アポカリプト [映画]
★★★★★★★★★☆
http://www.apocalypto.jp/ (アポカリプト 公式サイト)
「アポカリプト」。
観て来ました!
うーん、これは、なかなかどうして、面白かったぞ!?
もう、とにっかく、グロテスク、グロテスター、グロテスタントの連続でしたけど、
”だからこそ”の面白さがあったんではないかと。
そんな風に思われます。
※結構ネタばれしてるかもしれませんので、ご注意願います_(._.)_※
”舞台はマヤ文明後期の中央アメリカのジャングル。
ジャガー・ポー(ルディ・ヤングブラッド)は、誇り高き狩猟民族の血統を受け継ぐ青年。
恐怖も争いも存在しない村で、妻や仲間たちと平和に暮らしていた彼は、
ある日”マヤ帝国”の襲撃を受け、連れ去られてしまう…”
…ところでこれ、映画の中で”マヤ文明”の話って説明あったかな…?(´・ω・`)
観てる間ずーっと、(これ、いつどこの国の話なんだろう?)って思ってたんですが、
今これを書くためにちょっと調べて、初めてマヤの話だと知りました(爆)
自分が見逃してただけなのかしら…?(´・ω・`)
まぁ、それはさておき、
このジャガー・ポーと呼ばれるロナウジーニョがですね。
ほんと、ロナウジーニョにしか見えないんですね。
でも、さっき関連のサイト見てたら、
出演者全員どっかの原住民の方かと思うほど汚かった…役になりきってたんですが、
この↑の人はちゃんとした役者さんで、これがまたえらい男前でビックリしました。
全編マヤ語でのストーリーという、恐らく難しい役どころなんでしょうけど、
本当、あれが演技だと思うと凄い演技力というかなんというか。
ちょっと感心してしまいますね。
で、そんなジャガーの住む村が、
突如として現れた圧倒的武力を誇る”マヤ”に攻め滅ぼされてしまいます。
ジャガーも妻と息子を井戸のような縦穴に隠し懸命に抵抗しますが、
あえなく捕らえられ捕虜に。
さらには、その妻と息子のいる穴に吊るしたロープも敵に見つかり切られてしまい、
穴の中に置き去りにされた二人。
平和だった村の全てが、一瞬にして絶望へと変わっていきます。
そして、ジャガーと生き残った者は捕虜としてマヤ本国(?)へ連れ去られ、
そこでは女は”奴隷”として売られ、男はマヤの神への”生贄”として殺される…。
で、この”生贄”と称しての村人殺害シーンがモノッ凄いグロさでまた…(;´д`)
あんまり詳しくは書きませんけども(書きたくもないので)、ちょっと凄かったですね…。
というか、このシーンだけじゃなくて映画通してそうなんですけどね…(笑)
しかし、一応R-15指定という事になってますけど、
上の年代の指定も40歳くらいまでに制限しないとお年寄りには体に悪そうな…、
と、そんな心配までしてしまうほどのなかなかの衝撃映像テンコ盛りでした。
まぁ、でも”人間の狂気”を描くという意味では、
あれくらいの映像は必要というか仕方ないのかなとも思いますけどね。
ああ、そうそう、ここに至るまでのシーンで一つ忘れてはいけないのは、
本国に連れ去られる道中での”病気の少女の予言”のシーン。
助けを乞う少女が、「病気だから近づくな」とマヤ兵士に邪険に扱われ、
映画を観てるこちらとしてもなんとも居た堪れない気持ちになった途端、
突如として”マヤ崩壊の予言”を語りだす少女。
あのシーンは個人的にかなり良いなと思ったシーンでしたねぇ。
いい意味で意表をつかれたというか。
そして、その”少女の予言”通り、なんとか”生贄”の危機からは脱したジャガー。
しかし、そんなジャガーの前に立ちはだかるのがこの男(名前失念)。
ジャガーやその他の村を滅ぼしたマヤ軍団の指揮官的立場にある男で、
”生贄”として不必要になったジャガーたち捕虜を、
”人間狩り”というお遊びともとれる方法で始末しようとする。
…って、なんなんやこの写真は(笑)
なんかえらい後光がさしてますね。
ま、狂気じみたマヤの人間の中では、
比較的知性と品格を兼ね備えた、そんな人物のようではありましたけどね。
そして、その”人間狩り”のゲームの最中、
ジャガーは”兄弟”の命を懸けた助けもあってこの男の息子を倒すことに成功!
一路、妻と息子の待つ村へと走る・走る・走る!!
果たして、ジャガーは妻と息子の元へたどり着けるのか!?
…というようにですね。
浜村じゅんさん並みのネタばれしといて、結末だけ伏せてもどうかと思いますが(爆)
とにかく、個人的には凄く見応えもあって楽しめました!
ちょっとこんな風に自分が書いてしまうと、どうしても軽い話みたいに見えますけど、
実際は凄く暗くて重ーい感じの映画なんですね。
で、何回も言いますが、グロテスク映像も満載…!
なので、少し観る人を選びそうな感じがしないでもないですが、
そういうのが好きな…というか大丈夫な人には、なかなかどうしてこれ、
”見逃せない映画”にはなるんじゃないかな、と思うところであります。
メル・ギブソン監督。いいじゃないですか。
ちょっとファンになってしまいそうな予感…(*´Д`*)ハート
というわけで、「アポカリプト」。★9個で!
お次は前にちょっと言いましたが、
「ラストラブ」なんかを観れたら観てこようかなと思ってます。
ポイントが貯まってるのでタダで観れるというのが嬉しい(´・ω・`)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント