「16ブロック」 「運動靴と赤い金魚」 [映画・DVD]
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16ブロック 販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
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ジュニア版 運動靴と赤い金魚 著者:マジッド マジディ |
今回は、この2作品でご機嫌を伺おうかというところなんですが_(._.)_
ちなみに、「運動靴~」の方はDVDへのリンクが無かったもので、
単行本へのリンクになってますが、見たのはもちろん映画のほうです。
「16ブロック」
これはですね。
詰まるところつまらなかったですねぇ…(笑)
久々に”もう途中で見るのやめようか”級の映画でした…(´д`)
でも、ちゃんと最後まで見た自分へのご褒美として0.5点プラスして…、
1.5点でのご奉仕となります_(._.)_
まだこう、面白くなくても
”おいおい、突っ込みどころ満載やな!!ww”みたいな作品なら、
ブログのネタとしても利用できるので見た甲斐もあるんですが、
この”別に突っ込みたいところもない程の困ったチャン”ぶりがなんとも…(´д`)
もう、なんでしょうね。
全てがどうでもいいというかなんというか。
まぁ、こんな事言うと身も蓋もないんですけど…(笑)
無理やり敵を作って、無理やり追われて、無理やり街中でドンパチして…
っていう、ほんとそんな感じにしか思えませんでしたねぇ。
この映画自体もネタ切れなのに無理やり創ったみたいな…(笑)
あとですね、一番どうでもよかったのが、
ブルースが護衛することになる証人役の男(´д`)
もう、ほんと正直……うざい(笑)
あんなもん、キャラクター的に普通の映画なら5分くらい出てきて終わりの、
完全な脇役キャラだと思うんですけど、それを命掛けで護るとか言われても…。
それこそベタなようでも、謎の美女とかのがまだ良いわ(´д`)
ブルースとの対比でお喋りな設定なのかもしれませんけど、
もう、最初から最後までどう~~でもいい事ベラベラベラベラと喋りっぱなしで、
緊張感も緊迫感もありゃしない(´д`)
感情移入なんてできるもんじゃなかったですしねぇ。
それに、なんか狙われてる理由も結局ようわからんかったし…(笑)
ドッキリかなんかだったんですかね?
いや、ほんと逆に最後にドッキリの看板持って犯人が出てきてくれたほうが、
まだ面白かったかな…(笑)
まぁ、よっぽどのアクション映画好きな方か、
ブルース・ウィリスファンの方でもなければ楽しめる事はないような…
気が致しましたです_(._.)_
「運動靴と赤い金魚」
ん~まぁまぁ、
凄い感動したとか凄い良い映画だった…とまではいきませんけど、
ちょっと「初めてのおつかい」シリーズを見た後のような(笑)
そんな気分になれる映画という事で…、
6.0点で今回はご奉仕させていただきたいと思います_(._.)_
これは、イランの映画ですね。
もちろん、イランの映画なんて初めて見ましたけど、
中々人情味あふれると言いますか、結構良い感じなんじゃないでしょうか。
物語は、イランの貧しい家庭で育つ幼い兄妹のお話で…
ある日、母親に妹の靴の修理を頼まれた兄は靴屋へ行き、
それを持ち帰る際に別のおつかいに寄った店で、その靴を失くしてしまう。
しかし、貧しい家庭の事情を察している兄はその事を両親には言えない。
仕方なく妹に頼み込み(脅し…(笑))、
兄の一足しかないボロボロの靴を、兄妹で交互に履いて学校に通う事にする。
(注:妹の学校は朝から昼まで、兄の方は昼から始まるという感じだと思います)
しかし、それではどうしても兄は学校に間に合わず遅刻を繰り返し、
それにやっぱり妹にもちゃんとした靴を履かせてあげたい。
さて、どうしよう…。
という感じの内容です。
こう、文章にするとちょっと暗い内容のような印象を受けますけど、
全然そんな事はなくてですね。
どこか、ほのぼの(?)とした雰囲気で描かれています。
というか、もうとにかく、この兄妹が可愛い(笑)
ほんと、これに尽きますねぇ。
ま、容姿的なこともあるんですが、
それよりもこの二人の会話のやりとりが、なんとも微笑ましくてですね。
そういう意味での「初めてのおつかい」っていう事なんですが(笑)
個人的にはストーリー云々より、どうしてもこっちに目がいってしまいました。
もちろん、妹のためにとにかく走る兄の姿や、
病気の母親の代わりにけなげに家の手伝いをする妹の姿、
そして、貧しいながらも家族の為に頑張る父親の姿なんかにも、
見ていて感じる事はたくさんあると思います。
あと、この「運動靴~」のDVDにあった、
キャスト紹介のところでちょっと面白かったのが、
兄・アリ役の少年がこの役を演じる事に決まった経緯。
この映画の監督さんが、主人公アリを演じる子役を探す際に、
「この役を演じるのは、実際に貧しい環境で暮らす少年が演じるべきだ」
という事で、貧困層の家庭が多くいる地域の少年35,000人と会ったそうで。
そして、そんなある日、とある学校の図工の授業をしている教室に入った際、
教室の隅でノートを忘れた事を先生に叱られてすすり泣く一人の少年の姿を見て、
「なんて哀愁漂う泣き方なんだ…、この少年こそが私たちのアリだ!」
といういきさつで、この少年がアリ役を演じる事になったそうです(笑)
これ見たときちょっと笑ってしまいました。
え、そうなん、って…(笑)
もう、あれでしょうね。
それまでに会った34,999人ではありえない、
よっぽどの哀愁ある泣き方だったんでしょうね…(笑)
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