オーシャンズ13 [映画]
★★★★★☆☆☆☆☆
http://wwws.warnerbros.co.jp/oceans13/(オーシャンズ13 公式サイト)
「オーシャンズ13」。
観てまいりました。
あのですね、
この映画が始まってすぐ、思い出したことがあるんですね。
あれ、ひょっとして12観てなかったっけ?(´・ω・`)…って。
なんか、てっきり前作も観た気でいたんですけど、
どうも観てなかったんですね、これが…。
やけに台詞の端々に分からないところがあるなぁと思ってたら…(笑)。
だからもう、(ルーベンって誰だっけ…?)…
みたいな所から入ってしまってますので、その辺がちょっと困ってしまったんですが…。
ん~、でもその辺を抜きにしたとしてもなぁ…
こんな感じの評価になってしまうかなぁ…。
ん~。
もっと、ノリとかよくなかったっけ?
…っていうのが、観てる間ずっと感じてた事なんです。
”11”を観た時のノリとテンポの良さ、
それに基づいたストーリー展開と最後のドンデン返しのオチの面白さ。
そういうイメージが強く残ってるシリーズだったので…
また、そのイメージがあるからこそ今回も観に行ったワケなんですけども。
でも、今回に限っては、上述のこのシリーズならではの”良かった点”っていうのが、
どうも失われていたような気がしてならないんですね。
ルーベンがカジノ経営者バンク(アル・パチーノ)に騙されて、
そのショックで心臓麻痺(?)を起こして倒れる。
その話を聞いたダニー・オーシャン率いる”オーシャンズ13”がバンクに復讐を誓う。
…というような流れがまずあって、
で、その流れから復讐計画を実行に移していくという展開になるわけなんですが。
やっぱり、ここの部分でのノリとテンポですね。
まぁ、別に観てて決して面白くなくはなかったんですけど、
でも、これプラスそれっていうのを期待してしまっていたので、
そういう意味での期待ハズレ感はどうしても否めませんでしたよねぇ。
それに、なんか心なしかBGMも少なかったような…?
と、そんな気もしてしまうくらいに、淡々と進んでた印象があります、ハイ(´・ω・`)
まぁねぇ、部分部分では、
「ここですよぉ~、ここ笑うとこですよぉ~。」
っていうのはあったんですけど、そこもなんか不完全燃焼感もあり…。
で、肝心のオーシャンズvsバンクのトリック合戦に至っても、
当初の”難攻不落”の様に語られていたバンクビルの警備システム。
これにしても、さほど大したものでもなかったような印象で、
多少のアクシデントはあったものの、ほぼオーシャンズの計画通りに事は運んで。
”オーシャンズによる「この計画なら完璧だろう」という思惑を、
バンクの警備システムがあっさりとそれを跳ね除け、そして嘲笑い、
しかし、そこをさらにオーシャンズのとっさの判断で裏をかいて打ち破る”
…みたいなね。
そういった白熱のバトルを期待して観てしまうと、
ここでもやっぱりちょっとションボリしてしまわざるを得ない事になってしまいますよね。
さらに、もうひとつ言わせてもらうと、
タイトルにもある通り「オーシャンズ13」ですから、
個々のメンバーによる活躍にも当然目が行ってしまうわけですが…
それもなんか活躍してる…ようで活躍してないような…(笑)
ん~、だからやっぱりねぇ、最初に観た”11”のイメージが強くて、
しかも、それしかイメージがない自分みたいな人が観ると、
どうしてもパワーダウン感がしてしまうのかもしれませんねぇ。
まぁ、もうこれはシリーズ物の宿命と言ってしまっても仕方がないような、
そんな気も致しますけど。
…で、さっきから悪いところしか書いてませんが、
良かったところ…っつうと、またパッと思い浮かばないんですよね、これが(´・ω・`)
まぁ、なんか、無理やり書けばあるんでしょうけど…。
ん~、でももう、今回はイイかな…っていう(笑)
ねっ(´・ω・`)
また、長くなるとシンドイじゃん?(´・ω・`)
っていうねっ(´・ω・`)
でも、なんか最近、
否定的な事ばっかり書いてるような気もしないでもないんですが…(爆)
ねっ(´・ω・`)
だって、そんな風にしか思わなかったんだから仕方ないじゃん?(´・ω・`)
っていうねっ(´・ω・`)
…ま、とりあえず、そんな感じでございました、「オーシャンズ13」。
★5個で!
さて、次回はですね、
水曜日に観てまいりました、「天然コケッコー」について。
書きたいなと思ってるんですが。
これがねぇ、やっと思わず褒めちぎりたくなるような、
そんな作品でございましたねぇ。
こう、ハリウッド大作の影に隠れつつ、
こういった良作の邦画がひっそりと公開されてたりする。
なんとも、悲しいことやら、嬉しいことやら。
でも、映画ってホントいいもんですね。
…と思わずにはいられない。
そんな、ハートウォーミングなムービーでございました。
それでは、またその次回お会いしましょう。
サヨナラサヨナラ。
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コメント
Surさん こんにちは♪
お返しのTBが遅くなってすみません。
Surさん『12』は未見だったんですね。
でも、『12』は観なくてもいいかなぁくらいの出来でした。
『11』を観てハマって、『12』を観たら「どん底」だったんです~。
だから「どん底」観た後なので、もう、麻痺しちゃったんでしょうかねぇ~、今作が結構イケてるかなと感じてしまったわけです。
まさにオーシャンズの筋書き通りで、緊迫感とか、ドンデン返しもなくすんなりという感じは否めませんよね。
それにリベンジ受けた側のバンクが、差ほど口惜しがっていないという印象でした。
Surさん『天然コケッコー』ご覧になられたのですね!
最近の邦画はあなどれないですよねぇ~。
私もこのところ改めて邦画を見直しました!!!
投稿: なぎさ | 2007年8月18日 (土) 16時54分
なぎささん、どうもです~!
いえいえ、ありがとうございます~_(._.)_
そうなんですよぉ、12を観てなくてですね。
で、なぎささんのブログを拝見して(つまらなかったんだ)と知って…(笑)
そうですか、「どん底」というほどの出来でしたか…(;´д⊂)
そうですね、”13”もねぇ、「どうしようもない」って程でもなかったのはその通りですよねぇ。こう、映画の評価って単純な作品の出来だけじゃなくて、その観る人の、それこそ体調とか観る時の気分とか作品に対する期待度とかで多少か、もしくは全然違ってくると思いますから。
そういう意味では、その時の自分は直前まで観に行くか迷ってて、
(まぁ…行っとくか…(´д`))くらいの感じだったんで…(笑)
だから、多分この作品の単純な評価としては、なぎささんとほぼ同じ感じかなと、
なぎささんのブログを読んでても思いましたけども_(._.)_
「天然コケッコー」。良かったですよぉ~。
ちょっと原作のマンガも見てみたくなるほどですねぇ。
こういう邦画をねぇ、もっと大きい所でやればいいのになぁって思いますよねぇ。
洋画にはない”邦画の良さ”っていうのもいっぱいあると思いますから、
ほんと残念ですよねぇ(´・ω・`)
投稿: Sur | 2007年8月18日 (土) 20時59分