、特にそれ以上のものは無く。



だから、これもやっぱり、

・デ監督の(略しすぎ)ディレクションのなせるところのいわゆる…ぶつぶつ…ぶつぶつ…



で、観てる間にはこれって実話なのかな、なんて思ってたんですけど、

今、公式サイトを見てみたらそうでもないようで。



ん~、となると、まだ実話を基にしてて実在の人物とかなら分かるんですけど、

そうでないのなら、このエドワードというキャラクターに魅力が足りなかった…

と言わざるを得ないですかねぇ。



それもやっぱり、

脚本の段階と、あとは監督(誰?)のディレクションが生み出した相対的な…ぶつぶつ…




そうですね。


もうちょっと短く、最低でも2時間くらいにまとめてもらって、

そして、もう少しのある展開になっていれば普通に楽しめたかなっと。


感じたんですが。


うん。



あとは、昼間に観てればね。




というわけでございました、「グッド・シェパード」

4個で!





さて、今週27日には色々と公開されますが、

とりあえず、前々から言ってました「クローズ ZERO」を観に行こうと思います。



でもですね、その感想を書く時間がちょっと…しばらく無さそうなので…。


次回の更新がいつになるのか、自分にも分かりかねてる…。


そんな状況と言い訳をご報告しつつ…。



また、お会いしましょう、

グッバイ…(´・ω・`)ノシ




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2007年10月20日 (土)

キングダム 見えざる敵 [映画]

Kd

★★★★★☆☆☆☆☆

http://www.kingdom-movie.jp/ (キングダム 見えざる敵 公式サイト)



「キングダム 見えざる敵」

観てまいりました。




9.11以降、いまもなお続く、見えざる敵との終わりなき戦い――。


サウジアラビアの外国人居住区でまたもや爆撃による無差別殺人が発生。


犠牲者は数百人、その中にはFBI捜査官もいた。


首謀者は「アム・ハムザ」と名乗る人物。


そこでアメリカ政府は爆撃犯を捕まえるべく、

4人のFBIスペシャリストを現地に送り込んだ。”




…確かに送り込まれてましたね。



公開日、昨日のレイトショーで観てきました。(注:この記事は10/14に書いたものです_(._.)_)

そこそこお客さんはいたように思います。




で、まず、この映画を観ていて最初に気になったのがですね。


1こ席を空けて右隣にいたおっさん。




うるさい。


ばりばりぼりぼり。


お菓子。




もう、ほんとお前のか、と(笑)

ここは、と(笑)



咳は手を口に添えるでもなく、ゴホゴホゴホゴホ…。


ポップコーン食い終わったと思ったら、

ビニール袋から新しいお菓子取り出してガサガサガサガサ…。



もう、こういう人間はほんとイライラしますよね…。


空気を読むという能力が備わってないんでしょうね、恐らく…。



個人的にはもう、

数ある人間のタイプで一番なりたくないタイプの人間です、こういうのが…。




…なんかごめんなさいね、いきなりこんな愚痴から始まってしまって(´д`)




いや、だからもう、映画開始から1時間経とうか経つまいかというところですか、

左隣3つ先に移動してしまいましたよ、そこの席が空いてたので。



で、やっとそこで、そのおっさんを気にせずに、

イライラすることなく映画の内容に集中できるなと思ったんですよ。



ええ、実際思うだけではなく、

そこからは内容がスムーズに頭に入ってくるようになって。



よし、ここから楽しもう。よし、ここからが本番だぞ、と。


そう思い観てました。




…したら今度、ごっつ眠いじゃないですか。



内容が頭に入ってくればくるほど、眠気が襲ってくるじゃないですか。



おっさんもなんか妙に静かになってるし…。


なんかちょっと、自分が席移った事で気にしたのか静かにお菓子食べてるし…。



こんな事なら席うつらんかったら良かったかな…みたいな…。




…という事で、後半物凄い眠気と戦いながら観ていたので

なんとも記憶が飛び飛びになっているのは否定できません。




Kd2













でも、そういう…眠たくなる内容だったのかなぁ。


うーん。



冒頭は結構良かったんですよね。



まず、サウジアラビア建国からのアメリカとの関係の説明が簡単にあって、

そこからサウジのアメリカ人居住区?でのテロシーンへと移って。



このテロの描写は中々迫力もあり、そして生々しいというか、

実際に行われているテロもこういった手口なのかな、と思わせるような。


そんなテロの恐ろしさと悲惨さを良くも悪くも、凄くリアルに描けているなと。


思いましたよ。



だから、そこからの展開にも期待してしまいましたよね。


同時におっさんのばりぼりにもイラつきつつ。



…なんですが、ここからがちょっとねぇ…。


ノペーっとした展開だったような気が個人的にはしてしまいましたねぇ…。



テロの犯人割り出しの調査に、このテロで同僚も亡くした

FBIのフルーリー(ジェイミー・フォックス)が乗り出すわけですが、

サウジ側からは入国を拒否されてしまうんですね。



そして、アメリカののほうからも行く必要はない、と。



しかし、そこはフルーリー


なんか、コネなのかなんなのかしらないけど、

仲間を引き連れてまんまとサウジに入国しちゃいます。



とはいえ、サウジ側からフルーリーたちに与えられた事件の調査期間は、

たったの5日間



果たして、そのわずかな間に犯人を捜す事はできるのか!?


…っていう、展開になってきて。



で、ここで、(あれ?)って思って、

(あ、これって、こういうちょっとサスペンスっぽい感じなの?(´д`))

みたいな。



なんか一番上の写真とかそういうのを見る限りでは、

もっとドンパチメインの、どちらかというとアクション系なのかなって思ってましたからね、

観る前は。



でも、実際には、それこそ冒頭のテロシーンから、

序盤~中盤とほとんどそういったシーンはなく、会話中心のストーリーで。



んん、まぁまぁ、でも、別にそこはサスペンス物でも良かったんですよ。


それで面白ければ




Kd3













でも、それが手放しに面白かったかっつぅと…

そうも言い切れないかな?っていうところなんですよね。



サウジ側からの理解を思うように得られず難航する犯人探しの中で、

唯一の協力者(?)とも言えるアル・ガージー大佐(↑左)。



この人のキャラクターや、

フルーリーたちとのやり取りなんかは結構面白かったりもしたんですが、

でも、肝心の犯人探しの方がねぇ。



イマイチ緊迫感がないというか、

ああいう展開にするならもうちょっと犯人側を前面に出しても?と思いますし、

それをしなくて、物語的じゃない…実態がわからないリアルなテロリスト感を出すなら

もっとドンパチがあってもいいんじゃないかとも思いますし。



なんか、その辺がちょっと中途半端かな?と感じましたね。



ようは、「24」的な面白さにするか、

「ブラック・ホーク・ダウン」のような戦争映画的な面白さにするか、みたいなですね。


そういう事を言いたいわけなんですけども。



まぁ、他の作品で例えてどうするねん…というのはさておき(´д`)



うん、でもまぁ、なにはともあれ、

そこの部分が個人的にはちょっと気になってしまいました。



しかし、終盤からラストにかけては中々見応えはあったんじゃないでしょうか。


敵のアジトに乗り込んでの激しいドンパチもありましたし。



そして、ラストシーンで語られる二人の言葉も。


ですね。



これは、実はもう、筆者が前々から思ってた事でもあるんですよ。


いや、ほんとに。



そうそう、っていう。


あるある、っていう。(いやいや)



いや、絶対に今のあの辺の紛争っていうのはこれが元になってますよね。



別に、政治的な…とか、思想がどうだ…とか、そういうのもあるんでしょうけど、

やっぱり直接的には自分の大切な人が殺された…


家族、恋人、友達、おっさん(これはいらんがな、…いや、いらん事もないか…)


そして、それに対する復讐…っていうのが前提にあると思うんですよね。



その繰り返しによって悲劇が繰り返されていく…という、ね。



…まぁ、自分が偉そうに言わなくてもみんな分かってる事でしょうけども(´д`)




とにかくですね、

この映画のテーマとしてはそこなんだろうなっていうのは伝わりましたけども、

んん~、それに至る過程っていうのが作品としてみると…っていう事かなぁ。



決して”全然面白くない”という事はなかったですけど、

ちょっと期待してたよりはコジンマリしてたような印象がありました。



しかし、最初に言いましたけど、

最初の1時間は、あのおっさんのせいで集中して観れてなかったのでね…(´д`)



その辺も自分のこの作品に対する評価としては、

多分に影響されてるとは思うんですけども。




いやぁ、やっぱりこれもどうしようもないのかなぁ。



映画ある限り…映画館でお菓子を食べるのを禁止しない限り、

このテロ行為は限りなく続いていくのかな…


そんな風にも思った秋の夜長です(´д`)





というわけでございまして、「キングダム 見えざる敵」

5個で!





…突然ですけど、帰ってまいりました_(._.)_(注:ここからは10/20に書いてます_(._.)_)



なぎささん、[お知らせ]の方にまでコメントを頂戴し、

まことにあり難き幸せに存じまする_(._.)_


今回の記事、後でTBさせてもらいに行きますね☆(なんでここで言う)



さて、次回はですね、

この1週間何も映画は観てないんですけど、

「ヘアスプレー」あたりが予告を観てて気になってましたので、

そちらの方でも観に行こうかな、なんて思っております。



で、また、来週になると「クローズ」なんかも公開されますのでね。


あちらもちょっと観たい映画になってきつつあるので、

なにげに楽しみにしているところであります。



じゃ、そんなところで、

サイツェン(´・ω・`)ノシ




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2007年10月15日 (月)

お知らせ [お知らせ]

ちょっと今週一週間ほど家を開けてしまいますので、

この間の更新、あとTB&コメントを頂いてもお返しができませんので、

何卒その点、ご了承願いたく存じ上げまする_(._.)_



とはいえ!!TB等は随時大歓迎ですので、

戻ってきた際には10倍にしてお返ししに行きたいと思ってます!!(いらないって)



それでは、また来週お会いしましょう、

アテブレーテ、オブリガード(´・ω・`)ノシ

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2007年10月10日 (水)

パンズ・ラビリンス [映画]

Pl

★★★★★★★★★

http://www.panslabyrinth.jp/ (パンズ・ラビリンス 公式サイト)



「パンズ・ラビリンス」

恵比寿・ガーデンシネマにて観てまいりました。




これ、かなり前から、

この恵比寿・ガーデンシネマに行くたびに予告編を観せられててですね、

正直、(なんか中途半端なファンタジー物?っぽくねくね?…(´д`))

…なんて思って、たいして観たいとも気に留めてもなかったんですが。




面白い。


いやさ、面白い。



これはちょっと意表を衝かれてしまいましたね。



このなんでしょう、ぜんっぜん心ときめかないファンタジー。

観ていて、ぜんっぜんワクワクしないファンタジー。



なるほど、ここを突いてきましたか。


こりゃ、おじさん一本取られた…(´д`)




アイデア…発想、そして、それを見事に映像化できる技術。


…の勝利ですかねぇ、この映画は。




Pl2













”1944年のスペイン内戦で父を亡くしたオフェリア(イバナ・バケロ)


母は冷酷な独裁主義の大尉と再婚する。


恐ろしい義父から逃れたいと願う彼女は屋敷の近くで謎めいた迷宮を見つけ出し、

足を踏み入れると、迷宮の守護神“パン”(ダグ・ジョーンズ)が現れる。”




この主演の女の子、可愛らしかったですねぇ。


こういうノホホンとした顔の子、好きです、なんか…(笑)



で、これまず、時代設定からして面白いというか、

なんで敢えてこの時代なの?っていう所が最初不思議に思ったんですね。


はっきり言ってファンタジーメインのストーリーなら、

別に現代でもいいですし、こんなややこしい時代にする必要もないわけですから。



でも、それを敢えてこの時代を舞台にしたところに、

この作品の面白さというか、ストーリーに深みを与える要因に成り得たというか。



最後まで観終えた後には、ああ、なるほどなと思わされる事になりました。



全体の雰囲気は、重い暗い…そんな感じですねぇ。


もう、まさにヨーロッパの映画って感じで、

↑の特撮シーンとかがなければ普通の戦争ものの映画みたいな。



そんな雰囲気なので、決して子供が観て喜ぶものではないでしょう…(笑)


でも、何度も言いますが、そこがいいんですよね、この映画。



Pl3










母の再婚相手、

ゲリラ討伐にあたっているビダル大尉↑の元へ母と共に来たオフェリアは、

滞在先の家の裏にある迷宮”ラビリンス”を発見する。



妖精に導かれるままその迷宮に入り込んだオフェリアは、

そこで迷宮の番人パンに遭遇。



「あなたはかつての魔法の王国のプリンセス、モアナ姫の生まれ変わりだ」



オフェリアに向かいそう言放つパンは続けて、


「満月の夜までに3つの試練を見事に乗り越えれば、魔法の王国に帰る事ができる」


そうオフェリアに告げる。



普段から絵本が大好きでおとぎ話に憧れるオフェリア。



新しく父親となるビダル大尉の事も好きになれず、

オフェリアはこのパンの言葉に惹かれ、一人、この3つの試練に挑戦することになる。




…と言った具合のイントロダクソンで。




Pl4 Pl5

Pl6_2













と言っても、特に何か特別な能力があるわけでもないんですね。


このオフェリアには。



そうですね、敢えてあるとするならば、


・虫を怖がらない。


・化け物を見ても気持ち悪がらない。


この2つの勇気でしょうか…(笑)



まぁまぁ、

これこそがプリンセスの生まれ変わりたる由縁なんでしょうけどもね。



だってもう、自分なんか、

最初の”妖精=虫”が出てきた時点でアウトですもんね…(;´д⊂)


もう、無理無理無理…、あんなん家におったら…(;´д⊂)


殺虫剤シューッ………




で、この↑のとかも、もうモノッ凄い気持ち悪いでしょ…?


最近なんか、気持ち悪いのばっかり観てる気がする…。



でも、この映画の特撮に関しては凄くいいセンスだなぁと思いましたねぇ。



これ↑とかも、なんか妙にリアルな怖さがあってホントにいそうだったし、

ファンタジー物の作品なんですけど全然大袈裟じゃなくてですね。


ほんとにピンポイントで特撮・CGなんかも使われていて、

それが非常に効果的で。



そこのサジ加減が実に見事だなぁと思いました。



で、その物語全体のバランスとしてもですね、

決してこの3つの試練…というのが全てというわけでもなくて、

どちらかというと、ビダル大尉率いる政府軍とゲリラによる内戦…

という事情を踏まえて、それに幼くして巻き込まれてしまうオフェリアの姿や、

その他の登場人物の苦悩・葛藤という部分が主に描かれていて、

そこでオフェリアは”パンズ・ラビリンス”に救いを求める…っていう。



そういった内容なんですね。



なので先ほども言いましたが、

結構重いストーリー…そして残酷な描写も多々ありますので、

決して”子供に夢を与える”というような趣旨でもないですし、

言うなれば、大人に向けたファンタジー”という印象ですよね。



いわゆる「ハリポタ」やら「ロード・オブ~…」みたいな…

ハリウッド映画ファンタジーに見飽きた方には、

凄く刺激的で新鮮な映画に見えるんじゃないかなって思います。




いやでも、凄くいいわ、これ。

うんうん。



是非、お近くで上映していればですね、

観に行って損はしない出来栄えなんじゃないかと思いますよ、ええ。




というわけでございまして、「パンズ・ラビリンス」

9個で!!





…最近ちょっと、

昔に自分の書いた記事なんかを見返してたんですね。


で、非常に手前ミソで申し訳ないんですが、

今よりちゃんと書いてて面白いなぁ…なんて思ってしまいましてね…(´д`)テッヘッヘ



正直、最近はちょっと昔のような時間もかけてないし、

手を抜いてる感もありますので、ここらでちょっと気を引き締めてですね。


また、自分で読んでも面白いと思えるような記事を書きたい…

書かなきゃなっていう反省もしつつ。



そんな風に思いました、ほんとに。



というわけで、次回からも頑張りたいと思います。


それでは、ダンケシェーン(´・ω・`)ノシ




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2007年10月 7日 (日)

プラネット・テラー in グラインドハウス [映画]

Pt

★★★★★★★☆☆☆

http://www.planetterror.jp/planet_terror/pt.html 

(プラネット・テラー in グラインドハウス 公式サイト)



「プラネット・テラー in グラインドハウス」

観てまいりました。




ま、面白いですけどね…(笑)


グロイですね(´д`)



これ結構あれじゃないですか。



このシリーズ(?)の前作、

タランティーノ監督の「デス・プルーフ~…」を先に観てて、

ちょっと笑える、楽しい系の映画を期待してた人は面食らうんじゃないですかね。



実は自分もその一人だったりするんですけど。



いや、でも面白かったですけどね…(笑)


でも、グロイですね(´д`)



笑い2:グロさ8みたいな感じですか。


ゾンビ映画とは聞いてましたがね、まさかここまでとは思ってなかったです。




Pt2













”自らの足にマシンガンを装着した美女が

地球を守るクレイジーなゾンビ・アクション。”



…です。



っていうか、この人チェリーがこの状態になるのってかなり後半で、



Pt3










ほとんど、この真ん中のアンちゃんレイが頑張ってた印象ですね。



ストーリー的には極々単純な、

なんかウィルスが?ブルース・ウィリスによってぶちまかれ?

で、それに感染するとゾンビになる?みたいな。



なんかもう、パッと観て思ったのが「バイオ・ハザード」みたいな話だなと。


あのゲーム版のとかですね。



ま、こういうのがそれ以前からのゾンビ映画の定番設定なのかもしれませんが。



で、そのゾンビ化した人間に襲われたダンサーのチェリーは

片足を食いちぎられ↑のような状態になってしまうと。


ふむ。



Pt4










こんな感じにもなりつつ。



で、やっぱり観てて感じるのは、

1にも2にもグロイなぁ~~っていう事ですよね…(笑)



手足がちぎれるのは当たり前、頭破裂するわ、脳みそ飛び出るわ…(´д`)



だから、そういうシーンが大半なので、

そこの部分ではヒキこそすれあまり楽しい事はないですよ…(笑)



カップルが早々に退場していく場面もありましたけども。



う~ん、個人的には「デス・プルーフ~…」のバランスのが好きかなぁ。



あれも一瞬ですがグロイと言えばグロイ場面もありますけど、

でも、最終的には笑いで終わりますし、逆に一瞬だけの方がインパクトも強いですし。



そう、このグロイのもねぇ、

最初から最後までだとちょっと飽きちゃったんですよねぇ(´・ω・`)



で、それに飽きちゃうともう、そこはこの映画のコンセプトではありますが、

逆にチープなB級感しか残らないのでちょっとダラん…としてしまいました。


私的には。



そうだなぁ、自分で書いててなんですけど、

そう言えば、ここっ!っていう印象に残ってるシーンってないですもんねぇ。


「デス・プルーフ」では上記のシーンとかありましたしねぇ。



だから、どこかのサイトで読んだのかブログさんで見たのかは忘れましたけど、

なんか、アメリカで2本立てでこの映画が上映された時に

先にこの「プラネット・テラー」が上映されて、次に「デス・プルーフ」で。


で、その2本立てと気づかずに帰っちゃうお客さんがいた…

とかいうのを見た様な気がするんですが。



でも、それって案外、

(いえ、もう、お腹一杯です…(´д`))みたいな感じだったんじゃないのかな?

ってな事も思いましたね…(笑)



ま、全員が全員そうじゃないとは思いますけど、

中にはそんな人もいたんじゃないのかなぁ~なんて。


思ってしまいました、ハイ。




Sawajiri




















沢尻エリカさん、騒動になってましたね。


…ま、この映画とは全然関係ないですけども(爆)



でも、少し前に今回の話題の「クローズド・ノート」を観に行ってですね、

このブログでも感想を書きましたけど、個人的には凄く良かったんですよ。



なので、こんな騒動になってしまってちょっと残念だなぁと思いますよねぇ。




精神的にまだ若い…幼いんでしょうね。


恐らく。



この↑の格好を見てもわかりますけど。



もう、何か表舞台に出るたびに、本人にはお洒落のつもりでしょうけど、

ハタから見ると奇抜にしか見えない格好で出てきて。


目立ちたい、背伸びをしたい、みたいな。


そういうのが見て取れますよね。



で、「パッチギ」「1リットルの涙」等で一躍脚光を浴びて、

その自分を取り巻く環境の変化にも精神面がついていってない、と。



そんな感じなんだろうなぁ、ってなんか見てて思っちゃいましたけどねぇ。



自分、何回か書いてますけど、「1リットルの涙」を観てえらく感動したクチですので、

ずっと密かに応援してたんですよ、沢尻エリカという女優さんを。



…ま、特に何をするでもなく、ほんとに応援してただけですけど…(笑)



だから、今回の騒動で女優生命が絶たれる…

みたいな事になるのは凄く残念ですし、もったいないなとも思います。




なんか、ありますよ。


こう、なんかわからんけどイライラしてる時って。



自分も、こんな21,22の時分にはこんな風になる事ありましたから、


ほんとに。



で、こういう気分の時にまた、

あの司会の富永元アナみたいに笑いながらなんか言われると、



はぁん…?…別に…(´д`)



ってなるんですよね、これはもう。


これはもう、仕方ない。



別に沢尻さんを擁護するつもりはないですけど、それは分かります、ええ。



とはいえ、ですよ。



例え自分の気分がそうだからと言って、

そのまま態度に出していい立場でも年齢でもないのは言わずもがなな訳で、

それは御本人も謝罪なんかしてましたけど、重々思い知った事でしょうから。


今回の事でね。



だからね、ほんとに、

これからはまた心を入れ替えて、以前の「1リットルの涙」の時のような…



あの素晴らしい演技をもう一度…。



見せて頂きたいと願いますよ、ほんとに。


ハイ。


分かった?(誰やねん)





というわけで(?)、「プラネット・テラー in グラインドハウス」

7個で!!





さ、次回のmolologはですね、



「リトル・レッド」でも観ようかなぁ~、どうしよっかなぁ。


でも、たまにはDVDでも観よっかなぁ~、どうしよっかなぁ。


それとも何も観んとこっかなぁ~、どうしよっかなぁ。



…の3本でお送りしたいと思います_(._.)_(いやいや)



というわけで、メルシー(´・ω・`)ノシ




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2007年10月 3日 (水)

エディット・ピアフ 愛の讃歌 [映画]

Ep

★★★★★★★★★★

http://www.piaf.jp/ (エディット・ピアフ 愛の讃歌 公式サイト)



「エディット・ピアフ 愛の讃歌」

観てまいりました。




無理無理無理無理…。


あららららららら…。



かは~~~……、

途中で劇場から出ちゃった…(;´д⊂)



これは、このmololog始まって以来の…

センセーショナルな出来事ですよ…(;´д⊂)



いやね、ちょっと前にも「ミス・ポター」を観にいった時にですね、

ちょっとのっぴきならない用事…というか事情で途中退場したことはあったんですよ。



でも、今回は……違います。


無理だったんです、僕には……。


この映画を最後まで観るの……(;´д`)



あいたたたたた…○| ̄|_



観る前は結構、

「よぉし、今夜は泣かせてもらおうじゃないの?(´д`)」

…みたいに期待してたのに…○| ̄|_




Ep3_2













”1915年12月19日、パリの下町、

ベルヴィル地区の貧しい家庭に生まれたエディット・ピアフ(マリオン・コティヤール)


路上で歌いながら生計を立てる母親とその日暮らしの生活、

娼婦小屋で過ごした幼少時代、大道芸人だった父親との流浪の旅…

貧しさといつも隣合わせだった生活を抜け出して生きるために見出したこと、

それが「歌」だった。


ピアフが世界的に有名な歌手になるまでの成功と挫折、

恋愛を描く感動のドラマ。”






Ep2


















このなんですのん……。



いや、ほんと、ごめんなさい……。


こんな事はとして言ってはいけない事なのは重々分かってるんですよ…。





Ep2_2
























とはいえ、このなんですのん………。



いや、もう分かるやん…?


なんか、そこは観てるこっちとしても分かりますやん……。



いやいや、仮にね、

仮にというか、たぶん実際には観た事ないんですけど、

でも、恐らくエディット・ピアフという人はこういう顔の人なんでしょう。



でも、もう分かるやん…?



気持ち悪いやん……?



そこはもう別に、

この映画の売りが顔のソックリ具合だけを観る映画ならこれでいいんでしょうけど、

別に、そうじゃないやん。


分かるやん。



いや、ほら例えば…






Ep4_2 Ep5_5




これでええやん、分かるやん。



「田村亮子物語」っていうマンガがあったとして、こ……



分かるやん。


こっちも大人やん、そこは。




いや、もうホントにねぇ、

もっと観てる側に甘えてほしいって言うか。



もっと、観てる側の…こちらの懐の深さに寄り添ってほしいと言うか。


うん、ですねぇ。




Ep6













エディット・ピアフ大好きですか、みなさん?


実は自分はそんな風でもなかったんですよ。



だから、エディット・ピアフ=福留又吾郎みたいな。


誰やねんでしょ、福留又吾郎って。



だから、そんな感じの映画なんですよ、これって。



ま、でも、そのくらい観に行く前から分かりきってる事なので、

そこに文句を言っても仕方がないんですけどね。



じゃ、自分的には一体何が不満だったのかと言うと、

このエディット・ピアフという人自体に一切の魅力を感じなかった…っていう。


この人に……この人の人生に、ですね。



まだ、幼少の頃のエピソードにはちょっと同情もしますし、

観ていて感動もできそうかな、と思いもしたんですけど、

もう、成人してからの話なんて何一つ面白くも感情が移入する事もないですし…。



はっきりいって…、こんな人が近くにいても近寄らないですよね…(爆)


もう、そのくらい自分にとっては…まぁ、どうでもいいと言うか…。


ちょっと生理的にダメなんですかね…。



で、それに加えて↑の顔でしょ…。


しかも、アップが多い…。



出ましたよね…。


劇場を…。



だからもう、この人の事が大好きとか大ファンとか、

多少でも魅力を感じていないとどうしようもないんですね、この映画は。



ストーリー…と呼べるような物もないですし、

ただ、ピアフが誰かに会って何かを喋ってるところを切り取って流す。


そんな感じで。



もちろん、歌を歌うシーンもありますが、それも…う~~ん。


なんとか「愛の讃歌」までは…と思いましたけどねぇ、

限界が来てしまいました…(;´д⊂)




まぁ、でもですね、ピアフの事が知りたくて…とか、

もしくはこの人の人生に凄く共感できた…とかいう方には面白いのかもしれませんし、

観て良かったと思える作品なのかもしれません。



とはいえ、なんと言っても最後まで作品を観ていないので…、

今回はこういう評価にさせていただきました、ハイ(´・ω・`)




「エディット・ピアフ 愛の讃歌」

無しで…!





ってことで、次回は「プラネット・テラー イン グラインドハウス」


観てまいりましたので、そちらの方でお茶を濁したいなと思ってます_(._.)_



では、シーユー(´・ω・`)ノシ




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