クローズド・ノート [映画]
★★★★★★★★★☆
http://closed-note.com/index.html (クローズド・ノート 公式サイト)
「クローズド・ノート」。
観てまいりました。
アカン、ごめんなさい、
これ、メチャメチャいいわ……。
ちょっと、メチャメチャいいじゃないですか、これ…。
何これ…。
やだ、何これ……。
監督 行定 勲
も、うそ~~ん……(´д`)
ちゃんとできるやん、うそ~~~ん……(´д`)
監督 行定 勲
なんという、ふり幅の広い監督なんでしょうか…。
同監督の前作「遠くの空に消えた」のようなモノも作っておきながら、
今作のような感動作も作ってしまう…。
ある意味、この監督の掌の上で弄ばれているかのような…。
http://playground-blog.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_0006.html
(mololog 「遠くの空に消えた」 レブー)
以前にここまでこき下ろしてしまった自分はどう取り繕えばいいのでしょうか…。
そう意味でも、凄いレビュアー泣かせですよね…。
いや、感動しました。
いや、本当にオミソレしやした、今回は…_(._.)_
…まぁ、できれば毎回このレベルで撮っていただければ
自分もこんな事で謝らずに済むんですけども…(笑)
”女子大生の香恵(沢尻エリカ)は引っ越しの際、
前の住人が忘れていった1冊のノートを見つける。
ある日、香恵はそのノートを開くが、
挟まれていた写真にノートの持ち主の伊吹(竹内結子)がいた。”
バッチーん来ましたね。
配役が。
沢尻エリカさん、竹内結子さん、伊勢谷友介さん、永作博美さん…etc
まさに、配役の勝利、
これは、もうベストに近い配役と言ってもいいんじゃないでしょうか。
え、サエコさん?……う、うん、そうですね、良かったですよ、ええ…(;´д`)
その中でも、竹内結子さん!
光ってたなぁ~~( >д<)
もう、綺麗だし、良い先生だしでねぇ~。
正直、今までそんなに好きな女優さんでもなかったんですけど、
今回の作品では、もう竹内さんありきですよねぇ。
そのくらい良かった。
もちろん、沢尻エリカさんもその存在感、演技共に、
もう、女優としての貫禄すら感じられるほどに安心して観てられますよね。
─引っ越した先の隠れた戸棚の中に前の住人の日記を見つけ、
悪いと思いつつも好奇心で読んでしまった香恵。
しかも、その日記を書いた持ち主が自分も将来なりたいと願う教師。
親近感からか、日記を書いた伊吹という女性への単純な興味からか、
暇を見つけてはその日記を読みふけり空想する日々。
そんなある日、バイト先の万年筆屋で奇妙な男石飛(伊勢谷友介)と出会う。
万年筆を真剣に選ぶ石飛とのその店でのやりとりや、
画家を目指し、香恵をモデルにした絵を書こうとする石飛の姿に
次第に惹かれて行く香恵。
そして、そんな想いを抱く自分と伊吹の書いた日記とをだぶらせ、
時にはそこに書かれた言葉に励まされながら、香恵は石飛に近づいていく……
…おおっと、ノンノンノン(´д`)チッチッチ
ここまでここまで(´д`)
この先は是非、劇場でご自分の目で観てきてくださいましね(´д`)チッチッチ
あれは一体なんだったんでしょうか?
「遠くの空に消えた」は。
実は、あんな映画は実際には存在してなかったんじゃないのか。
今となってはそんな風にすら思ってしまいます。
そのくらい良かったし、好きですねぇ、この映画。
うん、今年観た邦画の中でもベスト3に入るくらいに好きですね。
なんかこう、
ピチュンピチュン、ハートを矢で射抜かれる?みたいな。
そんな、ハートスナイパーな言葉の数々もあり。
いや、ホント良かったなぁ~~。(しみじみ)
もちろんそれは、
原作からして良い作品なんだろうなっていうのは分かるんですけど、
やっぱりそれだけじゃ良い映画にはなりませんからねぇ。
キャスト、スタッフ、そして監督さんの腕による所は”大”なはずですから。
そう考えると元々は腕のある、
”やればできる子”だったんでしょうねぇ、この監督も。(しまいに怒られるぞ)
あと、音楽も良かったですしね。うん。
いや、ほんと今回は褒めるところしかないかなぁ。
映画の時間的には2時間30分くらいあったんでしょうか。
でも、この作品に関してはこれくらいの時間は必要だと思うし、
逆にこれを2時間にまとめよう…なんて考えるとダメになってしまう気がします。
沢尻さんパートと竹内さんパートのバランスも凄く良かったですし。
どちらの物語にも興味を惹かれるし、続きが気になる。
だから、それをそう思わせるのには、この時間が必要なんですよね。
特に竹内さんの先生っぷりには…もうね(;´д⊂)
涙を禁じえませんよね…。
いや、ほんと良い先生だったなぁ~。(しみじみ)
そんなわけで、
凄く感動できましたし、面白かったです、この「クローズド・ノート」。
「遠くの~」で騙された方もですね、
もう、それこそ騙されたと思って一度観に行かれてはいかがでしょうか…(笑)
「何かを信じられなくなった時、信じ続けるパワーをくれる映画を撮りたかった。」
この言葉は、この作品でこそ聞きたかったな…(´д`)
というわけで、「クローズド・ノート」。
★9個で!!
さて、次回は…
もう、「エディット・ピアフ」ですね。
実は、今回この「クローズド・ノート」を観るか、これを観るか、
チケットを買う直前まで悩んだんですけども。
まぁ、結果的にはこっちも良かったのでなによりですが、
やっぱり、あの「愛の賛歌(っていう曲名でしたっけ)」が流れるたびにねぇ。
心惹かれるんですよねぇ。
というわけで、次回は「エディット・ピアフ」を観てきます(´д`)
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