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2007年2月27日 (火)

赤毛のアン [映画・DVD]

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Hosi6_10





映画界の松坂大輔やー




ズドンズドンきますね、これは。


ズドンズドン



一つ一つのエピソード

一つ一つのシーン

一つ一つのセリフ



もう、これらのどれをとっても、

全部ど真ん中の直球ストライク取られました…。




どんだけ泣かせたら気が済むねん…、

どんだけ心あらわれたら気が済むねん、と…(;´д⊂)



いやぁ、これはもう…

映画界のベイ・ブルースや…。

(実は野球の事あんまり詳しくなかったりします。)

Sen_52

なんて、心暖まりましょう。



赤毛のアン。


ええ、赤毛のアンですよ。



とゆうかですね…、実は、

本当に感動した映画とかってあんまり感想とか書きたくないんですよね…(笑)



なんかこう、安易な言葉で表現したくないというか、できないというか…。



感動しました、泣きました、みなさんも見てください…

とかいくら書いても、この映画の良さは伝わりませんからね。




なので、今回は基本的に何も書きません!(爆)


ブログストライキ!(爆)




…とゆうワケにもいかないので、

映画を見てる最中に思った感想を一言だけ。




たぶん、20年、30年後に、この「赤毛のアン」を見たとしても、

こうして同じように泣いたり笑ったりする人は大勢いるんだろうな、と。



そして、できれば自分もそういう人間でありたいもんだな、と_(._.)_




いや、とにかく見てよかったです。

Sen_53

ところで、これを見てて思い出したのが、

昔やってたテレビアニメの「世界名作劇場」



クールでダンディなやさしいおじいさんとか、

ツンデレなおばあさんとか見てたら、凄くなんか懐かしく感じましたね(笑)


ま、この映画自体があの時代のものみたいですけども。



しかし、元となってる原作の素晴らしさもありますが、

あのシリーズのアニメ自体の出来も凄く良かったですよねぇ。



見てたのは再放送ですけど

「トムソーヤの冒険」なんかもかなりハマッてたなぁ(´д`) ビバ京都テレビ



アニメも面白いものもないし、またやってくれないもんですかね。




それにしても、まぁ100年前のお話なんですね、これ。

そんな昔のお話にここまで感動させられるとは…。



でも最近の作品だと、

ここまで純粋に感動できるものも、あまりお目にかかれませんしね…。



やっぱり、現代人にはアンが口癖のように言っている

想像力が足りないのかな(´・ω・`)




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2007年2月24日 (土)

ハチミツとクローバー [映画・DVD]

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こちらも、また最近流行り(?)の漫画が原作の作品。

ちなみに原作の方は例のごとく読んでませんが。




Hosi4_6



まぁ、こんな感じの映画ですねぇ。



ちょっと甘めに採点して星4つ

正直言うと後半ちょっと退屈だったんですが…。



まぁ、なんか爽やかな雰囲気が前面に出てて、そこそこ楽しめたので、

青春ってステキやん?ってことで4つ付けときました。

Sen_50

ん~、あらすじというようなあらすじも必要ないかと思うんですが。


というか、たぶんDVDのパッケージを見て

まず始めに想像するであろうストーリーそのままの展開ですね…(笑)



この美術大に通う男女5人のそれぞれの恋愛模様を描いたという、ね。




あなたが好きよ、


いや、私はあの人を愛してるわ、


でも、俺は君が好きなんだ、


じゃぁ、僕も!



…ってな感じで展開される、

男と女が入り乱れてのクンヅホグレツな愛とエロス

(注:一部実際の映画の内容と異なる表現が含まれています。)




とまぁ、そんな”爽やか青春ラブストーリー”を、

今がの若手俳優さんたちで作ってみました、ってところですかね。



櫻井翔さん(嵐)、蒼井優さん、伊勢谷友介さん、加瀬亮さん、関めぐみさん



このキャストの人たちだけでも、

見てみる価値もなくはないかなぁと思ったりしますね。



ま、でも仮に2年後、3年後に(あ、この映画見忘れてたな)と思い出して、

そこで見るかどうかと言われると…正直微妙です…(笑)


”今だから見れる”というか、

まぁ内容的にも”今見てくださいね”って感じの映画ですからねぇ。



でも、そこは深く考える必要も無いのかな(´д`)




映画の細かな内容に関しては…

”あの人が誰が好きで、あの人の本当の気持ちはこうだ”

…とか語る元気も無いので割愛させていただきます…(笑)



ま、ようは…

青春ってステキやん?ってことです。

Sen_51

ところで、あの~

映画の内容と関係あるようでないような話なんですが、

芸術に関してなんですけどね。




作中で蒼井優さん演じるはぐちゃんが、

キャンバスにペンキでベタベタと塗りたくってるだけの絵を描いていて、

それを”素晴らしい才能だ”みたいな表現があるんですが…。


あれって本当に凄いの……?(;;´д`)



いや、もちろん自分は芸術のゲの字もない人間ですけどね…。



でも、前からテレビやなんかでもああいうような絵を描いてる人が出てきて、

”これが芸術だ”みたいな感じで語ってるのを見てたんですが、

その絵の良さがてんでわからないもので…。



いや、まだピカソとかの絵だと、

…まぁ、それでも自分の目には”変な絵”としか映りませんけど、

まだ”絵”として成り立ってるような気がするんですが、

この手の絵はもう”絵”にすらなってないように思えて仕方ないんですよね…。



なんか、ほんと子供がペンキこぼしただけみたいな…。



でもその絵を見て、

心の底から”素晴らしい”と思える人がいるのなら別に否定しませんが、

本当にあの絵を見て”他人”が感動するという事があるのかなぁと、

単純に疑問に思ったもので。




なんか個人的な思い込みとしてはですね、

ピカソの絵を”芸術的”だとしてしまったために…




普通の風景画とかじゃ評価されない(´・ω・`)

やっぱり、ピカソみたいなのじゃないとだめなのかな(´・ω・`)

でも、実際描いたらピカソの真似とか言われた…(´・ω・`)

ええい、もうどうーにでもなーれぇー☆ペンキグチャグチャ、グチャグチャ…(´・ω・`)

エセ評論家:お、おぉ…これは素晴らしい(なにこの絵?ふざけてるの?)

         凄く作者の情熱が伝わってきますよね(まじで意味分からんww)

え…?…いやぁ、そうなんですよね(;´,_ゝ`)

主に、人間社会の抱える闇と愛とエロスをこの絵に託してみました(´,_ゝ`)



…とかこんな感じなんじゃないのって思ってるんですけど…(笑)



いえ…芸術のゲの字もわからん人間はやっぱり黙っておきます…(;´д⊂)





そういえば、

だーいぶ前に見たテレビ番組で、もうその人の名前とかは忘れちゃいましたが、

コンクールか展覧会か何かに作品を出展する際、

そういった”わけのわからないものを芸術”だとする風潮に批判の意味をこめて、


トイレの便器1個丸ごと出展した人がいた、というのを見て、


その人の事がちょっと好きになったのを思い出しました(笑)




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2007年2月22日 (木)

ドッグヴィル [映画・DVD]

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Hosi5_10


星5つみたいな…。



…ってゆうか、



気分悪いわ!U>ω<)ノ




もう~、なんなんでしょうね…、

このラース・フォン・トリアーという監督は…。



真面目に生きる女性に何か恨みでもあるんでしょうか、この人は…(笑)



しかし、見終わった後に残るのは間違いなく不快感だけなんですが、

映画作品として評価するならば…5つ星をつけてしまいますねぇ…。



いやぁ、しかし胸糞悪い映画だこと…(;´д`)

Sen_48

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を見てかなりショッキングだったんですけども、

映画としては面白い作品を作る監督だな、と今作も見てみたんですが…


こ・れ・は・きつい…○rz


個人的には「ダンサー…」よりこたえたなぁ~…○rz





”舞台は鉱山町ドッグヴィル。


 医者の息子トム(ベタニー)は偉大な作家となって

 人々に彼のすばらしい道徳を伝えることを夢見ていた。


 そこにギャングに追われたグレース(キッドマン)が逃げ込んでくる。


 トムはグレースを受け入れ、かくまうことこそが道徳の実践だと確信し、

 町の人々にグレースの奉仕と引き換えに彼女をかくまうことを提案する。”


(ドッグヴィル Wikipediaより引用)




ストーリーの全ては、このドッグヴィルという街で展開されるわけですが、

この映画の特殊な点は、その舞台のドッグヴィルという街



スタジオの床にで描かれただけの”家、畑、道”。

ここは家ですよ、ここは畑ですよ、ここが道ですよ、という風にですね。


わかりやすくいうと、劇場でやるお芝居のセットのような。


もっと言っちゃうと、そのお芝居のリハーサル現場のような。



ともかく、そんな程度のセットしかない”ドッグヴィル”で、

この映画の物語は進んでいきます。


当然、最初は(なんじゃこりゃ??(´д`))なわけなんですが、

ストーリーが進むにつれて、そのセットのいびつさが徐々に効いてくるんですね…。




で、このドッグヴィルという街での何が描かれているかというと…

まぁ、細かいあらすじは書きませんけども(あまり書きたくも無いので…)

人間の持つ闇の部分とでも言いましょうか。



傲慢、狂気、憎悪、嫉妬、怒り、愚かさ…etc


そういったものをイヤというほど見せ付けられます…ε=(~Д~;)ハフン…




う~ん、まぁねぇ…。


こういう映画を「趣味の悪い監督の自己満足だ」とか、

「こんな気分の悪くなる映画見なくていい」とか、

そんな風に切って捨てるのは簡単なんですけど、

でも、こういう普段ニュースでしか見ることのないような

現実には実際に起きている事なんだと、

映像で見せられることによって改めて思い知らされたというか。



そういった意味ではこういった映画も必要なのかな、とも思いますし。



もちろん、実際に起こる事件はこんな映画の話なんかより、

もっと残酷で恐ろしくてやるせないものなのは言うまでも無いことですけど。



でも、それを知ったからといって、

どうこうできるわけでもないのも、また事実なんですけどね。



人間って怖いなぁって思うくらいで。





まぁ、別に全ての映画に何か意味があるとも思いませんし、

この監督がこの映画で伝えたいことがあったのか無かったのかもわかりませんけど、

はっきり言って見た後に何か得る物があるわけでもないですので、

あえて嫌な気分になりたくない人は見なくてもいい映画かもしれませんね…(笑)



特に女性の方なんかは…(;´д⊂)



別に他にも面白い映画は山ほどありますよ、っと。

Sen_49

いやぁ、しかしニコール・キッドマン

綺麗というか可愛いというか…キレカワイイですねぇ(*´Д`*)



なんかたぶん、

この人の出てる映画ちゃんと見たのこれが初めてだと思うんですけど、

こんな綺麗な人だったとはちょっとビックリというか。



役柄ですけど、真面目で清楚なイメージもすごく合ってましたし。




…んまぁ、それだけに余計、

この映画を見るのが辛かったわけなんですけども…。





Otikomi_2




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2007年2月20日 (火)

初恋 [映画・DVD]

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Otikomi_1



こんばんは、当ブログのマネジャーSurでございます…。


長かった冬も終わりに近づき、

本格的な花粉の季節に突入し始めた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか…。




さて、ご挨拶の方もほどほどに、

今回は「初恋」という作品をレブーしてみたいと思います…。



え…?なぜ落ち込んでるかって…?


いや、特に意味はないんですけどね…(はーと)。






Hosi_3


星1つ



これは~あれですねぇ。


予告編を前から何度か見ていて、

凄い面白そうだなぁと思って結構期待してたんですけど…

見事に期待を裏切られる形になりましたね…(´・ω・`)ショボーン



がっかり度の大きさもあって、

少し厳しめに星1つにしておきました…(´・ω・`)ショボーン

Sen_46

かの有名な3億円強奪事件真犯人が実は女の子だった…

というストーリーで、これは予告編からもその内容が伺えます。



先ほども書きましたけど、

物語のプロットとしては凄く面白いストーリーになりそうな気はしたんですが…、

ん~、なんだろ。


いかんせん、軽いというんですかね。



3億円事件を起こす動機とか、

実際に実行に移す場面とか、

事件を起こした後の展開とか。



見る前に想像してたものはもっとこう、


ある天才的な犯罪を計画している男がいて、

その男を愛してしまった女性が半ば騙されるような形で事件に加担してしまう


…とかそんな感じのもっとドロドロした展開を想像してたんですが…(笑)



実際はとゆうと、親とか今の環境にちょっと不満のある若者が、

そういったものに反発するようにこんな事件起こしてみました…的な感じなんですね。



あと、映画の展開として、

この”3億円事件”がメインのストーリーだとばかり思ってたんですが、

どちらかというと映画のタイトル通り主役の女の子(宮崎あおい)の

「初恋」があくまでもメインテーマで、その初恋の相手がこの事件を計画してたから

言われるがままに「手伝っちゃった♪」くらいのノリで事件に加担して…

っていう、そんな少女の甘酸っぱい青春がありましたよ、

くらいの話なんですね(´・ω・`)



まぁ、だから何が言いたいかと言うと…



どうでもいい話が多すぎるんです。



そら、予告編見て期待してるこっちとしては、ぶっちゃけ事件の顚末も、

この映画でいう”事件の真相”(犯人が女性)という事まで知ってるわけですから、

そこに至るまでの過程を盛り上げてくれる事を期待して見るわけですよ。



その肝心の過程の話が↑で書いたように軽いしつまらんもんだから、

どうしようもないわけなんですな(´д`)



ま、正直…主演の宮崎あおいさんの演技も、

只々いつでもかわいい顔をして与えられたセリフを喋ってる…

という以上に感じるものは何もないですし…。



でも、1960~70年代の時代描写というか、

雰囲気作りは結構良く出来てたのでそこは評価できますかね。


それだけにストーリーがなぁ…

なんかちょっともったいないなぁと思ったり…(´・ω・`)ショボーーン

Sen_47

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%84%84%E5%86%86%E4%BA%8B%E4%BB%B6

(三億円事件 Wikipedia)



まだ生まれてもいないので当然リアルタイムでは知りませんが、

なんとも事件としてはすごくシンプルというかなんというか。



しかし、未だに犯人は捕まっていないんですから不思議な事件ですね。



……ところでですね。


このウィキペディアの一番下にある「外部リンク」の一番下のリンク先…。



いいんですか、これは……?(;´д`)



開いた瞬間ドキィッとしてしまいましたが…(写真がちょっと怖い…)




(しかし、田○弘○……?(;´д`))

(はて、どっかで聞いた様な気が…(;´д`))




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2007年2月17日 (土)

嫌われ松子の一生 と 日本アカデミー賞 [映画・DVD]

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昨日は、第30回日本アカデミー賞の授賞式



ぶっちゃけ、昔はたいして興味なかったんですが、

去年から映画をよく見るようになった自分としては、やっぱり気になるもので(´д`)


とゆうわけで、ちょっと楽しみに見させていただきました。




そして、各賞の受賞結果はこちら。




最優秀作品賞 「フラガール」


最優秀主演男優賞 渡辺謙(明日の記憶)

最優秀主演女優賞 中谷美紀(嫌われ松子の一生)

最優秀助演男優賞 笹野高史(武士の一分)

最優秀助演女優賞 蒼井優(フラガール)




「フラガール」ですか、おめでとうございます_(._.)_パチパチパチ



まだ見てないんですけど、なんかすごく評判よかったですもんねぇ、この映画。

同時に監督賞と、蒼井優さんも助演女優賞を受賞されてますね。



いやはや、おめでとうございます_(._.)_パチパチパチ



しかし、綺麗になりましたね~、蒼井さん。

ますます今後の活躍が楽しみな女優さんで。


自分も、是非DVDが出たらこの「フラガール」を見て、

蒼井さんのようにフラダンスを踊りたいと思ってます。(ウソです)




そして、謙さん!やりましたね~。

なんと意外な事に主演としての受賞は初めてなんだとか。



しかし、受賞後のスピーチがこれまた泣ける…(´Д⊂)



白血病の事はあまり普段は語らないようにしているそうですが、

今回のスピーチでは、やはりその事があっての今の自分がある、というね。



いいですねぇ、渡辺謙。もう、オーラが違いますもんね。



いやはや主演男優賞受賞、本当におめでとうございます_(._.)_パチパチパチ




「武士の一分」からは笹野高史さんが助演男優賞

壇上での喜びようが凄く印象的でした(笑)



そして、最優秀主演女優賞には中谷美紀さん。


今回映画のほうも見ましたが、

全くもって異論の余地が無い素晴らしい演技ですね。



おめでとうございます、おめでとうございます_(._.)_パチパチパチ





いやぁ、こうしてみると邦画もすてたもんじゃないですねぇ。

(見てないのが半分以上ですけども)


去年は邦画の成績が洋画を上回ったそうですが、

その結果もうなずける面白い映画がたくさん出てきてるんでしょう。



よきかな、よきかな♪(´д`)ワハハ





…で、ですね、ちょっとここで。



日本テレビに物申す!(怒)




昨日テレビを見てた方はわかると思うんですが、

まぁ、番組の作りがひどいひどい



なんなんですか、あの安っぽいバラエティー番組は…。



総合司会に関口宏さんと吉永小百合さんを配しておきながら、

番組的にはクリームシチューの上田さんと小池栄子さんがほぼメインのMC…。


そして、一番ひどかったのが受賞者へのインタビュアーを、

南海キャンディーズの山ちゃんて…(;´д⊂)



もうね、見てて痛々しいわ、さぶいわ、ぎこちないわ…(笑)


カンペ見っぱなしの思いっきり棒読みインタヴューでしたもんね…。



いや、別に山ちゃんが悪い…

まぁ、分不相応な仕事を引き受けた山ちゃんにも多少責任はあるとは思いますが、

それよりも、こんな大役をまだ経験不足の芸人さんに任せる

日本テレビのスタッフに怒りを覚えるというかですね。



そらね、

多少でも向上心のある人なら、こんな大きい話が来たら受けますよ。


山ちゃん的にはチャンスだと思って受けてみたんでしょうが、

では、日本テレビ的には、何故山ちゃんにその大任を任せたか?



もう、これしか考えられないんですよね。



相方のしずちゃんがフラガールに出てたから。



もうね、アホかと…(;´д⊂)



「しずちゃんと山ちゃん絡ませたら面白くね?www南海キャンディーズwww」



もう、この発想の持ち主に……かーーーつ!!!


いや、普通におもんないし…(笑)



とゆうか…

これだけのためにこんな事するのが、ほんと信じられないんですよね…(;´д⊂)


それに、ギコチナイ云々以前に、

単純に会場に来てる監督、俳優さんたちにも失礼なんじゃないかと。



受賞して涙する人もいるわけですから、

このアカデミー賞を目標として監督・俳優業をしている方も

中にはいるのかもしれませんし。



そんな大事な賞の授賞式にの全く違う、

しかも芸暦、ランクも全然下の人間からカンペ丸読みでインタビューを受けさせる。


こんな事をしてでも、テレビ的に面白ければ大丈夫だという認識の

日本テレビにはちょっと疑問を……いや、ちょっとどころじゃないか…(笑)


かなり疑問を感じましたね。




あとやっぱり、この日本アカデミー賞の権威がどうこうとかは知りませんが、

芸人さんを使うと、どうしても軽いんですよね、印象が。


上田さんなんかも、MC的にはさすがにこなれてましたけど、

やっぱり上手く笑いにつなげようとしてしまうのが見ててわかりますし。



とゆうか、そもそも…



視聴者が上田さんとか山ちゃん程度の笑いを

アカデミー賞に求めてると考るほうがおかしい



…と、個人的には思ったんですけどねぇ。



まぁ、来年の授賞式では、

是非この辺を考慮して改善してくれればなと思うんですが。




とりあえず……



Yamatyan

Sen_42

Hosi52_3


「嫌われ松子の一生」

星5つで!



んむ、これは面白い!


↑のほうでも書きましたが、

主演女優賞も納得の中谷さんの演技と素晴らしい技術・脚本。


これは非常~~に面白い映画でした!

Sen_43

タイトル通りの内容なんですが、

ずばり中谷美紀さん演じる”嫌われ松子”の転落人生を描いた作品です。


でも、”嫌われ”って書くと語弊があるような……ないような…(´・ω・`)


とにかく、この松子が不幸への道を真っ直ぐに突き進んでいくお話なんですが。



まぁ、もうこれは実際見るのが、

一番てっとり早くこの映画の良さを理解する方法なんですが(当たり前だけど)、

とりあえず、凄く面白い撮り方をしてる映画なんですね。



凝りに凝ったカットの連続と、原色ギラギラのド派手で綺麗な映像。


あと、ミュージカルノリの歌もかなり多く使われてたり、

ちょっと「チャーリーとチョコレート工場」に近い雰囲気がありますかね。


でも、個人的にはこちらの作品の方が好きですけど。

映画冒頭のシーンとか普通にカッコエエと思っちゃいましたし(´д`)



先ほども書いたとおり、

只々、松子の落ちていく一生を見るだけなんですが、

それでも最後まで飽きないのは、この映像技術と脚本力の高さですね。



無数に張り巡らされた伏線と人間ドラマの描き方



この辺りの上手さが映画の面白さを決定づけると同時に、

中島監督の技量の高さを伺い知る事のできる要素でもあります。




あと、注目すべきなのが豪華キャスト陣


ほんと、無名の俳優さんていないんじゃないかと思うくらい、

至る所に有名な俳優・芸人・歌手のみなさんが出てきます(笑)


これだけ集められるだけでも凄いですよねぇ。



で、個人的に一番面白かったのが、松子のお母さん



映画冒頭から、

(ああ、中谷さんてあの人に似てるなぁ)

なんて思ってたら、何気なくその本人がお母さん役で出てきて、

おもわず吹いちゃいました(笑)


やっぱり、似てたんですね…(笑)



他にもそういった面白いキャスティングがたくさんなされてますので、

その点も大いに楽しめる部分じゃないかと思います。




笑いあり、涙あり(×10)、

そして、切なさと小さな幸せもあり…


そんなエンターテインメント性タップリ(?)の

”嫌われ松子の一生”でした。

Sen_44

それでは、また来年のアカデミー賞でお会いしましょう、

シーユーネクストイヤー!(´д`)ノシ(イヤイヤ)




あれ……


そういえば沢尻エリカさん会場に来てませんでしたっけ…?


でも、コメント意外に何か出番あったかな…?はて…。



一体何しに来てt………




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2007年2月14日 (水)

「フライトプラン」 「君に読む物語」 「機動戦士Zガンダム」 [映画・DVD]

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携帯MP3プレイヤーにYUIさんの楽曲を入れてみたものの、

どうしても電車の中では音をしぼってしまう。


こんばんは、当ブログマネジャーSurでございます_(._.)_



だって、ええ歳した男がYUIさんとか聞いてるのがバレたら、

ちょっと恥ずいじゃないですか(笑)



しかし、この子はいくつなんだろ。

ずいぶん幼く見えるから、まだ16,7くらいなんですかね。


でも、いい曲作りますねぇ~。


いやはや、なんとも凄いもんだ(´д`)



それにしても、「タイヨウのうた」の挿入歌を聴くと、

また映画が見たくなりますね。


普段,、あまり2回3回と見る方ではないんですけど、

今度また見ようかなと思う今日このごろであります。




とゆうわけで、今回は

消化不良で書くのがめんどくさかった ちょっと書く機会を逃してしまっていた、

↑の3作品について、ちょこちょこっとコメントしていこうかなと思います_(._.)_



まぁ、それほど言う事も無いので

たまにはシンプルにコメントしていくのもいいんじゃないかなと_(._.)_




Hosi3_3

とりあえず、3作品ともこんな評価にしておきます。



個別に採点するほどの物でもないので 

いずれの作品も採点するのが少し困難なので、

多少甘い評価になってるかもしれませんが。

Sen_40

まずは「フライトプラン」



ジョディ・フォスター老けましたねー…twkbヴじxlうわなにをするふじこghwぞわ




飛行機内で娘を誘拐された母親(ジョディ)が、

娘を救出するべく必死に機内を捜索する、というお話なんです…が。



まぁ、そら娘をさらわれたら必死にもなるでしょうけどねぇ、

その必死さが見ててあまり共感できるものじゃないのが、

この映画の痛いところなんじゃないかなと(;´д⊂)



つまりやりすぎなんですね。無茶を。



わめきちらすわ、関係ない乗客を疑うわ、機内を勝手に荒らしまくるわで、もう…。


なんか被害者のはずのジョディなんですが、

見てて段々腹立ってくるというか…(笑)



サスペンス物としてもイマイチでしたかね。

犯人なんかモロに犯人顔で出てきたときにわかっちゃいますし…(´д`)



一応、評価の方は他のと一緒に星3つにしちゃってますけど、

この作品に関しては、星1つか2つといったところですか…。



宣伝用に収録されていたテレビドラマ「LOST」の1話目のほうが、

よっぽど面白かったという。





お次は「君に読む物語」。



これは~、たまにはメジャーなものばかりじゃなくて、

こう、隠れた名作的なものも見てみたいなという想いで見てみたんですけど、

ま、やっぱり隠れてただけはあるなと(´・ω・`)



でも、これは全然つまんなかったというほどでもないんですが。



見たの結構前なんで、もう主人公の名前とかわすれちゃいましたけど(爆)

ようは、初恋の相手を一途に愛するアメリカ人の男女のお話なんですが、

うーん、いかんせんこの二人の劇中のキャラクターと、

役者さん自体にもあまり魅力を感じなかったので、ちょっと退屈でしたね。



ストーリー的にもラスト付近まで

たいした盛り上がりも無かったように思いますし。



ああ、でもあれです。


映画冒頭とストーリー中盤あたりに、

川だか湖だか忘れましたけど、そこでボートに乗ってるシーンがあるんですが、

そのシーンだけはものっすごい綺麗でした。



ほんと、なんなら川にまつわる話にしてくれた方が、

もっと楽しめたんじゃないかと思うほど(笑)





最後に「機動戦士Zガンダム」三部作



これは以前にテレビで放送されていた

「機動戦士Zガンダム」をまとめた劇場版なんですが、

一応新訳という事になってます。


ラストの展開がテレビ版とはちょっと違っているんですね。


もっと言ってしまうと、

原作者の富野由悠季御大のニュータイプに関する見解が変わった、

ということらしいです。



ま、とりあえず、この新訳云々は抜きにしてこの映画を評価するとですね、


とにかく見づらい…(;´д⊂)



個人的にはガンダムは大好きなので(富野作品限定)

テレビ版のZガンダムも一応見てたんですが、

それでも、この劇場版を見るとストーリーがわかりずらいですから…。



とにかく落ち着きがなくて、

ほとんどダイジェストっていってもいいくらいの展開なんですね。


これは、テレビ版見てないとまず話がわからないと思います…(笑)



あと、ストーリーのわかりずらさもあるんですが、

肝心の作画が、昔の画と新たに書き直した画がカットごとにめまぐるしく変わるので、

そこも非常に気になりました…(;´д⊂)



やっぱり、クオリティが20年前の画と今の画じゃ全然違いますからねぇ…。



どうせなら、全部昔の画のまま使うか、

それとも完全に新画で作り直すかにしてほしかった…。


もちろん新画の方がいいですけど、

そこは予算の都合もあったんでしょう(´・ω・`)



まぁ、とりあえずこの2点。



もうちょっとストーリー展開を落ちついたものにして、

画もできれば完全新作にしてくれれば、ファンとしては言う事なかったんですけども。



…しかし、こうは言ってても、

なんやかんやで最後まで結構楽しめたんですけどね(´д`)(どっちやねん)


やっぱり、戦闘シーンなんかは今見ても燃える…!o(`ω´*)o




あ、あと新訳の部分に関してはですね。



今更ネタばれというほどでもないので書いちゃいますが。

(どうせファンの人意外見ないだろうし)


20年前のテレビ版Zのラストでは、

ニュータイプとしての素養が高すぎた主人公のカミーユは、

人々の念(死者のも)を自らの中に取り込みすぎて発狂してしまうという、

悲劇的なラストシーンだったわけなんですが。


今回の劇場版のラストシーンは、

生き残った幼馴染の女の子ファ・ユイリィと抱き合い、

生身の人間に触れられる喜びをかみ締める、というシーンに変えられています。



これはどういうことかと言うと、隣人愛なんだそうで。



ようは、ニュータイプだ、オールドタイプだ、なんだかんだじゃなくて、

まずは隣にいる人を愛しなさい、と。


テレパシーのような心だけで通じるんじゃなくて、

生身の人間とコミュニケーションをしていかなくてはいけないんだよ、と。



そう、富野御大は仰りたいようです_(._.)_



これは~、ファンの間では賛否両論あるのかもしれませんが、

個人的には中々いいニュータイプの最終論なんじゃないかと思いますねぇ。



1stガンダムの頃から累々と続いていた、

この作品の最大のテーマ「ニュータイプとは何か」。



このテーマに20数年かけて富野監督が導き出した答えが、

ようはニュータイプとて普通の人間なんだ、と。



うーん、いいじゃないですか、ねぇ。


この一見、極当たり前かのような結論なんですが、

数十年をかけて辿り着いた過程を思うと、なかなか感慨深い物がありますし。



やはり、ニュータイプという言葉が

ここに至るのを邪魔をしていたのかな、とも思います。



が、しかし。


この「ニュータイプの最終論」みたいな話は、実は掲示板を見て知ったんですが、

この辺の描写を、もっと劇中で時間をかけて描いてほしかったですねぇ。



さすがに、ファと抱き合ってるシーンだけで

これを全て理解しろとゆうのも無理な話ですから…(;´д⊂)



それこそニュータイプでもないと…。

Sen_41

さて、とりあえず今回はこんな感じでした_(._.)_



…ほんとはもっと短く書くつもりだったんですが、

ガンダムのクダリでやっぱり長くなってしまった…ε=(~Д~;)



とゆうわけで、ちょっと疲れたので今日はこの辺で。


それでは、また!(´・ω・`)ノシ




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2007年2月11日 (日)

タイヨウのうた [映画・DVD]

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去年、TBSで放送された沢尻エリカさん主演

ドラマ版「タイヨウのうた」。


そちらは一応初回から見てみたんですが、

確か2,3話目で見るのをやめてしまいました(;´д⊂)



さて、映画版「タイヨウのうた」の方はどうなんでしょう…







Hosi6_9



あかん、泣いてもうた。



えぇ……まさか……うそん…

泣いてもうたよ…。




いやぁぁぁぁ、これは意外………。

ほんと、まさかこれほど感動してしまうとは思ってもみませんでした(;´д⊂)



こう、道を歩いていたら後ろからいきなり金属バットで、

長嶋さんからの千本ノックが始まったような。



それっくらい自分の中では意外なほどの良い作品でした…。




もう、とりあえず、

あれだけこの作品を劣化させられるドラマ版のスタッフの方々に、

拍手を送りたいと思います_(._.)_

Sen_38

先入観とは恐ろしいものですねぇ。


ドラマ版を見て、

(ああ、やっぱこんなもんか…)という評価を下してしまい、

なんならもう、この映画も見なくてもいいかな…くらいに思ってたんですが…



も、なにこれ、ぜんっぜん違うやん?(´д`)




まぁ、ドラマ版は置いといてですね…、

もう、この映画は、他の誰でもないYUIさんありきの作品ですね。



オーディションなのか、スタッフの方が発掘してきたのか、

それとも、売り出し目的での事務所のプッシュ的な事なのか。


どうゆう経緯でこの映画に出る事になったのかは知りませんが、

この前歴の全くないYUIさんをキャスティングした映画スタッフの方には、

とにかく拍手を送りたいと思います_(._.)_



もうねぇ、いいですね~。この子は。



たとえ”演技力”というものが無くても、いくらセリフが”棒読み”でも、

”歌”さえあれば人を感動させる事ができる、という。


もう、この作品のテーマ自体を、

YUIさん本人が体現していると言ってもいいんじゃないかと。



って、なんか、気持ち悪いくらいベタボメしてますけども…(笑)


いや、でもホントそのくらい素晴らしい歌唱力だと思いました。


劇中で歌うシーンのある映画でここまで感動したのは、

たぶん初めてでしたしね。



それに、この歌の力があるからこそ

街中で歌うシーンで人が集まってくる場面にも説得力が出るわけですし、

相手役の塚本高史さん、そして両親の、

「もう一度、薫(YUI)の歌が聴きたい」という想い。


この想いにも見ていて共感できるわけなんですよねぇ。


実際、本当にもっと歌が聴きたくなりましたしね。




あと、ですね。


演技という点では、当然素人と言っても仕方のないものでしたけど、

このYUIさんの声というのが、ちょっとクサイ言い方をしてしまいますと、

「心に直接響く声」とでも言いましょうか。



演技云々じゃなしに、こう、に訴えかけてくるものがあるというか。



でもう、さらに恥ずかしげもなく言ってしまうと、

この映画には、本当にYUIさんのその”ピュア”な魅力がたくさん詰まっていました。




ええ、自分自身もそうだったんですが、

ただの青臭い恋愛映画だと毛嫌いしてしまうには、

余りにも勿体無い作品だと思います。

Sen_39

…いやぁ、よかった。

さっき見たばっかりなので、まだかなり余韻が残ってますが…ε=(~Д~;)



ほんとYUIさんには、本業の歌手としても頑張ってほしいです。



とゆうわけで、応援の意味もこめて…ペタペタ



Rolling star Music Rolling star

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CHE.R.RY (初回限定盤)(DVD付) Music CHE.R.RY (初回限定盤)(DVD付)

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FROM ME TO YOU Music FROM ME TO YOU

アーティスト:YUI
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Good-bye days Music Good-bye days

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2007年2月 8日 (木)

明日の記憶 [映画・DVD]

明日の記憶 DVD 明日の記憶

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発売日:2006/10/21
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星4つ


うん、いい映画ですねぇ。



過去に「私の頭の中の消しゴム」や「博士の愛した数式」等を見て

ああゆう作品は嫌いだとここでも書きましたけど、

ようやく、同じ病気を扱う作品の中でも”好きな”映画に出会えたような、

そんな気が致します_(._.)_

Sen_38

この映画に関しては、それ程詳しいあらすじなんかは必要ないでしょう。



”ある日、49歳にしてアルツハイマー病と診断された

広告代理店に勤める仕事人間の佐伯雅行(渡辺謙)。

そんな夫を献身的に支える妻の枝実子(樋口可南子)。”



この二人の物語です。



ストーリー的にはこれだけのお話なんですが、

その中でのこの映画の良さといえば、もう言うまでもなく

渡辺謙さんと樋口可南子さんの魂のこもった演技



これに尽きますね。




そもそも、この映画を見てみたいなと思ったきっかけは、

去年の年末だったと思うんですが、テレビでやってたある番組を見てですね、

その番組自体は「ラストサムライ」云々とゆう内容だったので、

たぶん再放送だと思いますが、「渡辺謙特集」みたいな番組だったんです。



恐らく、「硫黄島」に関連しての再放送だったのでしょう。



でまぁ、その中でこの「明日の記憶」の事が紹介されてたんですが、

その時の内容がですね、この映画の試写会に

アルツハイマー病の患者さんを持つ御家族の方を招いて映画を見てもらって、

その後にその家族の方たちと謙さんが懇親会(?)のような物を開いたと。



そこではもちろん、この映画の感想や、

この病気の患者さんを持つ家族の方の現状なんかを話しあってたんですが、

その冒頭で謙さんが挨拶をしている時に感極まって泣いてたんですね。



その姿を見て単純な自分はもう、


やな、これは…(´д`)

 が入っとる、うん…(´д`)」


とストレートに謙さんファンになってしまってました。



で、その後にも地方へ行って

その地元の中学だか高校だかの生徒たちにも映画を見てもらい、

そして、なんと謙さん自身がその学校へ赴き生徒たちと語り合う、という。


そんなところも紹介されてたわけなんですよ。



で、これが何でそんなによかったかって、

それ以前にやってた「ラストサムライ」関連の話題での、

やれ”ハリウッド進出”だの、やれ”世界のKEN WATANABE”だの、

そうゆう話を見た後で、この映画での上記のような謙さんの姿を見た。



なんというか、ギャップというんですかね。



自身は、ハリウッドへの道が開かれたチャンスの時期にも関わらず、

こういった言わば地味な映画にも出て、なおかつ観客の人達ともしっかり向き合う。


ぶっちゃけ、その番組見るまで知りませんでしたし、この映画の事。

まぁ、お世辞にも話題作とかヒット作とは言えるものではないでしょう。



しかし、そういう役者としての姿勢というか、

作品1本1本を凄く大切にしてるんだなぁ、と。


そういった物が伝わってきて、いたく感激してしまいまして_(._.)_




そんな経緯でこの映画を…

いえ、渡辺謙を見たかったと言うべきでしょう。



そして、実際に作品を見た。

ええ、やはり役者としてのが、そこにはありましたね。



もう、この映画のタイトルも「魂」でいいんじゃないでしょうか。

(いや、それはまずいか)




んー、もちろん!

樋口可南子さんからも同じくらいの役者魂を感じる事が出来ましたよ。


ほんと、見てて胸が痛くなるシーンがいくつもありましたしね…(;´д⊂)



「出演依頼が来たのでとりあえず出てみました」

…では、決して出来る演技ではないと思います、あれは。




泣ける映画だとか、重いテーマの映画として見るんじゃなくてですね、

この夫婦愛を見ればいいじゃない。



うん、そんな映画だと思います。

Sen_39

あ、そうだ。



これだけは書きたいなと思ってた事なんですが、

この映画の内容で好きなところがですね。


”夫婦の若い時の描写”があることなんですよ。



あの~、よくこういった病気のドキュメンタリー的な番組を見ると、

(高齢なのに大変だなぁ…)とか、

(ぶっちゃけ看病するのもしんどいんだろうなぁ…)

なんて一見すると思ってしまいがち…だと思うんですが(´・ω・`)オモワナイ?



でも、当のご本人たちにしてみれば、やっぱり違うと思うんですね。



それこそ、この映画のように昔の姿の記憶…

元は恋人同士だった大好きな彼氏、彼女の時の記憶があるからこそ、

どんな病気になっても見捨てる事はできないのだと。



何十年も一緒にいるから仕方なく…とか、情とかそういったものじゃなくて。



ま、全く持って自分の妄想の範囲としかいいようがないですけど、

結構そんな風に思うことがあったんですね、この映画を見る前から。



で、実際にこの映画の中にもそういった場面(と自分は受け取った)が出てきた。

そこが良かったというか、ちょっと嬉しかったというか。





…うーん、まぁぶっちゃけ自分でも何が言いたいのかよくわからんな、

この文章じゃ…(´д`)



実は、もう既に半分目が閉じてる状態でこれを書いてますので、

その点は何卒ご容赦を_(._.)_





とゆうわけで寝ようと思います(爆)



おやすみなさい(´・ω・`)ノシ




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2007年2月 4日 (日)

松本人志初監督作品 「大日本人」 [映画・コラム]



記者会見的には少し前の話題になりますが、

あの松本人志さんが初の映画監督に挑戦した、

その名も「大日本人」の制作発表記者会見が行われたようです。



http://www.dainipponjin.com/index.html(大日本人 公式サイト)



おおー、これはちょっと楽しみですねぇー(*´Д`*)


…って、↑の記者会見の内容を見てもわかる通り、

映画の内容はおろか、

主演の松本さん以外のキャストすら明かされてないですが…(笑)



まぁ、この人らしいといえば凄くこの人らしいですけども。



あれでしょうね。


公式サイトの監督のコメントとか、記者会見の内容なんかを読んでみると

色々と内容を明かさない理由も書いてますが、

単純にこう…、彼女へでも誰へにでもいいんですが、

相手の誕生日に自分が凄くいいプレゼントを用意したんだけど、

事前にネホリハホリ…バックなのか指輪なのか洋服なのか、

どこのブランドなのか値段はいくらなのか…といったような事を聞かれるのがイヤで、

当日になって初めてプレゼントを渡して驚かせたいみたいな。



そういった、言っちゃえばちょっと”幼稚”な気持ちが根底にあるような気が、

個人的にはしたんですけども…(笑)



まぁ、逆に言えばそのくらい驚かせる自信があるという事なんでしょうけどもね。




しかし、まぁ、何が凄いって記者会見に600人ですか…∑( ̄□ ̄;)


やっぱり、ものっすごい期待のされ方ですねぇ。


でも、会見でも北野武監督なんかと比較されるような事言われてますけど、

それはちょっと違うような気もしますが…。



まぁ、でも普通にどんな映画になるのか楽しみではあります_(._.)_



”ヒーロー” ”これまで自分がやってきた延長線上”

というキーワードが出てましたが。


となると…やはりコントの拡大版みたいな感じですかね?



そうすると真っ先に浮かんでくるのが…

この以前に発表された「VISUALBUM」なわけなんですが。




VISUALBUM Vol.1 りんご 「システムキッチン」



この作品もすんごいクオリティ高くて大好きなんですが、

…とゆうか、今見てもやっぱおもろい(笑)



やっぱり映画の方も、こういう風合いの作品になるんですかねぇ。


どうかなぁ、やっぱわからんなぁ…(笑)




まぁ、しかし、この「VISUALBUM」的な作品も面白いし好きなんですが、

一松本人志ファンとしては、せっかく映画を撮ってくれるのなら、

こう”笑い”の要素を全く抜いた…、

それこそ、ラブストーリーとかシリアスな内容の物も見てみたいなとゆう想いも、

正直ありますねぇ。



この人から”笑い”を取る意味があるのかと言われればそうなんですが、

でも、ある意味”笑い”の才能にかけては、もう誰も疑う余地のないところですし、

また違った才能があるとするならば、その辺も見てみたいな、と。


そんな風にも思う次第であります。





公開は6月ですか。

それまで首を長くして楽しみに待ちますかね_(._.)_



…とゆうか、ほんとに公開まで情報0だったらどうしよう…(笑)




あ、そうそう。



松本人志のシネマ坊主 Book 松本人志のシネマ坊主

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シネマ坊主2 Book シネマ坊主2

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前に映画の批評をやってるとは耳にしたことあったんですが、

こうゆう本が出てるんですね~。



面白そうだし是非今度読んでみよう。




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2007年2月 2日 (金)

8月のクリスマス [映画・DVD]

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1998年に韓国で公開された

「八月のクリスマス」の日本リメイク版





Hosi3_2


星3つ

こんなところで皆様のご機嫌を伺おうかというとこなんですが。




で、ちなみに韓国版の評価の方はというと…





Hosi52_2

こうなっちゃいますねぇ。



こちらのオリジナルの方を見たのはずいぶん前になりますが、

結構ワタクシはまりましたです、ハイ。

Sen_36

まず、この二つの作品で何が違うかというとですね、

当然、舞台の日本と韓国


それと、人物の多少の設定の違い。

(ヒロインの職業が韓国版は婦警、日本版だと教師)



あと、これも当然といえば当然なんですが、

映画としてはこれが一番重要かもしれない演じる役者の違い



あえて違いを探すとなるとこれくらいですかね。


ま、でも、ほとんど違いはないと言っちゃってもいいくらい、

ほぼ忠実にオリジナルにそってリメイクされていました。



しかし、それが良いのか悪いのかというのは、また別の話ですけども…。



あ、そうそう。


リメイク版の評価、星3つという事になってますが、

当然、”最初から最後までストーリーを知っているから”というのが

大前提としてあるので、そこは誤解のなきよう_(._.)_



この映画自体の作りは凄く丁寧に作られていて、

そこは非常に好感持てましたしね。




んが、しかし。



その”オリジナル版を見てしまっている”という点を抜きにしても、

今一歩、作品としての面白みには欠けたかなぁというのも正直なところ。


そこはやっぱり、先ほども言いました、

演じる役者さんの違いかなという気が致します…(;´ρ`)





日本版の主演が山崎まさよしさん、

そして、ヒロイン役に関めぐみさんのお二人。



この関めぐみさんてあんまり見たことが無い人だなぁと思ったら、

どうやらまだ新人の女優さんのようで。


なるほどなるほど。



で、山崎さんに関しては本業が歌手とは思えないほど、

十分にこの役を演じきっていたのでは…というのが個人的な感想です。



演技的に多少ぎこちない点はあったにせよ、

見れないとゆうほどでは全然なかったですし、あと山崎さんの持つ雰囲気ですね。


そうゆう面でも、この役は結構はまり役だったんじゃないかと思うんですが。



で、一方の関さんの方はというと…。


決して演技がどうこうという事ではないんですが、

この由紀子という役に、関さんがピッタリの女優さんだったかどうかとゆうと…、

ちょっと疑問になってしまうところですかね(;´ρ`)




韓国版の、ちょっと役名忘れてしまいましたが…(爆)

まぁ、仮に女の子としましょう。



この女の子が、いわゆる天然キャラで何を考えてるのかわからないところに、

この女の子の可愛さみたいなのがあったと思うんですね。


で、その女の子のイメージと、

この役を演じていた女優さんが出す雰囲気が凄く合っていて、

オリジナル版ではそこに違和感を感じずに見れたわけなんですが。



で、このリメイク版のほうでも設定的に職業は違えど、

キャラクター的には、ほぼオリジナルのそのまんまなんですね。


そこでちょっと、この関めぐみさんという女優さんと、

この役のキャラクターでは合わないんじゃないかと感じたわけなんですが。




んー、まぁちょっと難しいといえば難しい役どころなんですかねぇ。


新人の女優さんが自分にはない性格の役を演じるには、

少し荷が重すぎたのでしょうか…。




しかし、いますかね。


この”天然で何を考えているかわからない”娘を、

違和感なく演じられる日本の女優……





ゆうこりん?




いやいや、それだとリメイクじゃなくてパロディになってしまうな…(;´ρ`)




いや、とゆうか、

別に他の女優さんにすればいいとか言いたいんじゃなくてですね。



せっかく、新人さんとはいえ

この関めぐみさんという日本的で綺麗な女優さんを使うわけなんですから、

どうせなら職業だけじゃなくて、

キャラクターもいっそ日本的な女性に変えてもよかったんじゃないかと。



大和撫子的な…清楚でおしとやかみたいなですね。



それなら関さんのイメージにも合いそうな感じがしますし、

教師(臨時みたいですけど)とゆう設定にもピッタリなんではないかなと。




それくらいなら別に物語が破定することもないと思いますし、

それに伴ってエピソードなんかもいくつか増やせば、

韓国版を見た人でも(自分も含めて)、また違った楽しみ方ができますし、

1本の映画としても自立したものになっていたんじゃないかと思うんですが。



とにかく、リメイク版だからといって、

オリジナルをまんまコピーしてたんじゃリメイクする意味がないですし、

映画の評価の方もそこで終わっちゃいますもんね。



風景とか演じる人が日本向けになるのは、当然日本人としては嬉しいことですけど、

そこでオリジナルにはないオリジナルな物を追加してくれれば、

もっと良い作品になってたような気がしたんですけども。

Sen_37

で、最後にもうひとつだけ不満な点があったんですが…



でも、これはモロにネタばれになってしまうので、

もし、これからこの映画…

リメイク版、オリジナル版を問わずですね、見ようと思われている方は、

”絶対に”この先は見ないようにお願い致したいわけであります…_(._.)_







では書きます…_(._.)_







え~、ラストにこの作品の主人公の男性は

不治の病(病名不明)によって死んでしまうわけなんですが、

その少し前にですね。

この病気の発症により入院してしまうわけなんです。



で、それまでにちょっといい間柄になりつつあった女の子との関係も、

突然、連絡も途絶えて、写真屋(男性の店)に行っても誰もいない…、

という事からフラれたと思いこんだ女の子は、

そのまま新しい職場の赴任先に行ってしまうんです。

携帯電話?なんですか、それは?(´д`)




で、しばらくして退院して店に戻ってくる男性。

そこで、女の子が留守中に置いていった手紙を見る。



その内容は劇中では明らかにされてませんが、

おそらくラブレター的な内容と、新しい赴任先に旅立つ事が書かれていると思います。



で、男性も手紙を書く。

しかし、もう自分の命が長くない事を悟っている男性は、

その手紙を出さずに彼女の写真と共に小さな箱にしまってしまう。



そして、男性はお亡くなりに…。



と、ここまでは日韓共に同じ内容なんですが…。




その後の韓国版のラストシーンでは、

男性の妹がその箱を見つけて、

(ああ、兄にもこんな人がいたのね)的なことだと思うんですが、

手紙は出さずに、彼女の写真を店のウィンドウに飾っておくんですね。



そして、男性は彼女に本当の想いを伝えることなく死んでしまい、

彼女の方も男性の病気のこと、そして、死んでしまった事も知らずに去ってしまい、

ふと、休暇か何かで地元に戻ったおりにその店に立ち寄った際、

そこに飾られた自分の写真を見て照れたように笑い、そしてそのまま立ち去り、

その後の彼女の人生を歩んでいく。



…という風に自分は解釈して、

その切ねー( iдi )感がスンゴイ好きだったんですが…。




しかし、日本版ではですね…、

この男性の妹が彼女に手紙を出しちゃうんですね…ε=(~Д~;)




いやぁ~~、そこは違うやろ!?と…(;´д⊂)





映画見てる時も、



Kotatu



こんな感じでしたよ…(;´д⊂)




ちょっ…そこは別に変えるとこじゃないんじゃ…(;;´×ω×`)イテテテ…

…とラストに軽い衝撃を覚えてしまいました。




やっぱりあそこは、

お互いに”本当のことを知らないまま”とゆうのが良いと思うんですが…。



それとも、原作か何かあって

本当は手紙を出したんだけど韓国版ではそれが分かりにくかったから、

日本版ではあえてそのシーンを入れた…とかいう事なんでしょうか…。



う~ん、それにしてもなぁ……(;´д⊂)





まぁ、なにはともあれ……



最後の主題歌は、

断然日本版(歌:山崎まさよし)の方がよかったです。




やっぱり、日本語の歌詞の方がで耳に入ってきますからね♪




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