西遊記 [映画]
★★★☆☆☆☆☆☆☆
http://www.saiyuki.jp/index.html (西遊記 公式サイト)
「西遊記」。
結局観てまいりました。
んん、まぁ。
まぁまぁ、こんなもんでしょう。
ええ、いやいや、別にもう怒りはしませんとも、ええ。
ねぇ、そんな、毎回毎回感情にまかせてレビューを書いていたら…
「こいつは、映画にかこつけてただイチャモンを付けたいだけじゃないのか!?」
「なんなんだ、この偉そうなブログ野郎は!」
「ちっくしょう…!覚えてやがれ、このロクデナシ!」
…いずれ、こんなお叱りの声を賜る日も遠からず来てしまうでしょう。
いくら、感じたままの率直な感想こそ命と心がける当ブログにとっても、
そのような状況は本意とは言えませんからね。
なので、今回は少し冷静な目で…
”大人のレブー”というものを念頭においてこの映画を評してみたい。
そう思う所存であります。
人は皆その昔、猿であった。
現在、60億人もの人間を抱える地球という星において、
これほどセンセーショナルな出来事がかつてあったであろうか。
その遥かなる時を遡り猿から人へと進化した生き物はやがて、
その欲望の趣くままに母なる大地を荒らし、互いに忌み嫌い、
そして、その欲望の矛先をまだ見ぬ次なる大地へと求めはじめた。
そう、まるで全ての答えを求め”天竺”を目指すこの物語の主人公たちのように…。
ならば、なぜ彼らは”天竺”を目指すのであろう。
かつての独裁者ヒトラーは言う。
「天竺ってなに?」
こう答えるのも至極当然な自然の摂理であろう。
かく語りき筆者も、その”天竺”という超宇宙的概念において、
その全容を計り知る手立てを得る手段を探そうとしたこともない。爆。
なぜならば、まさに”天竺”とはその求める心そのものだからである。
かつて世界中の人々が深い悲しみに覆われた過去の歴史において、
そのプロパガンダにおけるサティスファクションなバイブレーションが、
お口の中にフワーッと広がる感覚をえてして、さも人々は……ゴニョゴニョ…ゴニョゴニョ…
…ふぅ、中々疲れますね、”大人のレブー”というのも(´・ω・`)
まあ、今ので8割がた言いたい事は伝わったと思いますけども。(いやいや)
っと、そんな冗談はさておきですね。
また今回もこれ、イチャモンのようになってしまう気がヒシヒシとしてるんですが…(爆)
その前に、この↑の画像は一体なんなんだ、という。
事になると思うんですが。
画像が無いんですね、まともな。
まともなというか、主人公の孫悟空こと香取君の出てるやつが。
これはもう、ジャニーズ事務所絡みでネットでの写真は一切ダメっていう、
鉄の掟のお陰でこういう事になってしまってるんですけども。
でも、ねぇ…。
自分らで勝手に出といて、でも写真は一枚もダメですよって、そんなアホな…(´д`)
宣伝する気0ですか…!
ならば、そういう事でしたらこちらも敢えて、
この意味不明な画像で対抗してみようじゃないか、という。
アンチテーゼの意味合いも込めて、ですね。
…ていうか、
いっつも無断で写真を使用してる身分で偉そうな事は言えないんですが(/ω\)テッヘッヘ
で、やっとここで作品について触れるわけですが、
これも前回の「ハリポタ」同様、それほど語る内容もないんですよね。
もうちょっとちゃんとやればいいのに。
この一言こそが、この作品を語るのに最も適した言葉ではないか。
筆者はそう考えます。
もうちょっとちゃんとやれば、そこそこ、
ほんとそこそこですけど面白かったなっていうくらいの感想は持てるんではないかと、
それくらいのエンターテインメント性は本来ある題材だと思うんですね。
しかし、如何せんこれ、まず、あの衣装からして造り込む気0な…(笑)
テレビドラマ…いえ、新春かくし芸大会ですね。
”天竺を目指して長い長い旅をしている”という大前提において、
何故あんなに洋服がマッサラなのかと。
この辺の事なんて衣装を考える段階で真っ先に出てきそうなもんですけど、
それをあえてしないのは、もう”別にこれでいいや”的な事なんでしょうね。
あと、”金角大王、銀角大王”にしたってねぇ、
あんな悪役レスラーみたいなんじゃなくて特殊メイクとかでやればいいのに…(´д`)
でも、頑張ってるところは結構頑張ってるんですよね。
演出とか映像的なとことか。
銀角と悟空の”空のカーチェイス”シーンなんかは中々面白かったですし、
ラストの金角とのバトルからその後の龍退治なんかは結構見応えあったと思いますし。
しかし、そこでやっぱりネックになってくるのが、細かい部分の造り込みの甘さ。
いくらそこで頑張ってても、そのディテールの甘さで、
どうしてもテレビドラマの域を抜けられないというですね。
ん~まぁ…、この映画に関しては別にもったいなくもないかな…(笑)
元々そんなに期待してもなかったので…(´д`)
でも、もうちょっとちゃんと映画を造ろうという想いが製作者の人たちにあれば、
こんなところでこんな事を書かなくても良かったのになっていう事ですね。
ああ、あとは演技についてというか香取君についてちょっと。
これは、「舞妓ハーン(略)」の時にちょっと書いてたかと思うんですが、
無駄に中途半端に高いテンションだとお寒い事になるんじゃないかと…。
まさに、今回の香取君がその良い見本のような…(爆)
もう、ほんと終始無駄に中途半端にテンションが高いんですね。
まぁ、後半はバトルなんかも絡んできてその辺はいいとしても、
特に辛かったのが序盤から中盤…。
普通に喋れば良いのに…(´・ω・`)
っていう。
やっぱり、あの辺はもうちょっと”メリハリ”をつけないと、
本人はあれで満足なのかもしれないけど、観てる方はすんごいシンドイんですよ。
それかもう、阿部サダヲさんくらいに一つ突き抜けてしまうか…(笑)
ですね、はい。
ん~まぁ、お子様連れの家族で観にいく方とか、
U-15くらいまでの純粋な心を持った方ならまだ楽しめるのかな?
でも、それ以外の人にはちょ~っと、時間とお金に見合うだけの面白さは…、
正直微妙なところかもしれないなっていう感想でございました。
というわけで、「西遊記」。★3つで!
あ、そうそう忘れてた。
ストーリーは、”天竺に向う三蔵法師一行が途中立ち寄った国が、
恐るべき絶対妖怪、金角大王・銀角大王に襲われてましたよ”です。(おそっ)
今日はまたちょっと雨が降ってるんですけども、
少し遠出をして恵比寿ガーデンシネマで「ブリッジ」という映画を観たいなと。
思うとるんです。
この映画は前からちょっと気になってたんですけど、
今週の金曜日までで終了という事なんでギリギリセーフで。
いや、危なかった危なかった(´・ω・`)(まだ観てないけど)
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コメント
Surさん こんにちは~(*^▽^)ノ゛
いやぁ~、そうでしたかぁ、やはり・・・。
私はTVでも観てなかったのですが、チラシに「なまか」とあったのを見て子供が「なまかって何?」と聞くもんですから、適当に「なまいきいうんじゃない!みたいな感じちゃ~う。」と言ってたんですが・・・。
普通に「仲間」の意味だったんですねぇ。
慎吾君がテンション高そうなのは予告でも感じました~。
よく声が持ちこたえたなぁと。
半年後くらいにTVで放映しそうな勢いですよね!
私はSurさんの「大人のレブー」で大満足でした♪
投稿: なぎさ | 2007年7月18日 (水) 16時07分
なぎささん、どうもですー!(*´Д`*)
そうですねぇ、このシリーズを一度でもテレビで見たことのある人は誰しもが思うことなんでしょうけど、「やっぱりか…」っていうですね。期待もしてないし、またその想いを裏切ってくれる事もないし…(笑)じゃぁ、なんで自分は観に行ったんだろっていう…。
なぎささんの「ポケモン」レビューも拝見しましたけど、お子さんと行かれるならそっちの方が全然正解だと思います(笑)
あれ、なんなんでしょうね、”なまか”って。
なんであんなにプッシュするのかが分からない(´・ω・`)
というか、そもそもなんで”仲間”って言わないんだろ?(´・ω・`)
>半年後にTV
これはちょっと”予言”的なものになってしまうんですが…
恐らく、その半年後にTVでやってても、
なぎささんはチャンネルを変えるであろう。
投稿: Sur | 2007年7月18日 (水) 22時22分