王の男 [映画・DVD]
![]() |
![]() |
王の男 スタンダード・エディション 販売元:角川エンタテインメント |
本当は「プライベート・ライアン」について書こうかと思ったんですが、
これの書き始めの現在、夜9時をすでに回っていて、
あまり長くなるのも嫌ですので急遽、この「王の男」に変更しました_(._.)_
まぁ、そんな中の人の事情はどうでもいいとして…
ううむ、中々どうして。
たぶん、この映画2時間くらいはあったと思うんですが、
その途中1時間20分くらいまでの感想は、
(おいおい、ホントつまんねぇなこの映画…(*´Д`*)ファァ~~~…)
…だったんですが、それが中々どうして、これ。
その時間を過ぎた辺りから妙に話にのめり込んでいる自分に気づき、
映画を観終わった後にはマンザラでもなかったなというくらいにまで、
この映画自体に対する評価自体も上がってました。
ふむふむ。
7.0ポインツ。
こんな感じっすね_(._.)_
はっきり言うと、この映画に関しての知識は何一つありませんでした。
何を題材にしてるのか、ジャンル的にはどんな映画なのか、
誰がどう”王の男”なのか、それが僕に何の関係があるというのか…。
そのくらい何も知らずに、”新作”というだけで借りてしまったわけです。
で、実際観始めて、先ほども書きましたが、
これがまたエライつまらんわけです…(´д`)
なんかこう映像とかは悪くないんだけど、な~んか観ててクる物がないというか、
ン…が…ちょっ、その…あ、いあ…んんん???(;;;;´з`)
みたいな。(わからんっちゅうねん)
なんかそんな風な、(どこが面白い”はず”の映画なの?)
という想いで、しばらくは観ていました。
でも、不思議と途中で観るのをやめようとは思いませんでしたね。
やっぱり、部分部分では気になる場面というのがあったんでしょう。
自分の中で。
というわけで、こんな映画です。
”16世紀の朝鮮の時代、ふたりの男性大道芸人チャンセンとコンギルは
仮面劇(山台劇)の最高の相棒。
二人は漢陽の街で、暴君燕山君を風刺し死罪に処せられそうになるが…”
(王の男 wikipediaより一部引用)
いわゆる韓国の時代劇です。
ストーリー的にも”エンターテインメント性”というものがほとんどなく、
極々淡々と進んでいって、実話ではないんでしょうけど史実を追うような。
そんな感じで展開されていきます。
そして、その部分がこの映画の内容を事前に知らないとはいえ、
ある程度の”エンターテインメント性”を期待していた自分にとっては
凄く辛く感じた部分なのかもしれません。
ほんと、むかーしの映画を観てるような、そんな雰囲気でしたから。
で、この二人の大道芸人チャンセンとコンギルが主役なんですけど、
このコンギルの方が主に女方の役を演じる役割なんですが、
そこでのその芸だけではなくてですね、これがまた凄い美貌の持ち主なんですよ。
そして、そのせいもあってかどうかはわかりませんが、
この二人は”芸人の相棒”という以上の絆で結ばれていると。
みたいな。(いやいや)
そして、そんな男をも魅了する程の美貌の持ち主コンギルに興味を抱くのが、
こちらは実在したそうですが、韓国では史上最悪の暴君として名高い燕山君。
この人です。
この三者がそれぞれの想いを胸に秘めて展開される、
まさに愛憎劇と呼ぶにふさわしいこの物語。
でも、1時間20分くらいまでは物凄くつまらなかったその物語。
果たして、その結末やいかに…!?
…といったところなんですねぇ。
ま、つまらないつまらないと言ってますが、
時代劇という事を踏まえて観ればそれほどでもないのかもしれませんし、
コンギル役のイ・ジュンギも確かに綺麗でしたので、
そういうジャンルの映画が好きな方には良いと感じる映画かもしれません。
他のキャストの人もそれぞれハマリ役で良かったですしね。
でも…逆に”韓国(朝鮮)の時代劇なんかに興味ねぇよ(´д`)”
という方には1時間20分どころか全く面白くない映画かもしれませんし…。
正直、ラストまで観てもうす~い感動しか得られませんでしたので…(笑)
まぁ、そんな”1時間20分面白くなく”ても我慢できて、
”ラストまで観ても薄い感動しか得られず”とも文句を言わない方には、
是非一度観て欲しい映画ですね。
…あれ…これ本当に面白かったのかな…??(´д`)
ええ~来週は、
このブログを書き始めてからは初の劇場公開中の作品となります、
「バベル」と「俺は、君のためにこそ死ににいく」を観にいこうかと思ってますので、
次回はそのどちらかについて書きたいなと思う次第であります_(._.)_
というわけで、シーユーネクストウィーク(´・ω・`)ノシバイバイ
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント