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2007年7月11日 (水)

傷だらけの男たち [映画]

Ko

★★★★★★★★★

http://drywhisky.com/index.html (傷だらけの男たち 公式サイト)



「傷だらけの男たち」

観てまいりました。




面白い面白い


思ってたよりは全然面白かったです。



「インファナル・アフェア」の制作スタッフさんの作品というだけあって、

やっぱり造りはしっかりしてますし、ストーリーも最後まで目が離せない。


そんな上物のサスペンスでございました。



ただ、それをまたもやディカプリオ主演でリメイクを決めてしまってるハリウッドには、

必死やなという万感の想いしかありませんけども。



もう、プライドもへったくれもないな…(´д`)


その割には英語に拘るという、妙なプライドだけは捨てんな…(´д`)




      ※少々ネタばれしてるかもしれません。ご注意ください_(._.)_※




Ko2













トニー・レオン金城武


主演の、このお二人。



トニー・レオンに関しては、

「インファナル・アフェア」で観た時の印象くらいしか正直なくて、

そんなに好きでもなく、といって別に嫌いでもなく…みたいな。


まぁ、人気あるのかなぁくらいの認識しかなかったんです。



で、金城さんに関してもそれはほぼ同じですね。



金城武さんの出てる作品でまともに観た記憶があるのは「不夜城」くらいで、

あとはテレビドラマに出演してるのを、観たような観てないような…。



で、それらを観た時にもイマイチピンとこなくて、

まぁ、カッコイイのかな…っていう。



でも、今回のこの「傷だらけの男たち」を観てその認識を改めました。




金城武カッコいいわ


トニー・レオンは……まぁ……う、うん。



いやぁ、なかなかイイ男じゃないの、ねぇ(´д`)(あやしい)



パッと見はシリアスで大人っぽいダンディズム溢れる男前ながら、

ふとした所で時折見せる少年のような表情。



ねぇ。



同姓でここまで金城武を分析するのはオスギさんか自分くらいかっていう。



いや、でもほんと今回の作品に限ってだけ言うと、

男ながらにファンになってしまいそうな、そんな魅力的な金城さんでございました。



ディカプリオ?……いや、ないな、それは(´д`)




Ko3 Ko4_1

Ko5













”2003年、クリスマス─


香港のバーで飲めない酒を無理にのみ、

クリスマスの雑踏にまぎれようと努力する刑事ポン(金城武)。


そして、そんな彼の親友でもあり上司のヘイ(トニー・レオン)は、

女性ばかりを狙って殺人を繰り返す凶悪犯罪者を監視していた。


遂に動き出したターゲットを追跡の末、

見事犯人の家への侵入に成功し男を逮捕する。


疲れきって自宅に帰るポン。


しかし、そこで彼が見たものは、

既に変わり果てた姿でベッドに横たわる最愛の恋人だった…。”




こんなイントロダクソンで始まる、この物語なんですけども。



その後、最愛の人を失くしたショックから立ち直れず、

飲めないはずだった酒におぼれ、私立探偵へと身をやつしたポン。



一方のヘイはというと、

大金持ちの娘スクツァン(↑)と結婚し幸せの真っ只中。



しかし…それは”恐るべき陰謀”の始まりに過ぎなかった…。



そうなんです。



このトニー・レオン扮するヘイの真の目的とは、

スクツァンの父親で大富豪チャウの”命と資産”をせしめること。


…そして、その裏に隠された本当の真実とは…。



という風にですね、

この物語の展開的には”誰がチャウを殺したのか”という事より、

”何故、ヘイが義父であるチャウを殺したのか”という方がメインになってまして、

その父親の死に不信を抱いたスクツァンに事件の調査を依頼されたポンが、

どういう風にその真実にたどり着くか、というところが見どころなんですね。



なので、ストーリー的には早い段階でヘイがチャウを殺害するシーンも出てきます。



そして、そこからの謎解きを複雑に、そして退屈させない為(?)にも、

その他にも色々な要素がこの物語に絡んでくるわけなんです。



執拗にヘイとスクツァンの命を狙う”第3の男”の存在。


ポンの最愛の恋人は何故自殺したのか。


などなど。



で、この映画の良かったなって思った点はココで、

この物語の構成の仕方が上手いなぁってところなんですね。



というのも、上記のこれらの要素がこの事件に直接関わってくるのかというと…

こないんですねぇ、これが



物語の序盤から終盤にかけて、

さも、ポンの恋人の死はこの事件に関係してのものではないか、とか、

ヘイとスクツァンを狙う男も、なにかこの事件に絡んでるんじゃないか、とか。



そんな風に思わせておいて、実は直接的には関係なく。


かといって、これらが無駄な要素なのかと言うと決してそんな事もなく。



この辺の事件の真相から観客の目を逸らす仕掛け的な構成の仕方も、

なかなか面白いとこだなぁと思いました。



よく練られたストーリーだな、と。




Ko6













音楽がいいんですね

あと、何がいいって。



特に、この公式サイトでも流れてるピアノの曲、


♪テン……テ、テン、テン、テン↑テン、テン↓…♪


…っていうこれ(笑)



これがもう、個人的に好きなメロディーラインのドンピシャで、

これのお陰で評価のも1個足しときました(´д`)



そのくらい好きです、この曲。



で、またこれがですねぇ、

この二人の傷……”傷だらけの愛”を表現するシーンの時に、

これでもかってくらいにコレミヨガシに流れるんですよ…。


これでもうやられっぱなしでしたね、自分は…。




ええシーンやなぁぁ…って。



金城武カッコええわぁぁ…って。




だからもう、この映画を観終わった時、丁度お昼ごろだったんですけど、

そこでマクド(関西マクドナルド協会認定呼称)に入ったんですね。



で、そこでも、もうずっとこんな、





Otikomi_3






♪テン……

テ、テン、テン、テン↑

テン、テン↓…♪



   嗚呼…巨大照焼是美味…

    (メガテリヤキ旨いな…これ…)




金城武モードでしたよ。



もう久しぶりですね、映画を観終わった後にも

こんなにでずっと鳴ってるっていうくらい印象に残った曲も。




で、こちらもその曲に関連しての事かもしれませんが、

細かい部分での演出なんかも凄く良かったと思います。



こう、”大人のお洒落”というか、

映画通しての雰囲気も”お洒落な大人のサスペンス”って感じで…


まぁ、正直自分でもあまり意味がよくわかってないですが(爆)



とにかく、落ち着いて観れる雰囲気と言いますかね、はい。




で、軒並み良かった点の多かった今回の「傷だらけの男たち」なんですけども、

一つだけ疑問に残ったところがありました。


それがこの↑のスー・チーさんという人が演じるフォンという女性。



この人をですね、この映画に出したワケをちょっと知りたいな、と思いまして。


いや、別にイチャモンをつけてるわけじゃないですよ…(笑)



まぁ、この人をというか、

このポジションにこのキャラクターを置いたワケ…ですね。



というのも、このフォンという女性。



最初出てきた時ただの脇役にしか全然思えなかったんですが、

それがこれ、中々出番も多く結構重要な役回りだったりするんですね。


最愛の恋人を失くしたポンの心を癒してくれる女性、的な。



で、ポンが事件の謎を追う為にマカオに行く時なんかも同行してくる。



でもですね。



そんなポジションの役にしては凄く頭の悪そうな

凄く元気で無邪気な性格の子なんです。



で、個人的にそこに凄く違和感を覚えてしまったんですよ。


この映画、”お洒落な大人のサスペンス”やのに(´д`)…って。



ん~、ここまで完璧に作品を創り上げておいて、

ここだけキャスティングをミスしたとかいう事はないと思うんですけどね。


絶対これは監督なり脚本の人の思惑があって、このキャラクターだと思うんですが、

そこがなんでなのかなぁって、ちょっと単純に理由が知りたいなと思いまして。



うーん、どういうことかなぁ…。



やっぱり、結局ポンとヘイ…二人とも”傷だらけ”になってしまいましたから、

「まぁ、ずっと一緒にいるならこういう子の方がいいよ…(笑)」

…みたいな意味での監督からのメッセージなんでしょうかね…(笑)



そう考えるとしっくり来たような……来てないような…。



気になるなぁ……考えすぎなのかなぁ(´・ω・`)




…ま、そんなわけでですね、「傷だらけの男たち」

個人的には大好きな作品でしたということで、9個で!





実は、これより前に「アドレナリン」という映画を観てたんですが、

昨日(火曜)、その映画についてブログを書こうとしたら、

ココログの方がメンテしてまして。



なので、次回はその「アドレナリン」について書こうかなと思っております_(._.)_



正直、7月はあまりこれといって観たい映画ってないなぁ。


8月になれば、またチラホラそういう映画があるんですけどもね。




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コメント

うぅぅわぁ~っ Surさん レビューを読ませてもらったらますます観たくなってきました~♪
特に、その音楽を聴きたいっすねぇ。
そう!映画における音楽は重要な要素ですもんね!
この連休になんとか鑑賞できればと思っとります☆

ところで「マクド」の呼び方は公認だったんですね!
勉強になりますm(_ _)m

投稿: なぎさ | 2007年7月12日 (木) 09時07分

こんにちは!
TB&コメントありがとうございました。
トニーと金城君に哀愁が漂っていて良かったですね~
最後は切なくなってしまいましたよ。
またまたレオ君がリメイクですね。
彼は悲劇を演じさせたら上手いと思うので、ちょっと期待していますが、どうなることやら(笑)
スー・チーには少々違和感を感じましたね。明るいキャラはいいのですが、浮いていた気もしました(汗)

投稿: 由香 | 2007年7月12日 (木) 11時27分

なぎささん、どうもですー!

って、もう読んでくださいましたか(汗)
ネタばれは気になりませんでしたかね(汗)

音楽重要ですよねぇ~。やっぱり、今まで観た映画でも良かったなぁと思う映画は、軒並み音楽も素晴らしいものばかりでしたからねぇ。

なぎささんにも是非「傷だらけの~」の音楽、気に入ってもらえると嬉しいです。(自分が作ったんじゃないけど)

>マクド
当然わかってらっしゃるとは思うんですが…
もちろん”ウソ”です(爆)

投稿: Sur | 2007年7月12日 (木) 19時43分

由香さん、ありがとうございます~_(._.)_

哀愁ありましたね~。
ん~、個人的には「インファナル・アフェア」よりこちらの「傷だらけの男たち」の方がツボにきましたけども、でもどちらも切なくて、しかも面白い、ほんと良い作品ですよね。

>レオ君
ベタですけど、「タイタニック」はかなり好きなので悲劇を演じさせたら…ていうのも分かる気がします(笑)
よし、期待しよう(´д`)

>スー・チーさん
ねぇ、ちょっと浮いてましたよね…(笑)
あの浮きが狙ったものなのか、はたまたそうでないのか…
そこが気になります(´・ω・`)

投稿: Sur | 2007年7月12日 (木) 19時50分

Surさん 観てきましたよぉ!
そそ、あのスー・チーのキャラは浮きまくりでしたね・・・ほんと。
ヘイの奥さんは落ち着いた感じの人だったから、それと対照的にあんな「おきゃんキャラ」だったんでしょうか。。。

で、例のあの曲、あれが流れるとSurさんを思い出してました。
これかぁ~って感じで。

Surさん、昨夜は『ハリポタ』行かれたんですね!
これは予定にないのでSurさんのレビューで観た気になっときます!!!

明日は、せっかく長時間並んだので、ついでに子供のために『ポケモン』明日のチケット購入してきました。
ダークライの声は石坂浩二さんみたいですね。

投稿: なぎさ | 2007年7月15日 (日) 18時00分

なぎささん、どうもですー!
なぎささんのブログの方へも長々とコメントしてしまいましたが、ありがとうございます!(そして、2度送信申し訳ないです(汗))

>例の曲
すいません、なんか余計な先入観を与えてしまったようで…(笑)
どうでしたかね、なぎささんにもお気に召していただけたでしょうか?(わしの曲かい)
あの曲が流れるシーンは個人的には凄く好きだったので、この映画=あの曲みたいなイメージになってしまったんですが。

>ハリポタ
行って来ましたよー、大雨の中!
で、感想の方はというと…本文をご覧いただいた通りで…(汗)
やっぱり、あれは「ハリポタ」ファンの人が楽しむ映画なのかなって感じでしたね。まぁ、5作目だから当たり前と言えば当たり前か。

>ポケモン
1時間半、お疲れ様です_(._.)_
こちらは自分も予定に無い…というよりさすがに”行けない”ので、
自分もなぎささんのレビューで観た気になりたいと思います!(笑)

投稿: Sur | 2007年7月15日 (日) 21時00分

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