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2007年3月28日 (水)

涙そうそう [映画・DVD]

涙そうそう スペシャル・エディション DVD 涙そうそう スペシャル・エディション

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2007/03/23
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気絶するほど悩ましい。(by Cher)



なるほどねぇ~~~。

涙そうそう



う~ん、ちょっと点数低いかなぁとも思いつつ…

やっぱ、こんなもんだったかなぁとも思うわけで。



まぁ、どこが自分にとってマイナスだったかはハッキリとしているので…

今回はその点についてちょっと書いてみようかなと思うわけですが。




とゆうわけで、ここからは……





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Sen_84

決してキライではないんですけど。



物語の途中までは結構…まぁ正直涙そうそうとまではいきませんけども、

妻夫木&長澤さんのまさに好演と言うにふさわしい、

爽やかさ満点の兄妹ぶりを見てるだけでも楽しめましたし。



あ、一応どんなストーリーかを簡単に説明しておきますとですね、



にぃにぃ(洋太郎)とかおる。


この二人の…本当は血の繋がっていない兄妹のお話なんですが、

そこはあだち充原作「みゆき」よろしく、

お互いがその事実を知りつつ、そして惹かれあいながらも、

今までの兄、妹としての関係を壊してしまう事へのためらい…みたいな。



そんな兄妹…いやさ、男と女愛と苦悩と官能の日々を描いた問題作。

(一部、実際の映画の内容と異なる不適切な表現が含まれている事をお詫びいたします。)




う~ん、てかもう、長澤まさみカ~ワイイわ、これ、うん(´д`)


そらもう、1時間ですよ、睡眠時間。

あとずっと働きますよ、そら、こんな妹いたら(´д`)


わかるわ、にぃにぃの気持ちも(´д`)




ほんと、そのくらいカワイイ妹を長澤さんも演じてますし、

あと、妻夫木さんもイイ兄貴っぷりでどちらも非常に好感が持てますね、この役は。


沖縄の方言(?)がまたさらに素朴な良い味をだしてますし(笑)




という感じでですね。


もう、終盤くらいまでですか、そこまではこの仲の良い兄妹ぶりと、

二人の関係はどうなんのよ!?みたいな所で中々良かったんですが…


ラスト




いやぁ、にぃにぃには死んで欲しくなかった!




”死=涙そうそう”



そうキタか~~…ε=(~Д~;) ていう…。

正直、アイタタタタタタタターU>ω<)ノ でしたねぇ…。



まぁ、タイトルからしてこれですから、

泣かせたい…というか泣かせなきゃいけないのもわかりますけど、

でも、そこで安易にという方法は選んで欲しくなかったなぁ…


というのが、個人的にこの映画を見た後に残った感想ですねぇ。



それにどうも、そこまでに死を臭わせる描写が全然なくて、

あの台風の日にいきなり風邪をこじらせて…っていうのも、う~ん…。



それなら、母親(小泉今日子)の病気…は何だったのかわかりませんけど、

そこで遺伝的にでも病気か、もしくは体が弱かったみたいな表現でもあれば、

まだ納得できる部分もあったかなと思うんですが。



あれだとどうしても、”涙そうそうさせる為に無理やり死なせた”

という印象だけが強く残ってしまったもんで…。


それに、ぶっちゃけあそこで死なせてしまうと、今までの葛藤とか想いとか、

そうゆうの全部丸投げみたいなもんですからね…(笑)




せっかく”血の繋がっていない兄妹”という設定にしたのなら、

そこでちゃんとした結末を見せて欲しかったな、というのが正直なところです。



別にだけが辛い別れというわけでもないでしょうから。

古典的ですが”結ばれない恋”みたいなところでね。




そうですね、例えば、こう……




”もしも、こんな「涙そうそう」があったら”



台風の夜、お互いの気持ちを知り、

カオルは今までの兄妹という関係に終わりを告げようと決心をする。


しかし、洋太郎はカオルの気持ち、そして自分の気持ちを知りながらも、

やはり今までのカオルとの関係を失う事に戸惑う。



そして、洋太郎はカオルに黙って沖縄を出て行った…。



(まぁ、これは夢を叶えるためという事もかねて東京とかになりますか。)



しかし、カオルにとってこの事は洋太郎への想いの終わりを、

そして、今までの二人の関係にも、もう戻る事はできないのだという、

洋太郎からの答えだと受け止め、カオルは失意の日々を過ごす。



そんなある日…。



成人式を間近に控えたカオルのもとに、真新しい着物と手紙が届く。


(あのシーンですね。)



洋太郎からのその手紙には、今までと変わらず、

兄としてカオルを見守る洋太郎の優しさ溢れる内容がしたためられており、



カオル……「涙そうそう」。



ちゃんっちゃら、ちゃんっちゃら、ちゃん、ちゃんちゃらら~ん♪(ミュージックイン)



シクシク…シクシク…

ぐすんっ……シクシク…




(そして最後!)

(エンドロールが終わった後の子供の頃に海岸を歩くシーン。)


(ありましたよね。)



カオル「大きくなったらにぃにぃと絶対結婚する!」(セリフうろ覚え)


洋太郎「バカだな、兄妹は結婚できないんだぞ。」



(…ここもちょこっと変更してですね。)



カオル「大きくなったらにぃにぃと絶対結婚する!」


洋太郎「……うん、そうだな、結婚してずっと一緒にいような!」



(という風に、内容的には逆にする、と。)



(ここでのシーンの解説をしますとですね。)(誰やねん)


(洋太郎にとっては、まだカオルが好きだとかそんな感情はなくて、

単純にずっとカオルを護ってやるんだという純粋な気持ち、

そう、母親との約束を一生守るんだという誓いの意味を込めた言葉で、


そして、一方のカオルにとっては、いつか叶えられる約束として、

共に成長し洋太郎はとっくに忘れてしまったこのエピソードを、

ずっと覚えている、と。)



(こういう感じなわけですね…って、)




妄想するの面白いな、これ。



いやぁ、なかなか楽しい♪(´д`)




まぁまぁ、こういう妄想も映画を見る上での一つの楽しみという事で…(笑)


しかし、度が過ぎると気持ち悪いだけなので気をつけよう…(´д`)



ん、そこっ!


すでに過ぎてるとか言わない!(m9´д`)ビシッ

Sen_85

ま、というわけで、

極々個人的な、こんな「涙そうそう」でも良かったかな、というお話でした_(._.)_



お後がよろしいようで_(._.)_




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