☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
http://to-ku.gyao.jp/ (遠くの空に消えた 公式サイト)
「遠くの空に消えた」。
観に行ってまいりました。
もう、シンドイわ、毎回毎回…(;´д⊂)
こんな事ばっかり書くの…(;´д⊂)
あのですねぇ、この映画の何が凄いって、
監督・脚本 行定 勲
よくこんな風にデカデカと自信満々に出せるなぁ、という勇気ですよね。
もう、もし自分がこの監督の立場なら、
脚本はどっかで拾ってきたのがスタッフのミスで採用されてしまって、
撮影中は毎日40度の高熱にうなされながら指揮をとっていた事にしますよ…。
そうでもしないと、こんな出来で、こんな↑風に名前を出されるなんて、
そらもう、ある意味凄いハズカシメですよね…。
「何かを信じられなくなった時、信じ続けるパワーをくれる映画を撮りたかった。」
こんなコメントも、拳銃を突きつけられて無理やり言わされた事にでもしないと…。
とはいえ、まぁこれに関しては別に”撮りたかった”と言ってるだけで、
”撮れた”とは言ってないので、ウソは言ってないのでまだいいんですが。
いや、でもほんと…、
こんな映画を観せられたら逆に信じられなくなりますよね、映画を…。
やめてくださいよ、もう…(;´д⊂)
上映前に”マナー違反”云々の告知が毎回出てきますけど、
こんなのを上映する方がよっぽどマナー違反だと思いますよ…(;´д⊂)
わざわざ、お金と時間を割いて観に来てくれているお客さんに対して…ねぇ(;´д⊂)
”空港の建設計画によって存続が危ぶまれる馬酔村。
転校生の亮介(神木隆之介)はふとしたことから、
地元の悪ガキ・公平、不思議な少女・ヒハルと仲良くなる。
3人にとって友情の証はヒハルの夢を信じること。
空港建設を巡っての大人たちの争いが激しさを増す中で、
少年たちは“史上最大のいたずら”を決行する。
『世界の中心で、愛をさけぶ(笑)』の行定勲監督が
7年間温め続けたオリジナル脚本を映画化(笑)。
信じることを恐れ(笑)、
夢見ることを諦めてしまった大人達に贈る感動のファンタジー大作(笑)。”
あの~、一度でもこの映画の予告編を観た事のある方は、この映画の事を、
”空港の建設に反対して、
それを子供たちの知恵と勇気で阻止する、ひと夏の感動物語”
こんな印象で捉えている方も多いと思うんですが。
違います。
”ただの何一つ面白くない映画”なんです。
…あ、でも、そうですね、
ジャンル的には、ヒューマンドラマ&ファンタジーよりの…
”ただの何一つ面白くない映画”なんです。
まず、何やねん…?と。
いや、だから…一体何がしたいのよ…?
というのが、ずっとあるんですね、鑑賞中…。
いや、まぁ、あるんですよ、漠然と”空港建設反対”みたいな話は。
でも、それがストーリーになってないんですよね。
とりあえず、”村をあげて空港建設に反対してますよ”みたいなのが出てきて、
でも、そっからのシーンでは全くそれと関係ない、
ど~~~~~~でもいいエピソードを延々と垂れ流して…。
これらの人のエピソードですよね。
というか、まず、この監督が大いに勘違いしているところが、
これらのキャラクターたちを魅力的に描けてると思い込んでるところなんですよ。
魅力的かつ個性的で、さも観てる人たちが興味津々だろう、みたいな…。
ぜんっぜん、興味あらへん………。
神木君以外、ぜんっぜん興味あらへん……。
あ、まぁまぁ、この↑女の子(ヒハル)の話くらいは
アクセントとしてあってもいいかなってくらいには思うんですけど。
でも、他の話、ぜんっぜん興味あらへん………。
そもそもね、ちゃんとキャラクターなり設定なりを描けてないんですよ。
↑なんかわからないんですけど、格好とかも変な格好やし、
日本なんですけど文字とかも変やし、外国人とかも混ざってるんですよ…。
ようは、凄く個性的な、コミカルでファンタジックな村の話ですよ、と。
そういう事にしたいんでしょうけども…。
なら、それならそれで演出面なりで、もっと奇抜な撮り方をしないとダメですし、
もっとハチャメチャなエピソードもあれば、笑えもするんでしょうけど…、
普通なんですよね…。
普通に撮って、普通の登場の仕方をさせて…。
で、格好とか見た目だけが変で…。
だからもう、”ただの気持ち悪い人たち”にしか見えないんですよ…。
もう、そういう風に撮れないなら、中途半端にこんな事しなければいいのに、と…。
で、この↑の写真左上の男とかもですね。
村人と同じく空港建設に反対しているんですが、
ちょっと他の村人たちとは違う、村の厄介者、お騒がせ者的な感じなんですね。
この男にしたってね。
普通ならこういうポジションのキャラなら、
出てきたら絶対笑わせなくちゃだめじゃないですか。
なんやかんやと騒動を起こして、神木くんたちにしてやられて!みたいな。
ええ、ひとっつも面白いとこもなく。
ほんと、もう、ごめんなさいね、言葉は悪いですけど…、
ただのアホにしか描かれてないんですよ…。
…でも、まぁ、そんなある日ですよ。
村にある大竹しのぶさんの経営するバー。
そこに、空港建設側の業者(?)が飲みに来てたわけなんですよ。
で、このアホが、
「何ノコノコと来てやがんだテメェら!テメェらの来るとこじゃねぇ!!」
…みたいに絡んで、店の中で大乱闘を起こして。
で、それを見た大竹しのぶさんに、
「ここは私の店だよ!客は誰だって平等なんだよ!
ルールが守れないならお前らが出ておいき!」
…みたいな感じで、凄まじい剣幕で怒鳴られて。
「す、すいませんでした…、おい、てめぇら(手下)引き上げるぞ!」
と、追い出されました、と。
いつもは乱暴者のあいつが大竹さんに一喝されただけで帰るなんて…(苦笑)
情けないなぁ…(苦笑)…みたいな感じですよね。
(´,_ゝ`) ハハハゆかいだなあ。(棒読み)
…まぁ、とりあえず、や~っとここでそれらしいエピソードがあって、
ようやくポジション的には面目躍如といったところですよ。
でも、それを次のシーンでこの男に何をさせたと思いますか、この監督は。
この左の男が、ちょっと知能に障害のある人(アカホシだったかな?)で、
この↑のアホなんかにもよくからかわれてるんですね。
で、その場面を目撃した神木くんに助けられた事によって仲良くもなると。
そして、鳩を凄く大事に飼っているんです。
で、あのバーで追い出された翌日ですよ。
ちょっと初めてコミカルに描かれたその流れでですよ。
なんとこのアホが、このアカホシの鳩を皆殺しにしてですね、そして、
「この鳩を殺したのは、空港建設の責任者(三浦友和 神木君の父親)だぜ。」
と言って拳銃を渡すんですよ…!?
で、このアカホシも実際に友和さんを撃ちに行くんですよ…!?
なんやねん、この流れ…(;゜д゜)
今までのホノボノ展開は何やってん…(;゜д゜)
どんなトンデモ展開やねん…(;゜д゜)
…もう、目が丸くなる想いで観てたんですが、でも、もっと驚くのがですね…
その後、撃たれた事による話の展開は何もないんですよ……!?
………………(;゜д゜)
…そしてですね、まだあります…。
お次は、この女教師の人の話なんですけどね…。
どう考えても、
最初はただの神木君の担任という位置づけでしかないと思ってたら、
なんか急に出番が増えてきてですね…。
で、ある日、突然空から降ってきた、
なんでかしらんけどカタコトで喋る変な男と出合って、そして、恋に落ちて…。
で、実はこの担任の先生は、
親の言いつけでこの右側にいる、これもまた変な男と結婚しなければいけないと。
でも、この”空から降ってきた方の変な男”に出会ったため、それをためらって…。
うん、いや、でも、あのね…。
こんな話、全然関係ないじゃないですか…?
空港建設云々とか神木くん云々とかと…。
ほんっとにどうでもいいし、興味もないし、面白くもないし、意味が分からないし…。
で、ほんまにあんた、誰なのよ、と…(笑)
いや、ほんまにあんた、誰やったのよと…(笑)
ぜんっぜん何の説明もないし、気づいたら突然いなくなってたし…。
もうね、ほんとね、まるっきり意味わかんねぇよ…(;´д⊂)
はい、もうラストですね…。
ええ~…、もう、ちょっと端折りますけど、
このヒハルという女の子がガケ(?)から落ちて怪我をしましたと。
で、この女の子はお父さんが…家を出て行ったのか死んでしまったのか…
ちょっともう、良く話を聞いてなかったのでわからないんですが…(爆)
とにかく、そのお父さんがいなくなったという事実が信じられなくてですね、
”UFOに連れ去られた”と思い込んでいて、
で、毎日星を眺めたり、UFOと交信しようとしたりしているんですね。
それで、そんなヒハルのために神木くんたちが何かしてあげようと。
それがぶっちゃけもう、ミステリーサークルを作る事なんですよ。
そして、この冒頭とか予告編で言っていた、
”子供たちが空港建設に反対する為にしたこと”ってこれだけなんですよ(爆)
もうはっきり言って、これ自体も、
なんでミステリーサークルを作ることが空港建設に反対する事になるのか、
そして、いくらUFO云々の女の子の為とはいえ、これをしてどうなるのか…とか。
もう、その意味自体もあまりよくわからないんですけど…。
ま、所詮子供のやる事だと言ってしまえばそれまでなんですが…。
でもね、もっと他に言いたい事があるんですよ。
というのは、これはどっちのためにやった事なのか?と。
”空港建設反対の為”なのか、”女の子を元気づける為”なのか。
なんやこの、一石二鳥みたいなオチは…と。
何をオチで楽しようとしてんねん、と(´д`)
もう、ほんとこれが腹立たしいんですよねぇ…。
何を、「二つまとめて解決しました^^」
…みたいなノリでこれ見よがしに…いや、ほんとに、これ…(笑)
そして、さらにですねぇ、
このミステリーサークルのお陰か何かわかりませんが、
そこで最後にちょっと色々と不思議な事が起こったりするんですね。
でも、これがまた、なんかおかしなことになってるんですよ…。
あの、友和さんを拳銃で撃ってしまったアカホシが鳩に連れられて、
なんか月の方に飛んでいったりですね…(爆)
(´,_ゝ`)ハハハゆかいだなあ。(棒読み)
…え?これギャグじゃないんですか…?
………………(;゜д゜)
というか…、
もしかして、タイトルの「遠くのそらへ消えた」ってこれの事だったの…?(爆)
そして、さらにもう一つ…!!
担任のオンナの先生が”婚約者の方の変な男”とのデート中、
この男と一緒にいるのがイヤで被っていた麦藁帽子を森の中へ投げ込む。
で、「あ、帽子がなくなったわ、探してきてくれない?」みたいに言って、
男が探しに行った隙に逃げる。
…ま、ようはただそれだけのシーンがあったんですよ。
でも、それがラストのシーンになって、
この帽子が空からファーン…みたいな感じで空からゆっくり降りて来たんです…(笑)
「ああ、戻ってきてくれたのね、私の麦藁帽子…」みたいな描き方で…(笑)
いやいやいやいや…(笑)
あなたが勝手に投げ込んだだけじゃないですか…(笑)
もう、このシーンにしたってね…、
何か帽子を失くした事にそれなりのエピソードがあって…
または、この帽子自体がとても大事な物で、それを失くした事がとてもショックで…
みたいな、そんな話があってこそ感動できる場面じゃないですか…。
それをそんなもん、いきなりファーン…とかゆわれても…ねぇ…(笑)
何一つ感動できねぇよ(´д`)
いやぁ、もう、シンドイ…。
ほんっとシンドイです、こういう映画は…。
そして、ヒドイ…。
本当のことを言うと、まだまだ言いたい事はあったんですけど…。
でも、もうそれこそキリがないので…。
2時間否定のしどころしかないような映画でしたのでね…。
う~ん、もう、そうですね…、
今年観た映画の中では、ワースト1になるかなっていう位の勢いですかね…。
まぁ、ちょっと前に観たマサカズ・タムラ主演の「ラストラブ」もかなりのもんでしたけど、
あれはあれでまだ、逆の意味で面白いところがありましたからねぇ。
でも、これに関してはそれすらないという…。
ほんとねぇ…、シンドイですよねぇ…。
だからもう、ほんとに、監督さんも途中でね、
「あ、無理無理無理…、やっぱりこれは無理やわ、面白くするの…」とか、
こういう風に言える環境造りをしていかないとダメなんじゃないかと思いますね。
で、そこで映画会社の方も怒るんじゃなくてですね、
「ああ、まぁまぁまぁ、ようやったよ、うん。
今年はアレが結構当たったから、これくらいならなんとかなるから、うん。
次、また頑張ったらええよ、な。」
みたいな、感じでね。
監督もNG出したっていいじゃない、っていうね。
特に邦画には、こういうシステムが必要なんじゃないかと思いますよね。
やっぱり、子供の頃から映画が好きで、何百本という映画を観てきて、
で、それが高じて映画監督になったんでしょうから、
その監督自身が、この映画の出来については一番よくわかってるでしょうからね。
「あ、ほんまゴメンゴメンゴメン…(笑)」
…っていうね。
…いやぁ、今回はちょっと長くなってしまいましたけども。
でも、ほんとにねぇ、このブログにもっとアクセス数があって、
そして、”このレビューは役に立った”機能も備わっていればですよ…
このレビューは役に立った 21,364件
1週間後にはこんな事になってると思いますよねぇ。
そして、コメント欄にも、もう連日のように…
S・u・r!!
S・u・r!!
これもんですよねぇ。
もう、そのくらい今回は核心をついたレブーだったんじゃないかと。
思います。
この映画が面白いかどうかが問題なのではない。
このレビューを読んでどう感じるかが全てなのだ。
─NYタイムズ紙
ねぇ。
ええ、これはもう、断言してしまいましょう。
何かを信じていたいのなら…、
そして何かを信じられなくなったのなら…、
この映画は観に行かない方がいいだろう!!
…なんかすいませんね、オチまでバチっとキメてしまって(´д`)
いや…?最初はこんなにキメるつもりはなかったんですけどね、うん(´д`)
…というわけで…!!「遠くの空に消えた」…!!
★0で!!
…じゃ、次回は「恋するマドリ」について。
もっと短くレブーしたいなと思います…(;´・ω・`)
それでは、アディオス!(;´・ω・`)ノシ…ツカレタ