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2007年3月31日 (土)

フラガール [映画・DVD]

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Pc100



目茶目茶素晴らしい。


こ・れ・は目茶目茶面白い。



いやぁ、今更ながらやっと見れましたけど、

各賞を総なめにするのも至極納得ですね、



って字がでかいですね(爆)




いやぁ、とにかく良かった良かった。



ええ~、10点満点制にしてからは初めてとなりますが、

これにつけんといつつけるねん、ということで文句無し、

10点満点で!\(^-^)/

Sen_86

ザッツ・エンターテインメント



まさに笑いあり涙あり感動あり…

というか、まさかこの映画で泣くとは思わなかった…(笑)



結構な量泣きましたよ、これ。

まぁ、ただ歳で涙腺が弱くなってきてるせいなだけかもしれませんが…(´д`)




昭和40年の福島県いわき市が舞台で、

村を支える炭鉱が閉鎖の危機に瀕し、町おこしで始めたハワイアンセンターの為に

フラダンスチームを結成しましょう、という実話を基にした内容。



まぁ、でも、これはもうあれですね。


仮に、ここでストーリーやセリフなんかを一字一句あまさず書いたとして、

で、それを見てからこの映画を見た人がいたとしても、

おそらくその人の評価も自分と近い物になるんじゃないかと思うんですが。



そのくらい映画自体の内容が素晴らしいものですし、

逆に言えば見なきゃどうしようもないと言いますか。


このフラダンスを。



いやぁほんと、目が釘付けになるほどカッコよかった!


もちろん、しずちゃんをはじめとするチームの方全員良かったんですが、

やっぱり!!圧倒的なのは蒼井優さんですね~~~。



もう、ほんとにね…


すんんんんんんんんんごいっ綺麗なんですね、踊っている時の彼女が…。



ほんと、”目を奪われる”とはまさにこの事だと思うんですが。



じゃ、踊ってない時はどうやねんっという話になりますけども、これがまた、



なんか方言のせいもあって素朴な感じがしてかわいいいいいいいんですよ。

                                                                                           (あ、エフェクトつけるとこ間違えた)



とりあえず、もう間違いなく言える事はですね。


あの興奮は演出のおかげとかカメラの撮り方云々ではなくて、

あのフラダンスを…踊っている彼女たちを見て感じたものだと。



これだけはガチだと。

Sen_87

蒼井さんといえば、昨日放送のフジテレビ「僕らの音楽」で、

レミオロメンの藤巻さんと対談していたのを見てたんですが。

(本当はレミオロメンと吉井和哉さんのセッション目当てだったのは内緒)



そこで色々な話をしてる中で、去年から今年にかけて

多くの映画賞を受賞した事に質問が及んだんですが、

その時の蒼井さんの発言が、


「映画は総合芸術だと思ってますので、自分だけが賞をいただくのはちょっと…」


みたいな事を言ってたんですね。



それと、前にもなんかの雑誌のインタビューで読んだんですが、

未だに映画出演の際にはオーディションを受けるんだそうで、


「仮に自分が出演してる映画を見ていいなと思っていただいても、

その自分は1年前の自分で、今の私でこの役ができるかを見てもらいたい」


みたいな事も言ってたのを見て、この子ええ子やな~~(;´д⊂)と。



これほどの天性の才能を持ち合わせていながらも、この謙虚さ、ねぇ。

やっぱり人間、こういう姿勢が大事なんですねぇ~( ̄  ̄)シミジミ



そんな蒼井さんにはこれからも、

是非、良い映画に出て、良いお芝居を見せてもらって、

そしてできればまた、お得意のダンスを披露していただきたいもんですね_(._.)_




というわけで「フラガール」

面白かったです_(._.)_




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2007年3月28日 (水)

涙そうそう [映画・DVD]

涙そうそう スペシャル・エディション DVD 涙そうそう スペシャル・エディション

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Pc2_10

気絶するほど悩ましい。(by Cher)



なるほどねぇ~~~。

涙そうそう



う~ん、ちょっと点数低いかなぁとも思いつつ…

やっぱ、こんなもんだったかなぁとも思うわけで。



まぁ、どこが自分にとってマイナスだったかはハッキリとしているので…

今回はその点についてちょっと書いてみようかなと思うわけですが。




とゆうわけで、ここからは……





Netabare_4



Sen_84

決してキライではないんですけど。



物語の途中までは結構…まぁ正直涙そうそうとまではいきませんけども、

妻夫木&長澤さんのまさに好演と言うにふさわしい、

爽やかさ満点の兄妹ぶりを見てるだけでも楽しめましたし。



あ、一応どんなストーリーかを簡単に説明しておきますとですね、



にぃにぃ(洋太郎)とかおる。


この二人の…本当は血の繋がっていない兄妹のお話なんですが、

そこはあだち充原作「みゆき」よろしく、

お互いがその事実を知りつつ、そして惹かれあいながらも、

今までの兄、妹としての関係を壊してしまう事へのためらい…みたいな。



そんな兄妹…いやさ、男と女愛と苦悩と官能の日々を描いた問題作。

(一部、実際の映画の内容と異なる不適切な表現が含まれている事をお詫びいたします。)




う~ん、てかもう、長澤まさみカ~ワイイわ、これ、うん(´д`)


そらもう、1時間ですよ、睡眠時間。

あとずっと働きますよ、そら、こんな妹いたら(´д`)


わかるわ、にぃにぃの気持ちも(´д`)




ほんと、そのくらいカワイイ妹を長澤さんも演じてますし、

あと、妻夫木さんもイイ兄貴っぷりでどちらも非常に好感が持てますね、この役は。


沖縄の方言(?)がまたさらに素朴な良い味をだしてますし(笑)




という感じでですね。


もう、終盤くらいまでですか、そこまではこの仲の良い兄妹ぶりと、

二人の関係はどうなんのよ!?みたいな所で中々良かったんですが…


ラスト




いやぁ、にぃにぃには死んで欲しくなかった!




”死=涙そうそう”



そうキタか~~…ε=(~Д~;) ていう…。

正直、アイタタタタタタタターU>ω<)ノ でしたねぇ…。



まぁ、タイトルからしてこれですから、

泣かせたい…というか泣かせなきゃいけないのもわかりますけど、

でも、そこで安易にという方法は選んで欲しくなかったなぁ…


というのが、個人的にこの映画を見た後に残った感想ですねぇ。



それにどうも、そこまでに死を臭わせる描写が全然なくて、

あの台風の日にいきなり風邪をこじらせて…っていうのも、う~ん…。



それなら、母親(小泉今日子)の病気…は何だったのかわかりませんけど、

そこで遺伝的にでも病気か、もしくは体が弱かったみたいな表現でもあれば、

まだ納得できる部分もあったかなと思うんですが。



あれだとどうしても、”涙そうそうさせる為に無理やり死なせた”

という印象だけが強く残ってしまったもんで…。


それに、ぶっちゃけあそこで死なせてしまうと、今までの葛藤とか想いとか、

そうゆうの全部丸投げみたいなもんですからね…(笑)




せっかく”血の繋がっていない兄妹”という設定にしたのなら、

そこでちゃんとした結末を見せて欲しかったな、というのが正直なところです。



別にだけが辛い別れというわけでもないでしょうから。

古典的ですが”結ばれない恋”みたいなところでね。




そうですね、例えば、こう……




”もしも、こんな「涙そうそう」があったら”



台風の夜、お互いの気持ちを知り、

カオルは今までの兄妹という関係に終わりを告げようと決心をする。


しかし、洋太郎はカオルの気持ち、そして自分の気持ちを知りながらも、

やはり今までのカオルとの関係を失う事に戸惑う。



そして、洋太郎はカオルに黙って沖縄を出て行った…。



(まぁ、これは夢を叶えるためという事もかねて東京とかになりますか。)



しかし、カオルにとってこの事は洋太郎への想いの終わりを、

そして、今までの二人の関係にも、もう戻る事はできないのだという、

洋太郎からの答えだと受け止め、カオルは失意の日々を過ごす。



そんなある日…。



成人式を間近に控えたカオルのもとに、真新しい着物と手紙が届く。


(あのシーンですね。)



洋太郎からのその手紙には、今までと変わらず、

兄としてカオルを見守る洋太郎の優しさ溢れる内容がしたためられており、



カオル……「涙そうそう」。



ちゃんっちゃら、ちゃんっちゃら、ちゃん、ちゃんちゃらら~ん♪(ミュージックイン)



シクシク…シクシク…

ぐすんっ……シクシク…




(そして最後!)

(エンドロールが終わった後の子供の頃に海岸を歩くシーン。)


(ありましたよね。)



カオル「大きくなったらにぃにぃと絶対結婚する!」(セリフうろ覚え)


洋太郎「バカだな、兄妹は結婚できないんだぞ。」



(…ここもちょこっと変更してですね。)



カオル「大きくなったらにぃにぃと絶対結婚する!」


洋太郎「……うん、そうだな、結婚してずっと一緒にいような!」



(という風に、内容的には逆にする、と。)



(ここでのシーンの解説をしますとですね。)(誰やねん)


(洋太郎にとっては、まだカオルが好きだとかそんな感情はなくて、

単純にずっとカオルを護ってやるんだという純粋な気持ち、

そう、母親との約束を一生守るんだという誓いの意味を込めた言葉で、


そして、一方のカオルにとっては、いつか叶えられる約束として、

共に成長し洋太郎はとっくに忘れてしまったこのエピソードを、

ずっと覚えている、と。)



(こういう感じなわけですね…って、)




妄想するの面白いな、これ。



いやぁ、なかなか楽しい♪(´д`)




まぁまぁ、こういう妄想も映画を見る上での一つの楽しみという事で…(笑)


しかし、度が過ぎると気持ち悪いだけなので気をつけよう…(´д`)



ん、そこっ!


すでに過ぎてるとか言わない!(m9´д`)ビシッ

Sen_85

ま、というわけで、

極々個人的な、こんな「涙そうそう」でも良かったかな、というお話でした_(._.)_



お後がよろしいようで_(._.)_




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2007年3月24日 (土)

DEATH NOTE 前編 [映画・DVD]

DEATH NOTE デスノート DVD DEATH NOTE デスノート

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もう、ハラハラドキドキの連続で、超ライト頑張れー!て感じでした(笑)

(CMで映画館の前で感想を話す女の子風)



…………



…………



なんか前に、このブログで、

この映画をダメな日本映画の代表みたいに書いたような記憶があるんですが…



いや、正直サーセンでした…m(´д`)m



結構面白いですね、これ(はーと)




(ちょっ、ノートに名前書いたら死ぬって、そんなアホなww)

とか思ってたんですけど…




サーセン、原作も読んだ事ありませんでした。

ほんとサーセンm(´д`)m




とゆうわけで、7.0つけさせていただきます、サーセンほんとm(´д`)m

Sen_81

ええ~、今回見たのは前編だけなんですけども。



ちなみにですね。

この「デスノート」の後編の公開前に、テレビでこれやってたじゃないですか。



で、そんときにちょっとだけ見て、

(う~ん、なんかアホらしい…(´д`))と思ってしまい(サー…いえ、すみません)

途中で見るのもやめてしまって↑の発言になったわけですけども…。



いや、ほんと食わず嫌いというか、見ず嫌いでしたね(爆)



なんだろ。

やっぱテレビで見たというのもあって、ながら見してたからかな(´д`)



あと、今回じっくり見ても正直思ったんですが、

やっぱり冒頭くらいまでって、漫画っぽいというか幼稚クサイ内容なんですよね…(笑)


まぁ、実際漫画だから仕方ないですけども。



でも、漫画とはいえヤガミライトって名前には、

正直ちょっと最後まで馴染めませんでした(汗)


キラ・Lもかな…(笑)



どっかこう、少女マンガチックというか、

やっぱり、自分たちが子供の頃に見て育った漫画たちとは違和感があって、

そこがどうもね、もっと(オトコ)を感じさせてほしいというか、ね。




北斗のケンシロウみたいな



大豪院邪鬼みたいな。





うん、その辺が上手く解消されていれば見てるこっちとしても、





Hyu



これもんなわけですよ。(いやいや)




とはいえ。



これはもう原作による部分がほとんどだと思うんですが、

ちゃんと最後まで飽きずにしっかり楽しむ事ができましたし、

その点は素直に評価していいんではないかと思われます。



なんか、非常にわかりやすいサスペンスと言いますか。


こう、謎…というか(ん…?)とちょっとわかりにくい場面が出てきても、

その後すぐに丁寧に解説がなされるので、ストレスがたまらないというか、

見た後にもモヤモヤ感が残らず、純粋に続きだけが気になる仕様ですね。



そういう意味では、

藤原竜也さんの凄くわかりやすい演技というのもいいんじゃないでしょうか(笑)



表情だけで全てが伝わってきますからね。

Sen_82

というわけで、



チョー続き気になるー、絶対見るよね?(笑)


私もあんな風に命をかけて護ってもらいたいです(笑)




「DEATH NOTE the Last name」

こちらも、是非今度見てみようと思います_(._.)_




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2007年3月22日 (木)

ミュンヘン [映画・DVD]

ミュンヘン スペシャル・エディション DVD ミュンヘン スペシャル・エディション

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寝てしまった(爆)


もちろん見直しましたけども(爆)



いや~、難しい、これは。


なんとも、眠たくなる 頭を使う映画というか、

ストーリーを整理しながら見ないといけないので、疲れますね…ε=(~Д~;)



まぁ…、スピルバーグは好きなんですけども、

正直な感想としましては4.0…。


こんなとこですかねぇ。



いや~、眠い……もといムズい

Sen_79

まず、長い…(笑)


2時間40分もあるんですねぇ、これが。



でも、長いからどうこうとかいうんではなくて、

「タイタニック」とか好きなんですけど、あれも3時間くらいありますか。


ようは、面白い映画だと思って見ていれば長くは感じないわけなんですけど、

この映画は自分的にはそうでなかったというわけで…(´・ω・`)



とはいえ、駄作とかそういったものでは決してなくて、

ほんと、これは好みの問題というか、この映画を面白いと思う人がいても

別になんの疑問も抱かないんですけども。



で、この映画を面白いと感じるかどうかの境界線。



それが、この映画の基となっている事件、

”ミュンヘンオリンピック事件”を知っているか、知らなかったか。


また、”イスラエルとパレスチナ”の関係、

いわゆる中東の政治事情に詳しいか、そうじゃないか。



間違いなくここだと思うんですね。



で、自分はというと、どちらに関しても後者なわけでして…(´・ω・`)



ま、映画を見終わった後にですね、

一応、この事件に関連する内容のWikipediaなんかは読みましたけど、

そういうのを多少でも知っていた上でこの映画を見ていれば

確実に違った見方ができただろうなとは思ったんですね。



それでも、これらをガッツリ理解しようと思うと、

”黒い9月”やらPLOやらモサドやらアラファトやら、なんやらかんやら……

もう果ては、イスラエル建国にまでさかのぼって見ないといけないわけで、

それがまた、凄い”睡眠薬”となるわけでありまして…ε=(~Д~;)



というか、もうWikipediaを読むくらいでは無理かもしれませんね…(笑)




とにかく、その辺の認識に詳しい、

または興味がある人が見れば面白いのかもしれませんし、


全く知らない、興味がなかった人…

自分のような人間が見れば寝てしまうのかもしれませんし…。



そういった背景的な説明は劇中ではほとんどありませんからねぇ。


この事件とか、イスラエル・パレスチナ問題を熟知しているのが前提みたいな、

そんな描かれ方ですし。



まぁ、でも、それらを知らないと100%楽しめない…とまでは言いませんけど、

いわゆる映画的な盛り上がり…起伏といいますか、

そういったものもあまりなくて、極々淡々とストーリーも進んでいきますから、


スピルバーグ好きだし、サスペンス物好きだし、実話もの好きだし…


まぁようは……自分?みたいな人が期待して見ると…どうかなっていう。



まぁ、寝てしまうのも仕方がないんじゃないかなっていう。



それ自体はそんなに悪くないんじゃないかなっていう。



……ぶつぶつ…ぶつぶつ…

……っていう。

Sen_80

「プライベート・ライアン」を見てるときにも思ったんですけど、

個人的に思うスピルバーグ監督の弱点だと思うところがありまして。



良くも悪くも”映画作りのノウハウ”を身につけすぎてるのではないか、と。



「プライベート・ライアン」も非常に好きな作品なんですけど、

それは冒頭とラストの戦闘シーンに限ってのことなんですね。



あの、中盤での隊員たち一人一人をピックアップしていって、

それぞれの過去を云々~みたいな。


ちょっと、見たのもだいぶ前なんで、うろ覚えで申し訳ないんですが…(笑)


ま、なんかそんなシーンありましたよね。



あそこがはじめて見たときから凄く嫌いだったんですね。

それこそ凄く”映画的”なストーリーの進め方で。



無意識レベルでそうしてしまうのかも知れませんけど、

冒頭のリアルな戦争シーンからいきなりそういう展開になってしまって、

ちょっと醒めてしまった記憶がありまして。




で、今回見た「ミュンヘン」でもそういった部分を感じたのが、

あの”暗殺チーム”のメンバーの描き方。



なんでしょう、妙に”個性”をつけすぎてるような気がするというか、

脇役を脇役として描けない人なんじゃないかな、と。



ここまでひどくもないですが、少し大げさに言っちゃうと、

”ドジでおっちょこちょいな○○、真面目でなんたらな○○…”みたいに、

それぞれキャッチフレーズがつけられそうなほど、特徴を出しすぎてるというか(笑)



その辺がやっぱり、こういった事実を基にしたという内容の作品だと、

リアリティに欠ける部分なんじゃないかなと個人的には思ってしまうんですが。


もちろん、これが「オーシャンズ11」みたいな娯楽作品なら、

脇役にも個性がある方が当然いいわけでして。



その点がちょっと前々から気になってたのと、

それになんか、凄くもったいないなという気もしてしまうんですよね。


その他の描写は、言うまでもなく素晴らしい監督さんなだけにね。





まぁ、とりあえず、

なんかそんな素人の意見もありますよ、という事で。


それでは、また(´・ω・`)ノシ




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2007年3月19日 (月)

ハックフィンの大冒険 [映画・DVD]

ハックフィンの大冒険 DVD ハックフィンの大冒険

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またまた懐かし名作シリーズ

ご存知”ハックルベリー・フィンの大冒険”です。



昔、”トムソーヤの大冒険”が好きで、

テレビアニメや本なんかもちょこっと読みましたが、

この”ハック”の方は見ていなかったので、期待に胸膨らませていたわけですが…







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まま、当然でしょう。


うむ、やっぱり面白かったです!



というわけで、8.5点。

つけさせていただきます_(._.)_



やっぱ、いいわ、こういう童話h…




…え?キレイなジャイアンてなんやねん?(´д`)



ああ、まぁ、たいした意味はないんですがこういうワケでして。

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ああ、違う……これは”キレイなジャイアン”自体の説明でしたね(´д`)




あの~、この映画の主人公ハックを演じているのが、

ロード・オブ・ザ・リングで御馴染み、イライジャ・ウッドなんですね。


もちろん、まだ全然子供の時なんですが。



でまぁ、そのイライジャ・ハックがこれ、

カワイイのなんのって(*´Д`*)



当然、この原作からして素晴らしいのは言うまでもないですが、

この映画の良さの半分以上は、まさにこの子役イライジャの賜物ですね(笑)



それっくらいカワイイ!



というかもう、大人にならなくてもよかったんじゃないかな。(いやいや)




で、ですね。


昔に見た”トム~”のアニメでのハックのイメージは、

なんかもっとワイルドというか、ちょっとジャイアンぽいイメージがあったんですが、

それがまぁ、このイライジャのハックがエライカワイらしいもんで、

個人的に、”キレイなジャイアン”くらい違和感がありましたよ、と…(笑)


ま、それだけの話なんでございますが。




というわけで、このハックルベリー・フィン

カワイイです(*´Д`*)




ストーリーはご存知の方も多いのかもしれませんが、

ハックと黒人奴隷ジムが自由を求めて旅に出る、というお話ですが

その旅の途中での色々な出会い、出来事からハック自身もちょっぴり大人になり、

そして、この物語を見てる大人の人へも、

”こんな事忘れてませんか?”という問いかけがなされる、と。



そんな、まさに”大人も子供も楽しめる”非常に良い物語です。




実際、この物語の中で、

言わば”ファンタジック”なのはハック一人だけで、

その他の登場人物、エピソードなんかは、

童話というには結構シリアスな問題ばっかりなんですよねぇ。



ハックの父親しかり、人種差別問題しかり…。



まぁ、その中でも一番はやっぱり”奴隷”問題だと思うんですが。


というか、この”奴隷”という響きがもう…(;´д⊂)


人の事を売るだの買うだの…ほんと信じられませんねぇ…。

で、またこれが、こういう言葉がさらっと当たり前のように出てくるからなんとも…。



なので、その”奴隷”の当事者であるジムの深く重い言葉の一言一言を聞くと、

やっぱり色々考えさせられることがあるわけなんです。


でも、そんなジムを”親友”と言い切るハックの純粋な心にも、

また同じくらい学ぶべき事はあるんじゃないかと。


そんな風に思います。



原作者のマーク・トウェインの言いたい事というのも、

本当はそういう事なんじゃないかなと。



いつまでも”純粋で綺麗な心”をもつ大人に


とね。



うーん、いいじゃないですか。



やっぱり、”キレイなジャイアン”が人間の本来あるべき姿なんですかね。

(あれ、なんか話が違ってきてる?)

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というわけで、今夜はこの辺で(´・ω・`)ノシ


アテプレーデ、オブリガード。




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2007年3月16日 (金)

ブラックホーク・ダウン [映画・DVD]

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懐かしの…というと少し大げさかもしれませんが、

公開からは5年ほどたっているという事で”懐かしの名画シリーズ”



まぁ…”見たいと思ってたけど忘れてたシリーズ”とも言います(´д`)

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「ブラックホーク・ダウン」






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顔ずっとこんなん。



顔ずっとこんなんでしたねぇ。見てるとき。


いやぁ、前のめりになってしまうほどの迫力とリアルな映像で、

2時間30分。ほんと見入ってしまいました。



9.0。


こんなんつけさていただきますよってに_(._.)_

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1993年、内戦の続くソマリアで、

アメリカ特殊部隊とソマリアの民兵との間で実際に起こった

「モガディシュの戦闘」を基に、その市街戦の模様を描いた作品、

という事なんですが。



え~、自分的には中学生くらいですか、この頃は。

こんな事が起こってるともつゆ知らず、まぁ、平和に暮らしてましたねぇ。


いやはや、なんともかんとも(´д`)




市外地での戦闘シーン。


実際のアメリカ軍の協力を得て制作されたというだけあって、

その戦闘シーンの迫力という点だけでも凄いんですが、

それに加えて”戦場”という場のリアルな描写…


まぁ、もちろん実際に経験したことがないので

これが”リアル”なんだと想像する事しかできないんですけど、

それでも、”戦争”や”殺し合う”といった事がどういう事なのか。


その恐ろしさの、実際に経験する何分の一かはわかったような気はします。



いやぁ、これはやっぱだめですねぇ、やっちゃ。

もう、単純ですけど、簡単に人が死にすぎる…(´д`)



人生って、こんな鉄の玉のドンパチで終わらせていいもんではないでしょうと。


ねぇ。



まぁ、ちょっと金八先生みたいな話になってきちゃいましたけども。



で、映画的な事で言いますと、

褒めてばっかりもなんなんで、不満というかちょっとわかりずらかったのが、

登場人物の誰が誰で、誰がどんなキャラで…っていう部分ですかね。


これがちょっとねぇ…

髪型もみんな一緒だしヘルメット被ると、もう見分けがつかないというか…(笑)


でも、これでも原作の小説からはかなり人数も減らしてるみたいですけど。



まぁ、別にその点でストーリーが全然わからなくなるとかいうんじゃなくて、

ちょっと感情移入がしづらかったかな、ってくらいのものなんですけどね。




あと、これはもう、この映画を見た人なら、

アメリカ人以外のほとんどの人が感じることだと思いますけど、

完全にアメリカ側の視点でしか描かれてない点。


ここはさすがにちょっと、

問題があるような気がしないでもないんですけども。



ま、公開当時にもかなりその点の批判はあったようですが。




アメリカ兵の命>>>>>>>>>>ソマリア人の命


こうとでも言いたいかのような描かれ方でしたもんね。



それこそソマリア人なんて、例えは悪いですけど、

ゲームセンターに良くあるガンシューティングゲームのゾンビかいっ

って言いたくなるほどの「手当たり次第に撃って殺せ」みたいな感じでしたし。



で、一方のアメリカ兵に関しては、

「故郷の母さんになんたらかんたら…」みたいな。


いや、それはちょっとどうなの、って…(笑)



ここはもっと公平にというか、

ソマリアの武装勢力とかの思惑はさておき、一般の市民兵にとっては、

アメリカ兵も”家族を殺しに来た異国の敵”でしょうから。


そら、銃もとって戦いますよ。



ですので、その辺のソマリアの民兵の心情なんかも、

もっとちゃんと描いてほしかったな、という事は思いました。




まぁ、でも…

かなりアメリカ軍の監修が入ってるみたいですから、

こうなるのも仕方ないんですかね。

Sen_76  

さっき、Wikipedia見て気づいたんですけど、

新人兵のブラックバーンて、オーランド・ブルームだったんですね。


てっきり、「プライベート・ライアン」のアパムの人かと思ってました。



(おお、またなんかヘタレそうな役で出てる…(笑))って…(笑)



ん…?というかアパムがオーランド・ブルームだったのか…?(´・ω・`)


?(´・ω・`)?




まぁ、その辺はようわかりませんけども、

アディオス、アミーゴ。(適当)




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2007年3月11日 (日)

「トンマッコルへようこそ」 「間宮兄弟」 [映画・DVD]

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え~、今回も2作品同時にレブーしてみたいなと思うわけでありますが。



”トンマッコルへようこそ” ”間宮兄弟”

どちらも、心に響く珠玉の感動物語ですね。

(あ、いえ珠玉を使ってみたかっただけです)

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「トンマッコルへようこそ」





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こんな感じですねぇ。

面白かったのは面白かったんですけども。


とはいえ、後引くほどでも個人的にはなかったので、

6.5点ということでよろしいでしょうか_(._.)_

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韓国の映画で、向こうでは2005年に公開された作品みたいですね。



ええ~、舞台が1950年代の、今でいう北朝鮮ですかね。


その、朝鮮×韓国・アメリカ連合軍が戦争をしている、

朝鮮戦争真っ最中のお話なんですけども。



とある山に、トンマッコルという文明から遠ざかっている不思議な村があって、

そこにある時、戦闘機が墜落して負傷したアメリカ兵、

戦場から逃れてきた韓国兵、首都平壌へ向う朝鮮兵。


この敵対している3組が同時に村を訪れる。


そして、そこでこの敵対する3組のと、

トンマッコルの村人たちとの間で一悶着ありましたよ、と。



ま、簡単にいうとこんなお話なんですが。



で、テーマとしては、もう露骨すぎるほど露骨に、

”元は同じ民族同士仲良くしましょうよ”的な内容ですね(笑)



まぁ、テーマ的にはそういった、ちょっとシリアスになりがちな内容なんですが、

それをこう、コメディタッチで描いてますので、

そんなに気を張って見る必要はないと言いますか。



ま、もう日本人ならコメディとして見ちゃってもいいかもしれませんね。



で、その作品の核をなすコメディ部分なんですが…、

これは素直に面白かったです。


基本的にギャグに時間と労力をさいてる作品は好きなので(笑)



そういった部分で一応最後まで飽きずに見ることはできたんですが、

どうしても、話の展開が読めてしまうところもあるのは確かなので、

そこが作品全体として見るとマイナスの評価になりましたかね。



それにやっぱり、同じ民族で分断された人達の心情なんていうのも、

本当に理解するのも無理ですからねぇ。



そこもやっぱりピンとこない要因の一つかもしれませんが。




ところで。


あの作中にあったイノシシを捕まえる場面なんですが。


なんかスンゴイ、

「スイングガールズ」のそれと似ててビックリしたんですけども…。



まさか……パクったとk……rbんけkmんxうわなにをするさはむにだlpqwん

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「間宮兄弟」





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んーちょっと高すぎるかなとも思いつつ。


でも、なんだかんだで、

最後まで見た感想は面白かったなぁという事になりましたので、

7.5点という採点をさせていただきました旨でございます_(._.)_

Sen_73

凄く気持ち悪いくらい仲の良い兄弟のお話です。



間宮兄弟ね。



ありえねぇー(笑)




最初はねぇ、

ほんと(うわ、なんかきついな…)って感じで、見るのが辛かったんですけど、

段々と時間が経つにつれて……やっぱり慣れなんですかね…(笑)


なんかこう憎めない感じというか、単純に面白い兄弟というか。

そういった妙な親近感みたいなのが出てきましたね(笑)



ま、ここまで仲いいのは、ありえないのはありえないと思いますけど…(笑)




んー、特にこれといったストーリーがあるわけでもなく、

只々この間宮兄弟の生活ぶりを見てにやける、っていう。


その過程で、常盤貴子さんとか沢尻エリカさんなんかの女性たちとも

仲良くなりたいなって思ったりするけども…、

別にそれに向けて努力はするけど、スンゴイ必死になるわけでもなく…、


って感じのぬる~~い展開で終始してますね…(笑)



そういったぬるい感じが好きな人には、楽しめるんじゃないかなと思います。



佐々木さんは言うまでもなく、塚地さん(ドランクドラゴン)の演技も、

さすがにコントなんかで慣れてるのか安心して見てられますからね。



あと……沢尻エリカさんのカワイさだけはガチだと思われます(´д`)



やっぱ、これくらいの派手さというか、雰囲気のほうがいいなぁ…。

どうも最近のCMとか見てると、ケバケバしくてなんとも…(;´д⊂)



…って、

あんまりこういう事を言っていると、あの兄弟みたいな感じがしてしまうので、

今日はこの辺にしておきたいと思います(´д`)コホンッ




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2007年3月10日 (土)

「16ブロック」 「運動靴と赤い金魚」 [映画・DVD]

16ブロック DVD 16ブロック

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ジュニア版 運動靴と赤い金魚 Book ジュニア版 運動靴と赤い金魚

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今回は、この2作品でご機嫌を伺おうかというところなんですが_(._.)_



ちなみに、「運動靴~」の方はDVDへのリンクが無かったもので、

単行本へのリンクになってますが、見たのはもちろん映画のほうです。

Sen_65

「16ブロック」





Pc2_4

これはですね。

詰まるところつまらなかったですねぇ…(笑)


久々に”もう途中で見るのやめようか”級の映画でした…(´д`)


でも、ちゃんと最後まで見た自分へのご褒美として0.5点プラスして…、

1.5点でのご奉仕となります_(._.)_

Sen_66

まだこう、面白くなくても

”おいおい、突っ込みどころ満載やな!!ww”みたいな作品なら、

ブログのネタとしても利用できるので見た甲斐もあるんですが、

この”別に突っ込みたいところもない程の困ったチャン”ぶりがなんとも…(´д`)




もう、なんでしょうね。

全てがどうでもいいというかなんというか。


まぁ、こんな事言うと身も蓋もないんですけど…(笑)



無理やり敵を作って、無理やり追われて、無理やり街中でドンパチして…

っていう、ほんとそんな感じにしか思えませんでしたねぇ。



この映画自体もネタ切れなのに無理やり創ったみたいな…(笑)



あとですね、一番どうでもよかったのが、

ブルースが護衛することになる証人役の男(´д`)



もう、ほんと正直……うざい(笑)



あんなもん、キャラクター的に普通の映画なら5分くらい出てきて終わりの、

完全な脇役キャラだと思うんですけど、それを命掛けで護るとか言われても…。


それこそベタなようでも、謎の美女とかのがまだ良いわ(´д`)



ブルースとの対比でお喋りな設定なのかもしれませんけど、

もう、最初から最後までどう~~でもいい事ベラベラベラベラと喋りっぱなしで、

緊張感も緊迫感もありゃしない(´д`)


感情移入なんてできるもんじゃなかったですしねぇ。



それに、なんか狙われてる理由も結局ようわからんかったし…(笑)


ドッキリかなんかだったんですかね?


いや、ほんと逆に最後にドッキリの看板持って犯人が出てきてくれたほうが、

まだ面白かったかな…(笑)




まぁ、よっぽどのアクション映画好きな方か、

ブルース・ウィリスファンの方でもなければ楽しめる事はないような…

気が致しましたです_(._.)_

Sen_67

「運動靴と赤い金魚」





Pc3



ん~まぁまぁ

凄い感動したとか凄い良い映画だった…とまではいきませんけど、

ちょっと「初めてのおつかい」シリーズを見た後のような(笑)


そんな気分になれる映画という事で…、

6.0点で今回はご奉仕させていただきたいと思います_(._.)_

Sen_68

これは、イランの映画ですね。


もちろん、イランの映画なんて初めて見ましたけど、

中々人情味あふれると言いますか、結構良い感じなんじゃないでしょうか。



物語は、イランの貧しい家庭で育つ幼い兄妹のお話で…


ある日、母親に妹の靴の修理を頼まれた兄は靴屋へ行き、

それを持ち帰る際に別のおつかいに寄った店で、その靴を失くしてしまう。


しかし、貧しい家庭の事情を察している兄はその事を両親には言えない。


仕方なく妹に頼み込み(脅し…(笑))

兄の一足しかないボロボロの靴を、兄妹で交互に履いて学校に通う事にする。

(注:妹の学校は朝から昼まで、兄の方は昼から始まるという感じだと思います)



しかし、それではどうしても兄は学校に間に合わず遅刻を繰り返し、

それにやっぱり妹にもちゃんとした靴を履かせてあげたい。


さて、どうしよう…。



という感じの内容です。



こう、文章にするとちょっと暗い内容のような印象を受けますけど、

全然そんな事はなくてですね。


どこか、ほのぼの(?)とした雰囲気で描かれています。



というか、もうとにかく、この兄妹が可愛い(笑)

ほんと、これに尽きますねぇ。



ま、容姿的なこともあるんですが、

それよりもこの二人の会話のやりとりが、なんとも微笑ましくてですね。


そういう意味での「初めてのおつかい」っていう事なんですが(笑)


個人的にはストーリー云々より、どうしてもこっちに目がいってしまいました。



もちろん、妹のためにとにかく走る兄の姿や、

病気の母親の代わりにけなげに家の手伝いをする妹の姿、

そして、貧しいながらも家族の為に頑張る父親の姿なんかにも、

見ていて感じる事はたくさんあると思います。

Sen_69

あと、この「運動靴~」のDVDにあった、

キャスト紹介のところでちょっと面白かったのが、

兄・アリ役の少年がこの役を演じる事に決まった経緯。



この映画の監督さんが、主人公アリを演じる子役を探す際に、

「この役を演じるのは、実際に貧しい環境で暮らす少年が演じるべきだ」

という事で、貧困層の家庭が多くいる地域の少年35,000人と会ったそうで。



そして、そんなある日、とある学校の図工の授業をしている教室に入った際、

教室の隅でノートを忘れた事を先生に叱られてすすり泣く一人の少年の姿を見て、


「なんて哀愁漂う泣き方なんだ…、この少年こそが私たちのアリだ!」


といういきさつで、この少年がアリ役を演じる事になったそうです(笑)



これ見たときちょっと笑ってしまいました。

え、そうなん、って…(笑)



もう、あれでしょうね。


それまでに会った34,999人ではありえない、

よっぽどの哀愁ある泣き方だったんでしょうね…(笑)




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2007年3月 8日 (木)

真救世主伝説 北斗の拳「ラオウ伝 殉愛の章」「ユリア伝」 [映画・DVD]

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発売日:2007/02/23
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Butubutu






Pc2_3


このシリーズいいなぁ。



正直、あんまり評判は良くないのを知っていたので、

そんなに期待してなかったんですが。


いやいや中々どうして、結構燃えました(笑)



とゆうことで、7.0つけときます!

Sen_63

いいですねぇ、

この無駄に大げさなアニメーション・音楽・演出(笑)



いや、でも、これこそ北斗の拳ですよ。


個人的には、画にを多用してくれてるのがよかったなぁ。



さすがリメイクだけあって画のクオリティに関しては、

かなり高いと言っちゃってもいいんじゃないですかね。




内容の方は、もう言うまでもなく”北斗の拳”なんですが、

1作目の「ラオウ伝」は、


”ラオウ軍vsサウザー軍vsシュウ率いるレジスタンス軍withケン”


このエピソードで構成されています。



まぁ、ストーリー展開には正直ぶつ切り感は否めませんけど、

小さなエピソードやセリフ一つとっても、やっぱり凄く深いものがあるので、

そこはあまり気にはなりませんでしたね。




とゆうか、あれです。

これはもう、”ラオウ伝”じゃなくて”サウザー伝”ですね…(笑)



とにかく、サウザーがカッコいい!!


聖帝様バンザイ!ヽ(`Д´)ノ(イヤイヤ)




この、なんと言いましょう、

南斗鳳凰拳・帝王星サウザーの…、

自他共に認める”南斗聖拳最強の男”のプライドとでも言いますか。



北斗三兄弟の出現によって、乱世の主権を北斗に握られつつある中、

南斗聖拳としての”最後の意地”を見せつけられた様な、

そんな気がしますね、ええ。



原作の方でも、もちろんそれなりの描かれ方をしていましたが、

それが今回はラスボス級にまで昇華されていて、ほんと見応えたっぷりでした。


もう、兎にも角にもっていう徹底ぶりも良かったですし(笑)



いや、とにかくケンシロウとのラストバトルはホント熱かった!




そして、もう一つ特筆すべきなのが、

シュウが最期を迎えるときの演出。これですねぇ。



冒頭では大げさとか言っちゃいましたが、

もう、あのシーンの演出・音楽は大好きです!



北斗の拳だからとか関係なく、

普通にちょっと感動してしまいましたもの…(;´д⊂)




あと、原作の方だと、

どうしても個人の対決ばかりに重点が置かれてましたが、

この作品では軍対軍という構図が見れたのも新鮮で良かったかな、と。



”乱世での覇権争い”という状況にリアルさが増すというか。

そういう意味では、新キャラの追加とかも良かったんじゃないでしょうか。




…って、実はですね、ここまでの感想・評価(採点含め)は、

すべて”ラオウ伝”に関してだけのものなんですね。


じゃもう一つの”ユリア伝”の方はどうだったかというと…。


正直、物足りなかったんです…(´・ω・`)ショボーン



評価の方も、採点するとしたら5.0くらいか…

もしくはそれを下回ってしまうかもしれませんね(;´ρ`)



とにかく、時間が短かった(1時間くらい?)のが、

一番ショボーン感が大きかったですかねぇ。


”ラオウ伝”と続けて見たので、ちょっとビックリしましたし…(笑)

もう終わりかい!((((;゜Д゜)))って。



これ、なんでこんな短くなったんだろ…。

やっぱり、劇場版とOVAの予算の違いとかかなぁ。 



内容自体はそれほど悪くはないと思うんですけどね。


”ユリア伝”というだけあって、ケンシロウとの出会いからシンとの確執、

さらに、南斗最後の将に就いた経緯、将としてのユリアの特別な能力、

そして、実際に南斗最後の将としての行動。



その辺の原作では描かれていなかった、まさに外伝的な内容ですが、

結構(ほう、なるほどぉ)てな感じで面白かったですし。


原作では、ほぼ名前だけの最後の将みたいな感じでしたからね。



でも、やっぱり”ラオウ伝”にあったサウザーとのラストバトルのような…、

このストーリーならシンとの決戦とかになりますか。



そういうのが見たかったなぁ(´・ω・`)ショボーン




あともう一つ、個人的にどうしても納得できないのが、

レイの扱われ方!


これだけはいただけませんねぇ(´д`)



なんせ、自分の北斗の拳No.1お気に入りキャラですから(´д`)(知らんがな)



仮にも南斗六聖拳の将ですよ。南斗水鳥拳のレイですよ。


それが、おまっ…五車星ふぜいの、

しかもヒューイなんぞにあんな口叩かせておくなんて…!(;´д⊂)



ええ、そらもう、本来ならみじん切りですよ。


ええ、あの時はお腹の調子がちょっと悪かっただけで。


たぶん、その直前の野党の食料にあたったんでしょうね。




いや、まぁとにかくですね。


どうやらこのシリーズ五部作ということみたいですから、

アニメのクオリティ的には、もう申し分ないくらいだと思いますので、

是非、そのクオリティを落とさずに最後まで見せて欲しいところです_(._.)_

Sen_64

そうそうそう、

ここに触れずには今回は終われませんね…(笑)



たぶん、

この作品の不評を買っている理由の大部分がこれだと思うんですが、

タレントさん主体の声優陣



ケンシロウ…阿部寛さん

ラオウ…宇梶剛士さん

レイナ…柴崎コウさん

ユリア…石田ゆり子さん

ジャギ…デビット伊東さん(エンドロール見るまで気づかなかった)



自分の知る限りでは、この方達だけだと思うんですが。



やっぱり、賛否両論あるのもわかりますし、本業の声優さんたちを含めて、

このキャストがベストかと言われると全く同意できませんけど、

阿部さん、柴崎さんに関しては、まぁまぁまぁ及第点って感じじゃないかなぁと。



特に柴崎さんについては、

宮崎アニメで慣れているはずの石田さんより上手かったように思いますし。



ていうか、この二人の配役、

でもよかったんじゃないかなぁと見てて思ったんですけどね。



実際の年齢はともかく、

どっちかっていうと柴崎さんの声は大人の女性という感じで、

石田さんの声は乙女チックというか少女っぽい声なんで、

キャラのイメージ的にもそっちの方が違和感なかったような気もするんですが。



まぁ、一番の問題は宇梶ラオウなんですけども…(笑)


これはもう……ぶっちゃけ違うかな…(笑)



や~っぱりねぇ、

どうしてもラオウじゃなくてウカジなんですよね。



世紀末覇者ウカジ



ここは正直早まったかな、と…スタッフさん(;´д⊂)



元々のアニメのイメージもあるのかもしれませんが、

ラオウのイメージだともっと野太い声じゃないと合わないんですよねぇ。



うーん、無理にでもタレントさんを起用するんだとしたら、

中尾彬さんくらいの声でも違和感ないんじゃないかと個人的には思うんですが。




ん~~~まぁでも…。


昔のアニメ版の事を全て綺麗さっぱり忘れて見れば、

我慢できなくもない程度……でもないのかな(汗)




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2007年3月 6日 (火)

ゆれる(ネタばれ編) [映画・DVD]

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発売日:2007/02/23
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昨日に引き続き「ゆれる」です。



この映画は、見た方はわかると思うんですが、

人によってシナリオの解釈の仕方がかなり異なる作品で、

昨日の記事を書いたあとにも色んなサイトで色んな意見を見て、

自分もせっかくなので自分なりの解釈を書いてみようと思いまして_(._.)_



まぁ、別に長々と説明するほどのことでもないんですけども…(笑)



というわけで、今回はネタばれ編ということなので、

当然ながらネタばれ全開ですのでご注意くださいませ_(._.)_




では、お約束の…




Netabare_3





この映画の最大の謎とも言える


”兄・稔は本当にチエコを殺したのか”


気になりますねぇ、これは。



でも、いくらここで考えたところで答え自体はないみたいですけどね(´・ω・`)




まず、サイトなどを見ていて多かった意見は、

やっぱり、猛の最後の回想の通り”本当は稔はチエコを助けようとした”でした。


まぁ、普通に見ていればその解釈に行き着くかなとは思うんですが。



で、結果から言っちゃうと自分もそれと同意見です。



結局、この事件の真相を知っているのは、

稔と猛の、この兄弟意外にはいないわけなんですが、

稔の証言はやっぱり被告側の意見なので鵜呑みにはできない。



となると、後は唯一の目撃者・猛の記憶に頼るしかない、と。



でも、その猛の記憶(回想)も私情が絡んできて物凄く曖昧。

そこで、この映画の真相も人によって”ゆれる”わけで。



まぁ、これこそまんまと監督の術中にはまってしまってるんでしょうね…(笑)




で、その肝心の猛の回想なんですが、

この映画の中で猛が事件の時の事を回想するシーンは3箇所あるそうで、



①チエコが稔に嫌悪感を示し、怒った稔の手によってつり橋の上で押し倒される。

 しかし、我に返った稔がチエコに手を差し伸べるも、

 怯えたチエコは後ずさりし、そのままつり橋の上から落ちる。



②倒れこんだチエコに稔が手を差し伸べるが、

 チエコに拒否・罵倒された事によって激昂した稔が、

 チエコをつり橋から自らの手で落とす。



③後ずさりしてつり橋の上から落ちるチエコの手を稔が掴む。

 しかし、チエコの手は稔の手から滑り落ち川に転落。

 (①の続きのような回想)




この3つ。



しかし、この3つの回想自体もですね、

一見すると①と②、②と③は矛盾している内容のように見えるんですが、

それぞれの回想をする場面での猛の心境、そして稔との関係の違いもあって、

一概にどれが真実でどれが妄想だとも言えないと思うんですね。



しかし、猛自身は②の部分までを真実(だと思い込み)として法廷でその証言をし、

稔は有罪となって服役することになる。



でも、その七年後に稔が出所する時になって、

幼い頃に家族でつり橋へ来た時の8ミリフィルムを見て、猛は③の部分を思い出す。



これによって、この映画を見てる人にとっては、

②の部分が真実なのか③の部分が真実なのかがわからなくなり混乱する。



”ゆれる”、と。(ゆれるって言いたいたけちゃうんかと)




で、ですね。


前置きが長くなっちゃいましたが、

これを踏まえた個人的な解釈としては、



”①~③全て実際に起こった出来事で、猛はその全てを”目”で見ていた”



という事なんじゃないかと。



つまり、



高所恐怖症の稔はチエコに捕まりながらつり橋を渡っている。

しかし、猛の事が好きなチエコはその行為がうとましく稔の手をなぎ払う。

チエコが猛に想いを寄せている事、

そして、この前日にも猛がチエコの部屋へ行っている事に気づいている稔は怒り、

手を差し出しながら「猛にだまされているんだ」と詰め寄る。

(この時の”手”は起きるのに手を貸すというより、

自分の元へ来い、あるいは猛の所へは行くなという意味かも?)

でも、以前から心の底では稔のような人生に対して嫌悪を抱いていたチエコは、

そこで稔のことを拒絶・罵倒する。

その言葉に激昂した稔はチエコに殺意を抱く。

しかし、そこで我に返り、今度は本当に抱き起こそうと手を差し伸べる。

恐怖に怯えるチエコは後ずさりする。

チエコはひっくり返りつり橋から落ちるが、稔がチエコの手を掴む。

しかし、耐え切れなくなったチエコの手は稔の手から滑り落ち川に転落する。




これがこの事件の真相で、この一部始終を猛は”見ていた”と。



でも、ここで問題になってくるのが↑で説明した②の部分。



実際には、

つり橋の上にいる二人の会話なんて聞こえるはずのない距離にいる猛が、

しっかりと二人の会話を記憶している。



つまりは、この部分だけが猛の”妄想”なんじゃないかと。



橋の上でチエコに詰め寄る稔の姿を見た猛は、

兄がチエコの事を好きなのを知っていながらチエコの部屋に行き、

関係をもった事への罪悪感から”バレタのか?”と困惑し会話の内容を想像した。



あるいは、あの会話の内容自体は事件後の裁判や父との会話で、

稔が”気づいていた”事がはっきりした時点での、

(あの時の会話はこうだったんじゃないか)という妄想かもしれませんね。



どちらにしろ、その会話を実際に聞いたと猛は錯覚していた、と。



そして、稔がチエコに詰め寄るその場面を見たあたりから、

記憶も曖昧になりだした。



兄がチエコをつり橋から落とそうとする場面を見たショックや、

チエコとの関係を気づかれたのではというような、いわゆる”考え事”などをしていて。



こう、よくあると思うんですが、例えば映画などを見ていても、

ふと考え事などをしてしまってストーリーが知らないうちに進んでいて、

その間、画面は見ていたはずなのに記憶には全くない、とか。



そういった感じの、もっと”強力版”と言いますか(笑)


まぁ、殺人現場みたいなもんですからね。



とにかく、兄が落とそうとしている”事実”は見ていて、

次に気がついたときにはチエコが落ちるところ、

もしくはチエコが川に落ちる音で気がついた、と。



猛にとってはその出来事が”真実”として記憶に残った。



そして、口では兄の事を無実だと言いながらも、

猛にとって稔の法廷での発言は、心の奥では始めから”嘘”だと聞こえていた。



その部分を、猛が証人台に立つ直前の稔との面会の場面で、

「結局、お前は人の事を信じられないんだよ」という言葉で見抜かれる。



その言葉を聞いた猛としては、

どうして兄はこんな卑屈な人間になってしまったんだ、という想いになり、

法廷での「僕の兄を取り戻したい」という発言に繋がるんではないか。



こう思った次第なんであります_(._.)_




そして、稔が出所する際に見た8ミリフィルムで思い出した記憶。

↑でいう③の場面ですね。



この記憶自体も、

猛にとっては、”これが真実だった”とかそんなはっきりしたものではなくて、


(そういえばこんな場面見たような…実際はこうだったんじゃ…?)


というくらいのものだったんじゃないかなと。



実際に7年も立ってますし、それこそ記憶も曖昧になるでしょうから。



でも、事実はどうであれ、

自分が証言した事によって兄が”殺人者”になってしまった事への罪悪感、

同時に”真実”は本当は違ったんじゃないかという想いがドンドン膨らんで、

いてもたってもいられなくなって稔のもとへと向った。



こんな風に自分は解釈したわけなんですが…



…って長ッ…!!Σ(゜д゜lll)



ひーん、ちょこっとだけ補足みたいな感じで書くつもりだったのに…(;´д⊂)



…まぁまぁまぁ、ええわええわ(´д`)





では、最後に。


ラストシーンでの兄・稔はバスに乗ったのか、乗らなかったのか



これについてもベタな意見のようですが、

個人的にはバスに乗って別の人生を歩んだと思いたいですけどね…(笑)




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2007年3月 5日 (月)

ゆれる [映画・DVD]

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発売日:2007/02/23
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”あの橋を渡るまでは、兄弟でした”



今年の映画祭なんかでも結構話題になってましたね。


このキャッチコピーも意味深で、

見る前からどんな映画かちょっと楽しみだったんですが。



では、実際の内容の方はどんなアンバイだったんでしょうか。




カタカタ…



カタカタ…




Yureru2






Pc2_2




あの~、今回からですね。


以前の5段階評価から10段階評価へ変更してみる事にしました_(._.)_



理由は、単純に見た映画の数が増えてくると

5段階だとちょっと差別化が図りにくくなってきましたので、

もうちょと細かく採点できた方が楽だなぁと思いまして。



そんなわけで、今回からこんな感じで点数をつけさせて頂きたく思います_(._.)_



で、変更後記念すべき(?)第一回目の評価の方は、

8.0で!



「ゆれる」非常に良かったです。

Sen_61

オダギリジョーさん、香川照之さん主演の、

兄弟の葛藤を描いた作品、と言えばいいんですかね。



って、今Wikipedia見てみたら受賞の数凄いな…(笑)


作品賞から、監督・脚本・主演・助演……

まさに各賞総なめって感じですねぇ。



まぁ、でも、わかりますわかります。

シナリオとかも凄く良く出来た映画でした、ほんと。




見終わった後の率直な感想はというとですね、



ジョーーーーーッ!!ヽ(;´Д`)ノって感じですか…(笑)



立つんだ、ジョーーーーッ!ヽ(;´Д`)ノこれは違うか)




ああ~~、そうか…そうかいジョー。


え、でも…ジョー…?


も、まじで…?ジョ~~…○rz(ジョージョーうるさい?)                       




これは、あれですかね。

実際に兄弟がいる人の方が余計にくるもんがあるかもしれませんね。


という自分も男二人兄弟(自分弟)なので、

ちょっと感情移入という点では他の作品よりも入り込んじゃいましたが…。



やっぱり、兄弟ってこういう性格の違い方になるのかなぁ~なんて。


まぁ、生活環境とかは全然違いますけど、

性格的な部分では結構この映画の二人と似通ってる部分があって、

ちょっと驚きました…(笑)



ウチの兄も、どちらかというと真面目で現実的で周りに気を使う方で、

一方自分はというと、適当で夢見がちで自己チューで…

って誰が自己チューやねん(´д`)



…まぁまぁ、そんな感じなので、

そういう部分でも結構身につまされるものがありましたね…(;´д⊂)



でも、もちろん兄弟のいない方、

あるいは女性の方なんかでも凄く引き込まれる内容だと思います。



って、これ監督さん、女性の人なんですねぇ。

なんか珍しい…てこともないのかな?

Sen_62

しかし、この映画。


凄い数の賞とってるし実際見ても面白かったんですけど、

公開当時とかそんなに宣伝されてましたかね?


最近DVDのCMなんかはちょこちょこ見ましたけど。



やっぱり、テレビ局がスポンサーについてるのとついてないのとじゃ、

宣伝量が全然違ってきちゃうんですかねぇ。



「バブルへGO」なんて、

フジテレビでそれ関連の2時間番組やってましたし…(笑)



まぁ、お金出してるんだし当たり前といえば当たり前なのか…。



でも、な~んかに落ちないというかなんというか…(´д`)




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2007年3月 4日 (日)

モーターサイクル・ダイアリーズ [映画・DVD]

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あのジョン・レノンをして、


「あの時代、世界で一番かっこよかったのは、チェ・ゲバラだ。」


と言わしめたキューバの革命家

チェ・ゲバラの若き日の姿を綴ったロードムービー。



公開当時にめざましテレビで紹介されていたのを見て、

(ああ、これ絶対見よう(´д`))と思っていたのに、

つい最近まで忘れていたといういわくつきの作品。





Hosi52_5


好きです、この映画!



なんか凄くこう雰囲気が良いですねー。



ストーリー云々とか抜きにしても、

単純に南米各地の色んな景色が見れるだけで、もう楽しいです(笑)



というわけで、文句なしの5つ星に!

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Cheicon

チェ・ゲバラ (1928.6.14-1967.10.9)

(著作権保持者: アルベルト・コルダ)




この写真を見たことがある人は多いんじゃないでしょうか。



Wikipediaによりますと、カリスマ的な人気を誇るこのチェ・ゲバラの写真は、

世界中でTシャツやポスターにも使われているそうです。


…という自分自身、この人が誰かも詳しく知らないままに、

この写真がプリントされたTシャツ着てました…(笑)



まぁ、カッコいいですよね、単純に。

こう、”戦う男”って感じで。




本名をエルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナと言って(長い)、

”チェ”というのは、作中でも出てきますが、

アルゼンチンで”おい”とか”君”みたいに人を呼ぶときに使うものなんだそうです。



ま、それはイイとしても、

なんで”チェ・ゲバラ”と名乗ってたんでしょうかね?



あだ名をそのまま使ってるのか、はたまた親しみを持ってもらう為なのか、

もしくは本名が長いからなのか…(´д`)


ま、なんにしろ覚えやすくてこっちのがいいですけども(´д`)




で、映画の内容はというと、

”ハンセン病治療の医者を目指すエルネスト(チェ)が、

大学在学中の23歳の時、親友のアルベルト・グラナードと共に、

一台のバイク・ポデローサ号に乗って南米大陸12,000キロ縦断の旅に出る”

という自身の著書を基にしたお話です。



まぁ~、とにかく先ほども書きましたけど、

この至るところで出てくる南米各地の壮大な景色を見るだけでも、

見てて面白いというか、ワクワクするというか。



ほんと、旅をしてみたくなりますね(笑)



あと、後に革命家となるチェ・ゲバラのお話なんですけど、

この頃はまだ特に政治的な思想も持っていないという事のようで、

そういった話もほとんど出てこなくてですね。


なので、別にゲバラという人がどういった人かという事を知らない、

もしくは興味がなくても、単純に、

”医者の道を志す真面目な青年エルネストと、お調子者のアルベルト”

この二人の珍道中として見ても十分楽しめる内容だと思います。



とはいえ、この旅で出合った様々な人々、起こった出来事の影響によって、

後に革命家への道を歩む事になるエルネストの心境の変化、

そういったものもしっかりと描かれていますので、

その二つの面で楽しめるという点でも、凄く良くできた映画だなぁと思いました。



この映画を見て、

チェ・ゲバラという人に興味をもつようになった人も多いかもしれませんねぇ。



え?ああ、もちろんすっかり虜になってしまった男の一人ですよ(´д`)





「確かにあの時代、世界で一番かっこよかったのは、チェ・ゲバラだった」

2007年3月4日 チェ・Sur談

Sen_59

それにしても、この映画の中では

それこそ映画の主人公のように好青年に描かれてましたけど、

脚色なしにこんな人がいたんですかね?



ていうか、いたんでしょうね…(笑)



まぁやっぱり、こういう革命を成し遂げた凄い人だから…というだけじゃなくて、

人間的に素晴らしい人だからこそ、今尚人気があるのかなぁと、

見てて思いましたけどもね。



それと、もう一つ思った事なんですが、

このわずか半年足らずという旅なんですけど、

今、日本とかで普通に暮らしててあっという間に過ぎてる半年とは、

密度が全然違う半年なんだろうなあ、と。



なんかちょっと…本気でうらやましくもなったり…ね(´・ω・`)




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2007年3月 2日 (金)

「モンスター」 「ユナイテッド93」 [映画・DVD]

モンスター DVD モンスター

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ユナイテッド93 DVD ユナイテッド93

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実際に起こった2つの事件を基に作られた2作品。





Hosi4_8



とりあえず、どちらも星4つという事にしておきましょう。



まぁ、こういった内容の映画を採点するというのは、

ちょっと気が引けるというか、評価しにくい部分もあるんですが…。



ひとまず、実際に起こったという部分は置いといて、

単純な映画として見た場合の評価という事で_(._.)_

Sen_55

ん~、今回はどうしてもちょっとネタばれ気味になってしまいますか。


もう、”○○という事件が基にされています”と書いてしまうだけで、

ほとんどラストまでのネタばれになってしまいますからね…(笑)



まぁ、極力必要以上のことは書かないように心がけますが_(._.)_




というわけで……




Netabare_2





まずは「モンスター」




”実在した元娼婦の連続殺人犯アイリーン・ウォーノスの生涯を映画化。

娼婦のアイリーン(シャーリーズ・セロン)はバーでセルビーという少女と出会う。

アイリーンの荒んだ様子にも関わらずセルビーは彼女のことが好きなり、

やがて彼女たちは愛し合うようになる。

二人の生活のためにアイリーンは合法的な収入源を得ようとするが、

社会に受け入れられないことに絶望した彼女は……”


(モンスター Wikipediaより一部引用)




公開当時のテレビでも見てたんですが、

シャーリーズ・セロンが凄いことになってます…Σ(゜д゜lll)


他の映画で見ていた彼女とは、ほんとまるで別人ですね…。



いくら役になりきる為とはいえ、自分をここまで醜くできるとは…

いやはやなんとも凄いもんです。




実際に映画を見るまでは「モンスター」というタイトルから、

もっとこう、残忍で凶悪で冷血な殺人犯の話をイメージしていたんですが、

あまりそういう風には描かれていなくてですね。


まぁ、連続殺人犯ですから非道なのは非道で間違いないんですが、

どちらかというと、アイリーンがいかにして”モンスター”になっていったか。


そちらの方がメインに描かれていました。



”モンスター”と呼ばれた彼女にも夢見た人生があって、

もとはただの弱い一人の人間なんですよ、と。



違った見方をすれば、そういった経緯のあるアイリーンを

擁護している内容とも見れるかもしれませんね。




まぁ、同情…というか多少生い立ちなどは気の毒だなとは思うんですが、

可愛そうとかなんとかより、このグダグダ具合と言いますか…。


これがあまり見ていて気分のいいものではないですね…(;´д⊂)



幼いころに”歯車”が狂って、ドンドン悪い方へ悪い方へ行ってしまって、

挙句の果てにセルビーと出合った事で”歯車”自体が崩れ落ちて、

そのまま人生のどん底まで真っ逆さま…。


でも、アイリーンにとってはセルビーとの出会いで得た時間こそが、

彼女の人生の中で唯一、人を愛して自らも愛された最も幸せな時間だったという、

なんとも皮肉な運命…。



う~ん、ねぇ…(;´д⊂)



まぁ、あれですよ。


こういった内容の映画は変に、

何かメッセージがあるんじゃないかと勘ぐったり、意味を見出そうとしたりせずに、

ただ”こういう人生を送った人がいた”という事実だけを見ればいいんじゃないか、と。


小生は思うわけであります_(._.)_



だって、そう思う他にどうなるもんでもないですからね、ぶっちゃけ。

Sen_57

「ユナイテッド93」




”アメリカ同時多発テロでハイジャックされた4機のうち、

唯一目標に達しなかったユナイテッド航空93便の離陸から墜落までの様子を、

残された資料や証言などにより可能な限り再現、製作された

ドキュメンタリードラマである。


出演者は無名俳優が中心に選ばれた。また、リアリティを追求するために、

パイロットや客室乗務員役にはその職業の経験者を起用。

また、空港との無線等には事件当時の実際の音声が一部使用されている。”


(ユナイテッド93 Wikipediaより一部引用)




ご存知”9・11”の世界貿易センタービル爆破事件を扱った映画。



↑の説明どおり、この映画にいわゆる”主役”という人はいなくて、

管制塔や軍施設とか航空センター?というんですかね、

そういった関係施設とユナイテッド航空93便内の場面が目まぐるしく転換され、

あの日に起こった出来事を只々忠実に再現したという内容になってます。



特に序盤なんかは、ほんと場面がポンポン変わって、

ハイジャックされた機名とか地名などが連呼されるだけみたいな感じですので、

ちょっと気を抜いて見てるとチンプンカンプンになりそうな気もします…(笑)


でも、その演出のお陰で、あの日の関係者・乗客・乗員の様子、

前代未聞なテロに対する混乱恐怖感などが上手く表現できてたんじゃないかと。



そして、またそれらと同じように、

実際にテロを起こした実行犯の様子なんかも克明に描かれていました。



この辺は、DVDにも収録されている”遺族へのインタビュー”でも語られていた通り、

遺族への配慮・希望もあってヘタな誇張はせずに、

ただ”9・11”に起こった出来事だけを記録した映画という位置づけですかね。




まぁ、映画を見ただけで全てわかったような事を言うのも嘘くさいので…(笑)

あえてこの事件に関する感想を書く事はしませんけど、

どうしても気になるのが、この事件で被害にあった方の遺族の方の意見…

だけじゃなくてですね。



実際にこの事件を起こした犯人の遺族の方はどう思ってるのか。



こんな事言うのも不謹慎なんですが、単純にその辺りにも興味が出ました。

まぁ、中々そういったことが表に出ることはないでしょうけど。



やっぱり、戦時中の日本のように、

「御国(神)のためによくやった…!」というような考えなのか。


それとも、戦時中の日本でも多くの人の本音だったんじゃないかと思う、

「そんなものの為に死ぬより、生きていてほしかった…」というような想いなのか。



この辺りがどういった心境なのかな、と。



そもそも、この人たちの崇めるというものも、

一体何を説いているのかが疑問に思うんですけどね、いっつも。


例えが悪いかもしれませんが、

昔あった「スプリガン」という映画のキャッチコピーで、

”戦って、死ね”というのがあったんですが、そんな感じの事なのかなぁ。



それとも、どこぞの神様のように”人類皆兄弟”みたいな事なのか。


でも、後者だと明らかに矛盾した行為ですからね、テロなんて。



まぁ、調べればすぐわかりそうなものなんですけど、

敢えてそうしないのが、このゆとり世代のちょっと前の世代という(´д`)


ん~、まぁ根深い物があるのかもしれませんが。




で、”遺族の想い”という話に戻しますけども、

なんか自分の中だけのイメージなのかもしれませんが、

アメリカだけが妙に”家族・友人・恋人”の為に戦っているみたいな感じで、

いわゆる中東の人たちは”神の名”のもとに戦うみたいな構図のようなが、

テレビとかからの情報じゃしてしまうんですよね。



でもやっぱり、それはちょっと違うんじゃないのかなぁなんて思ってるんですが。



別にアメリカに侵略されるのを恐れてとか、

最近だと自分の国の大統領が捕まるのが腹立たしいからとか、

まして、神の名が汚されるからとかいう理由でもなくて、

自分の”家族・友人・恋人”を殺された事に腹を立てているんですよねぇ、

この人たちも。


別にどっちが先だ、後だとかじゃなくて。



その辺りをもっとこう理解しあえば、

こんな事で命を失くす人もいなくなるんじゃないかと思ったりするんですが…

やっぱり、そんなのは甘い考えなんでしょうかね(´д`)



しかし、自分の考えが甘かろうが辛かろうが、

もちろん無差別テロなんてものはやるべき物じゃぁないですよね。




…まぁ、何が言いたいかと言いますと、

その辺を決定的に理解してなさそうなブッシュが死ねb…おmjwうわなにをするFBIぐぉdヴ

Sen_56

ということで本日はこの辺で。


アデュー(´・ω・`)ノシ




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